1 概   要  
平成16年7月分のさいたま市の消費者物価指数(平成12年平均=100)は総合で96.8となり、対前月比は0.4%下落し、対前年同月比は同水準となった。 生鮮食品を除く総合指数は96.5となり、対前月比は0.1%上昇し、対前年同月比は同水準となった。 

2 前月からの動き                                        
総合指数の前月比が0.4%の下落となった内訳を寄与度でみると、「食料」、「被服及び履物」などの下落が要因となっている。 なお、「教養娯楽」、「交通通信」などは上昇した。 

主な内訳
〈食料〉100.2となり、1.6%下落。(中分類:生鮮野菜-13.4%、生鮮果物-9.6%)
〈被服及び履物〉92.6となり、2.7%下落。(中分類:シャツ・セーター類-5.5%〉
〈教養娯楽〉92.3となり、1.5%上昇。(中分類:教養娯楽サービス3.2%) 

〔参考〕 
(1)前月比で上昇幅の大きかった項目(中分類)     
「保健医療」のうち        保健医療用品・器具      3.4%    
「教養娯楽」のうち        教養娯楽サービス      3.2%    
「食料」のうち               調理食品                  2.7%  

(2)前月比で下落幅の大きかった項目(中分類)     
「食料」のうち               生鮮野菜                -13.4%    
「食料」のうち               生鮮果物                -9.6%    
「被服及び履物」のうち   シャツ・セーター類    -5.5%    

3 前年同月との比較  
総合指数の前年同月比が同水準となった内訳を寄与度でみると、「食料」などが上昇し、「教養娯楽」、「家具・家事用品」などは下落した。 

〔参考〕 
(1)前年同月比で上昇幅の大きかった項目(中分類)     
「食料」のうち               生鮮果物                16.4%    
「食料」のうち               穀類                      12.0%    
「食料」のうち               調理食品                 8.8%  

(2)前年同月比で下落幅の大きかった項目(中分類)     
「家具・家事用品」のうち  家庭用耐久財        -14.5%    
「教養娯楽」のうち         教養娯楽用耐久財    -13.4%    
「保健医療」のうち         保健医療用品・器具   -11.7%