結 果 の 概 要
〜平成13年9月分〜
1 賃金の動き
9月分の調査産業計(サービス業を含む。以下同じ。)1人当たりの月間現金給与総額は、規模5人以上で253,741円となり、対前年同月比4.9%減(規模30人以上では、280,290円、3.1%減)となった。(第1図、第1・2表)
実質賃金指数は、規模5人以上で対前年同月比4.2%減(規模30人以上では、2.5%減)となった。(第7表)
また、きまって支給する給与(定期給与)は、5人以上で252,446円、対前年同月比4.3%減(規模30人以上では、278,913円、2.8%減)であった。(第1・2表)
きまって支給する給与のうち所定内給与は、規模5人以上で237,402円、対前年同月比3.8%減(規模30人以上では、258,510円、2.1%減)であった。(第1・2表)
2 労働時間の動き
9月分の調査産業計の月間総実労働時間は、規模5人以上で142.3時間、対前年同月比5.3%減(規模30人以上では、146.1時間、3.2%減)となった。(第1・2表)
また、所定外労働時間は、5人以上で8.9時間、対前年同月比は16.0%減(規模30人以上では、11.3時間、13.8%減)であった。(第2図、第1・2表)
製造業の所定外労働時間は、規模5人以上で12.6時間、対前年同月比11.3%減(規模30人以上では13.5時間、16.2%減)であった。(第2図、第1・2表)
3 雇用の動き
9月分の調査産業計の推計常用労働者数は、規模5人以上で1,735,138人(指数は96.7)、対前年同月比0.5%減(規模30人以上で987,822人、1.0%減)となった。製造業では規模5人以上で、502,197人(指数が93.8)、対前年同月比2.8%減(規模30人以上で357,982人、1.9%減)であった。(第3図、第1、2、3表)
その他の主な産業(規模5人以上)についてみると、卸売・小売業,飲食店が対前年同月比2.0%増、サービス業が対前年同月比1.1%増となっている。(第3表)
規模30人以上の季節変動調整済常用雇用指数の対前月比は、調査産業計で前月比0.2%減、製造業は前月比0.2%増であった。(第10表)
また、常用労働者中のパートタイム労働者の比率をみると、規模5人以上では、調査産業計で31.6%(規模30人以上では、26.5%)であった。(第17表)