2 前月との比較
総合指数の対前月比は0.1%上昇した。これは10大費目の「教養娯楽」が教養娯楽用耐久財の値下がりにより0.1%下落したものの、「交通通信」が交通の値上がりにより0.3%、「食料」が果物、飲料の値上がりにより0.1%各々上昇したためである。
(1)今月動きの大きかった10大費目
@交通通信 100.8となり、前月に比べ0.3%上昇した。これは、交通が0.5%上昇したためである。
A保健医療
111.7となり前月に比べ0.2%下落した。これは保健医療用品・器具が1.1%下落したためである。
B諸雑費
101.6となり、前月に比べ0.2%下落した。これは、理美容用品が0.8%下落したためである。
(2)今月上昇した主な項目(中分類)
「食料」のうち
果 物 6.2%
「食料」のうち
飲 料 3.9%
「食料」のうち
野 菜 ・ 海 藻 2.1%
(3)今月下落した主な項目(中分類)
「食料」のうち
油 脂 ・ 調 味 料 −5.6%
「食料」のうち 肉 類
−3.0%
「家具・家事用品」のうち 家 庭 用 耐 久 財 −2.9%
3 前年同月との比較
総合指数の対前年同月比は、0.3%の下落となった。これは10大費目で見ると、「光熱・水道」が2.7%上昇したものの「家具・家事用品」が4.5%、「住居」が0.6%各々下落したためである。
(1)上昇した主な項目(中分類)
「食料」のうち
果 物 30.3%
「光熱・水道」のうち
上 下
水 道
料 9.4%
「光熱・水道」のうち
他 の 光 熱(灯油) 7.8%
(2)今月下落した主な項目(中分類)
「保健医療」のうち
保 健 医 療 用 品 ・ 器 具 −8.2%
「諸雑費」のうち
身 の 回 り 用 品 −6.9%
「食料」のうち 肉 類
−6.6%
4 平成12年平均と平成11年平均との比較
総合指数の対前年比は−0.8%下落し,100.9となった。これは10大費目で見ると、「光熱・水道」が2.7%、「教育」が0.8%、各々上昇したものの、「食料」が2.2%、「家具・家事用品」が4.8%、「被服及び履物」が1.0%各々下落したためである。