結 果 の 概 要
〜平成14年10月分〜
 
1 賃金の動き 
 10月分の調査産業計(サービス業を含む。以下同じ。)1人当たりの月間現金給与総額は、規模5人以上で257,218円となり、その指数は対前年同月比2.7%増(規模30人以上では、274,241円、0.6%増)となった。(第1図、第1・2表)
 また、きまって支給する給与(定期給与)は、5人以上で254,979円、その指数は対前年同月比2.5%増(規模30人以上では、270,725円、増減なし)であった。(第1・2表) きまって支給する給与のうち所定内給与は、規模5人以上で238,565円、その指数は対前年同月比2.2%増(規模30人以上では、248,651円、0.7%減)であった。(第1・2表)
 
 
2 労働時間の動き 
 10月分の調査産業計の月間総実労働時間は、規模5人以上で146.4時間、その指数は対前年同月比0.7%減(規模30人以上では、147.6時間、3.1%減)となった。(第1・2表) また、所定外労働時間は、5人以上で9.4時間、その指数は対前年同月比1.3%増(規模30人以上では、11.8時間、2.2%減)であった。(第2図、第1・2表)
 製造業の所定外労働時間は、規模5人以上で15.8時間、その指数は対前年同月比14.5%増(規模30人以上では18.3時間、23.4%増)であった。(第2図、第1・2表)
 
 
3 雇用の動き 
 10月分の調査産業計の推計常用労働者数は、規模5人以上で1,719,385人、常用雇用指数は対前年同月比1.2%減(規模30人以上で979,344人、0.9%減)となった。製造業では規模5人以上で478,645人、その指数は対前年同月比4.6%減(規模30人以上で338,763人、5.4%減)であった。(第3図、第1、2、3表)
 その他の主な産業(規模5人以上)の指数は、卸売・小売業,飲食店が対前年同月比2.1%減、サービス業が対前年同月比1.6%増であった。(第3表)
 規模30人以上の季節変動調整済常用雇用指数の対前月比は、調査産業計で前月比0.9%減、製造業は前月比0.7%減であった。(第10表)
 また、常用労働者中のパートタイム労働者の比率をみると、規模5人以上では、調査産業計で32.3%(規模30人以上では、31.1%)であった。(第17表)