結 果 の 概 要
〜平成12年5月分〜
 
1 賃金の動き 
 
 5月分の調査産業計(サービス業を含む。以下同じ。)1人当たりの月間現金給与総額は、規模5人以上で265,981円となり、対前年同月比0.5%減(規模30人以上では、284,906円、0.5%増)となった。(第1図、第1・2表)
 実質賃金指数は、規模5人以上で対前年同月比0.4%増(規模30人以上では、1.3%増)となった。(第7表)
 また、きまって支給する給与(定期給与)は、5人以上で262,647円、対前年同月比0.3%減(規模30人以上では、282,459円、1.2%増)であった。(第1・2表)
きまって支給する給与のうち所定内給与は、規模5人以上で246,271円、対前年同月比0.2%減(規模30人以上では、260,374円、0.6%増)であった。(第1・2表)
 
 
2 労働時間の動き 
 
 5月分の調査産業計の月間総実労働時間は、規模5人以上で142.3時間、対前年同月比1.2%増(規模30人以上では、141.6時間、1.6%増)となった。
 また、所定外労働時間は、5人以上で10.1時間、対前年同月比は7.4%増(規模30人以上では、12.5時間、15.7%増)であった。(第2図、第1・2表)
 製造業の所定外労働時間は、規模5人以上で13.5時間、対前年同月比20.5%増(規模30人以上では15.6時間、22.8%増)であった。(第2図、第1・2表)
 
 
 
3 雇用の動き 
 
 5月分の規模5人以上調査産業計の常用雇用指数は97.3、対前年同月比2.0%減(規模30人以上では97.7、2.8%減)、製造業では規模5人以上の指数が96.2、対前年同月比1.1%減(規模30人以上では95.1、1.1%減)であった。(第4図、第3表)
 その他の主な産業(規模5人以上)についてみると、卸売・小売業,飲食店が対前年同月比1.7%減、サービス業が同2.0%減となっている。(第3表)
規模30人以上の季節変動調整済指数の対前月比は、調査産業計で前月比0.4%減、製造業は前月比0.1%増であった。(第10表)
また、常用労働者中のパートタイム労働者の比率をみると、規模5人以上では、調査産業計で27.7%、対前年同月差1.5ポイントの増加(規模30人以上では、25.8%、同0.7ポイントの増加)であった。(第17表)