結 果 の 概 要
〜平成12年7月分〜
 
1 賃金の動き 
 7月分の調査産業計(サービス業を含む。以下同じ。)1人当たりの月間現金給与総額は、規模5人以上で404,577円となり、対前年同月比1.6%減(規模30人以上では、456,894円、0.2%増)となった。(第1図、第1・2表)
 実質賃金指数は、規模5人以上で対前年同月比1.1%減(規模30人以上では、0.8%増)となった。(第7表)
 また、きまって支給する給与(定期給与)は、5人以上で262,831円、対前年同月比0.1%減(規模30人以上では、284,596円、0.2%増)であった。(第1・2表)
きまって支給する給与のうち所定内給与は、規模5人以上で246,139円、対前年同月比0.2%減(規模30人以上では、262,105円、0.3%減)であった。(第1・2表)
 
 
2 労働時間の動き 
 7月分の調査産業計の月間総実労働時間は、規模5人以上で151.2時間、対前年同月比0.1%増(規模30人以上では、150.6時間、0.7%減)となった。
 また、所定外労働時間は、5人以上で10.3時間、対前年同月比は13.3%増(規模30人以上では、12.7時間、14.5%増)であった。(第2図、第1・2表)
 製造業の所定外労働時間は、規模5人以上で13.9時間、対前年同月比19.7%増(規模30人以上では16.1時間、21.9%増)であった。(第2図、第1・2表)
 
 
 
 
3 雇用の動き 
 7月分の規模5人以上調査産業計の常用雇用指数は97.4、対前年同月比1.4%減(規模30人以上では98.0、2.0%減)、製造業では規模5人以上の指数が96.3、対前年同月比0.5%減(規模30人以上では94.8、0.8%減)であった。(第4図、第3表)
 その他の主な産業(規模5人以上)についてみると、卸売・小売業,飲食店が対前年同月比1.6%減、サービス業が同1.1%減となっている。(第3表)
規模30人以上の季節変動調整済指数の対前月比は、調査産業計で前月比0.2%減、製造業は前月同率であった。(第10表)
また、常用労働者中のパートタイム労働者の比率をみると、規模5人以上では、調査産業計で28.4%、対前年同月差0.6ポイントの増加(規模30人以上では、25.5%、同1.1ポイントの増加)であった。(第17表)