1 概 要
平成15年12月分のさいたま市の消費者物価指数(平成12年平均=100)は総合で96.8となり、対前月比は0.2%上昇し、対前年同月比は変動がなかった。
2 前月からの動き
総合指数の前月比が0.2%の上昇となった内訳を寄与度でみると、「食料」、「教養娯楽」などの上昇が要因となっている。
なお、「家具・家事用品」、「被服及び履物」などは下落した。
主な内訳
<食 料> 99.0となり、前月に比べ1.0%上昇した。これは野菜・海藻が7.
3%、魚介類が2.7%、穀類が2.3%等各々上昇したためである。
<教 養 娯 楽>
91.1となり、前月に比べ0.9%上昇した。これは教養娯楽サービスが1.4%上昇したためである。
〔参考〕
(1)前月比で上昇幅の大きかった項目(中分類)
「食料」のうち
野菜・海藻
7.3%
「食料」のうち
魚介類
2.7%
「食料」のうち
穀類
2.3%
(2)前月比で下落幅の大きかった項目(中分類)
「食料」のうち
果物
-7.2%
「家具・家事用品」のうち 家庭用耐久財 -3.7%
「保健医療」のうち 保健医療用品・器具-2.0%
3 前年同月との比較
総合指数の前年同月比が変動なしとなった内訳を寄与度でみると、「教養娯楽」が下落したものの、「食料」、「保健医療」などが上昇したことが要因となっている。
〔参考〕
(1)前年同月比で上昇幅の大きかった項目(中分類)
「食料」のうち
穀類
12.8%
「諸雑費」のうち
たばこ
8.2%
「食料」のうち
肉類
8.1%
(2)前年同月比で下落幅の大きかった項目(中分類)
「教養娯楽」のうち 教養娯楽用耐久財 -14.9%
「家具・家事用品」のうち 家庭用耐久財 -12.0%
「保健医療」のうち 保健医療用品・器具
-7.8%
4 平成14年平均と15年平均との比較
総合指数の対前年比が0.3%の下落となった内訳を寄与度でみると、「教養娯楽」、「被服及び履物」などが下落したことが要因となっている。
なお、「保健医療」、「食料」などは上昇した。