1 概   要  
平成15年8月分のさいたま市の消費者物価指数(平成12年平均=100)は総合で97.0となり、対前月比は0.2%上昇し、対前年同月比は0.2%下落した。 

2 前月からの動き                                        
総合指数の前月比が0.2%の上昇となった内訳を寄与度でみると、「教養娯楽」、「交通通信」、「食料」などの上昇が要因となっている。 なお、「被服及び履物」、「保健医療」などは下落した。  

主な内訳 
<教養娯楽>96.2となり、前月に比べ2.2%上昇した。これは教養娯楽用耐久財が2.0%下落したものの教養娯楽サービスが4.4%上昇したためである。 
<交通通信>99.1となり、前月に比べ0.4%上昇した。これは自動車等関係費が0.4%下落したものの交通が2.0%上昇したためである。       
<食   料> 98.0となり、前月に比べ0.1%上昇した。これは乳卵類が1.6%、菓子類が1.4%各々下落したものの、果物が4.6%、調理食品が1.7%、油脂・調味料が1.6%、肉類が0.6%、魚介類が0.4%各々下落したためである。 

〔参考〕 
(1)前月比で上昇幅の大きかった項目(中分類)     
「食料」のうち   果物     4.6%    
「教養娯楽」のうち   教養娯楽サービス     4.4%    
「交通通信」のうち   交通     2.0%  (
2)前月比で下落幅の大きかった項目(中分類)     
「被服及び履物」のうち   衣        料    -4.4%    
「被服及び履物」のうち   シャツ・セーター・下着類    -4.1%    
「教 養 娯 楽」のうち   教養娯楽用耐久財    -2.0%    

3 前年同月との比較  
総合指数の前年同月比が0.2%の下落となった内訳を寄与度でみると、「教養娯楽」、「被服及び履物」、「住居」などの下落が要因となっている。 なお、「保健医療」、「光熱・水道」などは上昇した。 

〔参考〕 
(1)前年同月比で上昇幅の大きかった項目(中分類)     
「保健医療」のうち   保健医療サービス    8.9%    
「諸  雑  費」のうち   た    ば    こ    8.2%    
「光熱・水道」のうち   他の光熱    8.0% 
(2)前年同月比で下落幅の大きかった項目(中分類)     
「教養娯楽」のうち   教養娯楽用耐久財   -15.0%    
「家具・家事用品」のうち   家庭用耐久財   -10.7%    
「被服及び履物」のうち   衣        料    -6.5%