1 概   要  
平成16年12月分のさいたま市の消費者物価指数(平成12年平均=100)は総合で97.0となり、対前月比は0.2%下落し、対前年同月比は0.2%上昇した。生鮮食品を除く総合指数は96.4となり、対前月比は0.3%上昇し、対前年同月比は0.1%下落した。 平成16年平均は、総合で96.9となり、前年平均より0.2%上昇した。生鮮食品を除く総合指数は、96.3となり前年平均と同じである。

 2 前月からの動き                                        
総合指数の前月比が0.2%の下落となった内訳を寄与度でみると「食料」、「住居」などの下落が要因となっている。 なお、「教養娯楽」、「被服及び履物」などは上昇した。 

主な内訳
〈食料〉101.4となり、1.2%下落。(中分類:生鮮野菜-20.8%)
〈住居〉94.2となり、0.1%下落。(中分類:家賃-0.1%)
〈教養娯楽〉90.3となり、0.7%上昇。(中分類:教養娯楽サービス1.6%)
〈被服及び履物〉98.6となり、0.6%上昇。(中分類:衣料1.4%) 

〔参考〕 
(1)前月比で上昇幅の大きかった項目(中分類)     
「食料」のうち          乳卵類                   5.9%    
「食料」のうち         油脂・調味料            5.3%    
「被服及び履物」のうち生地・糸類               4.5%  

(2)前月比で下落幅の大きかった項目(中分類)     
「食料」のうち   生鮮野菜                      -20.8%    
「食料」のうち   酒類                             -1.8%    
「教養娯楽」のうち教養娯楽用耐久財          -1.8% 

 3 前年同月との比較  
総合指数の前年同月比が0.2%の上昇となった内訳を寄与度でみると、「食料」、「被服及び履物」などが上昇したことが要因となっている。 なお、「住居」、「光熱・水道」などは下落した。 

〔参考〕 
(1)前年同月比で上昇幅の大きかった項目(中分類)     
「食料」のうち     生鮮果物                     20.0%    
「光熱・水道」のうち他の光熱                     12.1%    
「食料」のうち     生鮮野菜                     10.1%  

(2)前年同月比で下落幅の大きかった項目(中分類)     
「教養娯楽」のうち     教養娯楽用耐久財   -13.3%    
「家具・家事用品」のうち家庭用耐久財         -7.9%    
「食料」のうち           飲料                       -6.0% 

4 平成15年平均と平成16年平均との比較  
総合指数の対前年比が0.2%の上昇となった内訳を寄与度でみると、「食料」、「被服及び履物」などが上昇したことが要因となっている。 なお、「教養娯楽」、「住居」などは下落した。 

〔参考〕 
(1)前年比で上昇幅の大きかった項目(中分類)     
「食料」のうち   穀類                               10.0%    
「食料」のうち   生鮮野菜                          6.9%    
「食料」のうち   生鮮果物                          5.9%  

(2)前年比で下落幅の大きかった項目(中分類)     
「家具・家事用品」のうち家庭用耐久財            -13.5%    
「教養娯楽」のうち   教養娯楽用耐久財      -13.1%    
「保健医療」のうち   保健医療用品・器具       -9.6%