結 果 の 概 要
〜平成13年6月分〜
1 賃金の動き
6月分の調査産業計(サービス業を含む。以下同じ。)1人当たりの月間現金給与総額は、規模5人以上で441,241円となり、対前年同月比0.2%増(規模30人以上では、517,836円、0.4%減)となった。(第1図、第1・2表)
実質賃金指数は、規模5人以上で対前年同月比1.2%増(規模30人以上では、0.5%増)となった。(第7表)
また、きまって支給する給与(定期給与)は、5人以上で259,112円、対前年同月比3.5%減(規模30人以上では、280,724円、2.7%減)であった。(第1・2表)
きまって支給する給与のうち所定内給与は、規模5人以上で243,203円、対前年同月比3.5%減(規模30人以上では、259,695円、2.5%減)であった。(第1・2表)
2 労働時間の動き
6月分の調査産業計の月間総実労働時間は、規模5人以上で152.0時間、対前年同月比3.7%減(規模30人以上では、154.7時間、2.0%減)となった。(第1・2表)
また、所定外労働時間は、5人以上で9.6時間、対前年同月比は10.3%減(規模30人以上では、11.8時間、11.3%減)であった。(第2図、第1・2表)
製造業の所定外労働時間は、規模5人以上で12.2時間、対前年同月比12.9%減(規模30人以上では13.2時間、17.0%減)であった。(第2図、第1・2表)
3 雇用の動き
6月分の調査産業計の推計常用労働者数は、規模5人以上で1,730,569人(指数は96.5)、対前年同月比1.3%減(規模30人以上で994,166人、1.0%減)となった。製造業では規模5人以上で、509,254人(指数が95.1)、対前年同月比1.3%減(規模30人以上で362,286人、0.7%減)であった。(第3図、第3表)
その他の主な産業(規模5人以上)についてみると、卸売・小売業,飲食店が対前年同月比1.4%減、サービス業が対前年同月比0.1%減となっている。(第3表)
規模30人以上の季節変動調整済常用雇用指数の対前月比は、調査産業計で前月比0.4%減、製造業は前月比0.5%減であった。(第10表)
また、常用労働者中のパートタイム労働者の比率をみると、規模5人以上では、調査産業計で30.9%(規模30人以上では、26.8%)であった。(第17表)