1 概   要  
  平成15年9月分のさいたま市の消費者物価指数(平成12年平均=100)は総合で96.9となり、対前月比は0.1%、対前年同月比は0.3%各々下落した。 

2 前月からの動き                                        
  総合指数の前月比が0.1%の下落となった内訳を寄与度でみると、「教養娯楽」、「交通通信」、「家具・家事用品」などの下落が要因となっている。 なお、「被服及び履物」、「食料」などは上昇した。  

主な内訳  
<教 養 娯 楽> 93.1となり、前月に比べ3.2%下落した。これは教養娯楽サー ビスが5.0%下落したためである。 
<交 通 通 信>98.3となり、前月に比べ0.8%下落した。これは交通が3.0%下 落したためである。         
<家具・家事用品> 83.4となり、前月に比べ1.9%下落した。これは家庭用耐久財 が4.1%下落したためである。 

〔参考〕 
(1)前月比で上昇幅の大きかった項目(中分類)     
「被服及び履物」のうち   衣料                              13.2%    
「被服及び履物」のうち   シャツ・セーター・下着類    11.1%    
「食料」のうち                野菜・海藻                       3.8%  

(2)前月比で下落幅の大きかった項目(中分類)     
「教養娯楽」のうち         教養娯楽サービス           -5.0%    
「食料」のうち                油脂・調味料                 -4.4%    
「家具・家事用品」のうち  家庭用耐久財                -4.1%    

3 前年同月との比較  
  総合指数の前年同月比が0.3%の下落となった内訳を寄与度でみると、「教養娯楽」、「住居」、「家具・家事用品」などの下落が要因となっている。 なお、「保健医療」、「光熱・水道」などは上昇した。 

〔参考〕 
(1)前年同月比で上昇幅の大きかった項目(中分類)     
「保健医療」のうち        保健医療サービス            9.1%    
「諸  雑  費」のうち   た    ば    こ            8.2%    
「光熱・水道」のうち      他の光熱                        8.0% 

(2)前年同月比で下落幅の大きかった項目(中分類)     
「教養娯楽」のうち        教養娯楽用耐久財         -13.7%    
「家具・家事用品」のうち  家庭用耐久財                -12.5%    
「被服及び履物」のうち   シャツ・セーター・下着類    -4.0%