2 前月からの動き
総合指数の前月比が0.2%の上昇となった内訳を寄与度でみると、「教養娯楽」、「交通通信」、「食料」などの上昇が要因となっている。 なお、「被服及び履物」、「保健医療」などは下落した。
主な内訳
<教養娯楽>96.2となり、前月に比べ2.2%上昇した。これは教養娯楽用耐久財が2.0%下落したものの教養娯楽サービスが4.4%上昇したためである。
<交通通信>99.1となり、前月に比べ0.4%上昇した。これは自動車等関係費が0.4%下落したものの交通が2.0%上昇したためである。
<食 料> 98.0となり、前月に比べ0.1%上昇した。これは乳卵類が1.6%、菓子類が1.4%各々下落したものの、果物が4.6%、調理食品が1.7%、油脂・調味料が1.6%、肉類が0.6%、魚介類が0.4%各々下落したためである。
〔参考〕
(1)前月比で上昇幅の大きかった項目(中分類)
「食料」のうち 果物 4.6%
「教養娯楽」のうち 教養娯楽サービス 4.4%
「交通通信」のうち 交通 2.0% (
2)前月比で下落幅の大きかった項目(中分類)
「被服及び履物」のうち 衣 料 -4.4%
「被服及び履物」のうち シャツ・セーター・下着類 -4.1%
「教 養 娯 楽」のうち 教養娯楽用耐久財 -2.0%
3 前年同月との比較
総合指数の前年同月比が0.2%の下落となった内訳を寄与度でみると、「教養娯楽」、「被服及び履物」、「住居」などの下落が要因となっている。 なお、「保健医療」、「光熱・水道」などは上昇した。
〔参考〕
(1)前年同月比で上昇幅の大きかった項目(中分類)
「保健医療」のうち 保健医療サービス 8.9%
「諸 雑 費」のうち た ば こ 8.2%
「光熱・水道」のうち 他の光熱 8.0%
(2)前年同月比で下落幅の大きかった項目(中分類)
「教養娯楽」のうち 教養娯楽用耐久財 -15.0%
「家具・家事用品」のうち 家庭用耐久財 -10.7%
「被服及び履物」のうち 衣 料 -6.5%