結 果 の 概 要
〜平成13年11月分〜
 
1 賃金の動き 
 11月分の調査産業計(サービス業を含む。以下同じ。)1人当たりの月間現金給与総額は、規模5人以上で264,532円となり、対前年同月比1.0%減(規模30人以上では、
296,547円、2.2%増)となった。(第1図、第1・2表)
 実質賃金指数は、規模5人以上で対前年同月比0.6%減(規模30人以上では、2.6%増)となった。(第7表)
 また、きまって支給する給与(定期給与)は、5人以上で256,800円、対前年同月比3.1%減(規模30人以上では、285,307円、1.0%減)であった。(第1・2表)
 きまって支給する給与のうち所定内給与は、規模5人以上で241,094円、対前年同月比
2.2%減(規模30人以上では、264,037円、前年同率)であった。(第1・2表)
 
 
2 労働時間の動き 
 11月分の調査産業計の月間総実労働時間は、規模5人以上で149.7時間、対前年同月比
2.2%減(規模30人以上では、155.2時間、0.4%増)となった。(第1・2表)
 また、所定外労働時間は、5人以上で9.2時間、対前年同月比は17.2%減(規模30人以上では、11.5時間、16.1%減)であった。(第2図、第1・2表)
 製造業の所定外労働時間は、規模5人以上で12.7時間、対前年同月比14.1%減(規模
30人以上では13.7時間、18.5%減)であった。(第2図、第1・2表)
 
 
3 雇用の動き 
 11月分の調査産業計の推計常用労働者数は、規模5人以上で1,735,423人(指数は
96.8)、対前年同月比0.7%減(規模30人以上で987,740人、1.3%減)となった。製造業では規模5人以上で、500,862人(指数が93.5)、対前年同月比3.4%減(規模30人以上で357,491人、2.6%減)であった。(第3図、第1、2、3表)
 その他の主な産業(規模5人以上)についてみると、卸売・小売業,飲食店が対前年同月比1.0%増、サービス業が対前年同月比0.9%増となっている。(第3表)
 規模30人以上の季節変動調整済常用雇用指数の対前月比は、調査産業計で前月比0.3%減、製造業は前月比0.3%減であった。(第10表)
 また、常用労働者中のパートタイム労働者の比率をみると、規模5人以上では、調査産業計で31.0%(規模30人以上では、25.7%)であった。(第17表)