1 概   要  平成15年7月分のさいたま市の消費者物価指数(平成12年平均=100)は総合で96.8となり、対前月比は0.3%、対前年同月比は0.2%各々下落した。  

2 前月からの動き                                        
 総合指数の前月比が0.3%の下落となった内訳を寄与度でみると、「食料」、「被服及び履物」、「家具・家事用品」などの下落が要因となっている。
 なお、「教養娯楽」、「諸雑費」などは上昇した。 
 
主な内訳 
<食    料> 97.9となり、前月に比べ1.3%下落した。これは果物が19.2%、飲料が3.4%、調理食品が1.8%各々下落したためである。
<被服及び履物> 92.1となり、前月に比べ3.3%下落した。これはシャツ・セーター・下着類が5.3%、衣料が4.3%各々下落したためである。
<家具・家事用品> 84.6となり、前月に比べ0.6%下落した。これは家庭用耐久財 が1.4%下落したためである。 

〔参考〕 
(1)前月比で上昇幅の大きかった項目(中分類)     
「諸  雑  費 」のうち   た    ば    こ    8.2%    
「教養娯楽 」のうち        教養娯楽サービス     3.2%    
「食     料 」のうち   油脂・調味料           1.8%  
(2)前月比で下落幅の大きかった項目(中分類)     
「食料」のうち               果物                              -19.2%    
「被服及び履物」のうち   シャツ・セーター・下着類    - 5.3%    
「被服及び履物」のうち   衣        料             - 4.3%     

3 前年同月との比較  
  総合指数の前年同月比が0.2%の下落となった内訳を寄与度でみると、「被服及び履物」、「教養娯楽」、「住居」などの下落が要因となっている。 
 なお、「保健医療」、「光熱・水道」などは上昇した。 
 
〔参考〕 
(1)前年同月比で上昇幅の大きかった項目(中分類)     
「保健医療」のうち         保健医療サービス    8.9%    
「諸  雑  費」のうち    た    ば    こ    8.2%    
「光熱・水道」のうち       他の光熱                 8.0%  
(2)前年同月比で下落幅の大きかった項目(中分類)     
「教養娯楽」のうち           教養娯楽用耐久財   -15.0%    
「家具・家事用品」のうち   家庭用耐久財          -9.7%    
「被服及び履物」のうち     衣        料    -6.8%