1 概   要  
平成15年10月分のさいたま市の消費者物価指数(平成12年平均=100)は総合で96.7となり、対前月比は0.2%、対前年同月比は0.3%各々下落した。 

2 前月からの動き                                        
総合指数の前月比が0.2%の下落となった内訳を寄与度でみると、「教養娯楽」、「住居」、「諸雑費」などの下落が要因となっている。 なお、「食料」は上昇した。  
主な内訳  
<教 養 娯 楽> 91.8となり、前月に比べ1.4%下落した。これは教養娯楽サービスが2.7%、教養娯楽用耐久財が1.5%各々下落したためである。 
<住     居> 94.5となり、前月に比べ0.2%下落した。これは家賃が0.3%下落したためである。         
<諸  雑  費> 102.2となり、前月に比べ0.7%下落した。これは理美容用品 が2.8%下落したためである。 

〔参考〕 
(1)前月比で上昇幅の大きかった項目(中分類)     
「食料」のうち   果物    16.0%    
「食料」のうち   油脂・調味料     3.9%    
「食料」のうち   調理食品     2.0%  
(2)前月比で下落幅の大きかった項目(中分類)     
「食料」のうち   野菜・海藻    -6.5%    
「諸雑費」のうち   理美容用品    -2.8%    
「教養娯楽」のうち   教養娯楽サービス    -2.7%    

3 前年同月との比較  総合指数の前年同月比が0.3%の下落となった内訳を寄与度でみると、「被服及び履物」、「教養娯楽」、「家具・家事用品」などの下落が要因となっている。 なお、「保健医療」、「食料」などは上昇した。 

〔参考〕 
(1)前年同月比で上昇幅の大きかった項目(中分類)     
「諸雑費」のうち   たばこ    8.2%    
「光熱・水道」のうち   他の光熱    8.0%    
「食料」のうち   肉類    7.9% 
(2)前年同月比で下落幅の大きかった項目(中分類)     
「家具・家事用品」のうち   家庭用耐久財   -14.7%    
「教養娯楽」のうち   教養娯楽用耐久財   -13.5%    
「被服及び履物」のうち   シャツ・セーター・下着類    -7.2%