結 果 の 概 要
〜平成12年6月分〜
1 賃金の動き
6月分の調査産業計(サービス業を含む。以下同じ。)1人当たりの月間現金給与総額は、規模5人以上で440,264円となり、対前年同月比4.0%増(規模30人以上では、520,065円、7.2%増)となった。(第1図、第1・2表)
実質賃金指数は、規模5人以上で対前年同月比4.7%増(規模30人以上では、8.1%増)となった。(第7表)
また、きまって支給する給与(定期給与)は、5人以上で268,726円、対前年同月比0.1%減(規模30人以上では、288,632円、1.7%増)であった。(第1・2表)
きまって支給する給与のうち所定内給与は、規模5人以上で251,891円、対前年同月比0.1%増(規模30人以上では、266,196円、1.3%増)であった。(第1・2表)
2 労働時間の動き
6月分の調査産業計の月間総実労働時間は、規模5人以上で158.0時間、対前年同月比1.4%増(規模30人以上では、157.8時間、2.0%増)となった。
また、所定外労働時間は、5人以上で10.7時間、対前年同月比は10.3%増(規模30人以上では、13.3時間、16.7%増)であった。(第2図、第1・2表)
製造業の所定外労働時間は、規模5人以上で14.0時間、対前年同月比14.8%増(規模30人以上では15.9時間、23.2%増)であった。(第2図、第1・2表)
3 雇用の動き
6月分の規模5人以上調査産業計の常用雇用指数は97.8、対前年同月比1.3%減(規模30人以上では98.2、2.1%減)、製造業では規模5人以上の指数が96.4、対前年同月比0.7%減(規模30人以上では95.1、0.9%減)であった。(第4図、第3表)
その他の主な産業(規模5人以上)についてみると、卸売・小売業,飲食店が対前年同月比1.3%減、サービス業が同0.8%減となっている。(第3表)
規模30人以上の季節変動調整済指数の対前月比は、調査産業計で前月比0.5%増、製造業は前月比0.1%増であった。(第10表)
また、常用労働者中のパートタイム労働者の比率をみると、規模5人以上では、調査産業計で27.4%、対前年同月差1.1ポイントの増加(規模30人以上では、25.3%、同0.3ポイントの増加)であった。(第17表)