1 概 要 平成13年7月分のさいたま市の消費者物価指数(平成7年平均=100)は総合で99.4となり、対前月比0.6%、対前年同月比1.3%各々下落した。
2 前月からの動き 総合指数の対前月比は0.6%下落した。これは10大費目の「諸雑費」が身の回り品の値上がりにより0.2%上昇したものの、「被服及び履物」が衣料、シャツ・セーター・下着類の値下がりにより3.5%、「食料」が果物、飲料の値下がりにより1.1%各々下落したためである。
(1)今月動きの大きかった10大費目
<被服及び履物> 101.5となり、前月に比べ3.5%下落した。これは衣料が4.7%、シャツ・セーター・下着類が4.3%各々下落したためである。
<食料> 100.2となり前月に比べ1.1%下落した。これは果物が9.3%、飲
料が4.1%各々下落したためである。
<教養娯楽> 98.4となり、前月に比べ0.5%下落した。これは教養娯楽耐久財が1.4%下落したためである。
(2)今月上昇した主な項目(中分類)
「食料」のうち 油脂・調味料 7.8%
「食料」のうち 肉類
1.3%
「諸雑費」のうち 身の回り用品 1.2%
(3)今月下落した主な項目(中分類)
「食料」のうち
果物
−9.3%
「被服及び履物」のうち 衣料
−4.7%
「被服及び履物」のうち シャツ・セーター・下着類
−4.3%
3 前年同月との比較 総合指数の対前年同月比は1.3%下落した。これは10大費目の「教育」が教科書・参考書の値上がりにより1.2%上昇したものの、「住居」が家賃の値下がりにより1.8%、「食料」が飲料及び乳卵類の値下がりにより1.4%、各々下落したためである。
(1)今月上昇した主な項目(中分類)
「光熱水道」のうち 他の光熱(灯油)
5.9%
「保健医療」のうち 保健医療サービス 2.3%
「保健医療」のうち 医薬品
2.1%
(2)今月下落した主な項目(中分類)
「家具・家事用品」のうち 家庭用耐久財 −13.7%
「教養娯楽」のうち
教養娯楽耐久財 −7.5%
「食料」のうち
飲料
−6.7%