今月の動きから
県人口707万5千人に
◇平成17年6月1日現在の推計人口は、7,075,839人(男3,560,439人、女3,515,400人)で、前月に比べ3,083人(0.04%)増加した。この内訳は、自然増1,209人の増加(出生5,281人、死亡4,072人)、社会増1,874人の増加(転入28,180人、転出26,306人)であった。
◇世帯数は、2,763,591世帯となった。
◇この1年間の増加人口は、14,726人(0.21%)増加で、その内訳は、自然増15,019人の増加、社会増293人の減少であった。
常用雇用指数は引き続き減少
賃金指数(現金給与総額)は引き続き増加
労働時間指数(総実労働時間)は引き続き減少
◇毎月勤労統計調査の平成17年4月分によると、事業所規模5人以上調査産業計の1人平均現金給与総額は263,024円、総実労働時間数は149.7時間、推計常用労働者数は1,779,145人であった。
◇常用雇用指数は、対前年同月比1.5%減少し、3か月連続減少となった。
賃金指数(現金給与総額)は、対前年同月比3.1%増加し、4か月連続増加となった。
賃金指数(定期給与)は、対前年同月比2.6%増加し、10か月連続増加となった。
賃金指数(所定内給与)は、対前年同月比2.8%増加し、10か月連続増加となった。
労働時間指数(総実労働時間)は、対前年同月比0.6%減少し、5か月連続減少となった。
労働時間指数(所定外労働時間)は、対前年同月比2.9%減少し、5か月連続減少となった。
生産、出荷ともに低下
◇平成17年4月の埼玉県鉱工業指数(季節調整済、平成12年平均=100)は、生産89.4、出荷92.0、在庫113.5、在庫率136.5で、前月(末)と比べ、生産は△4.5%、出荷は△5.2%、在庫は△3.0%、在庫率は△1.0%とすべて低下した。
◇19業種別に前月と比べると、生産は一般機械工業、金属製品工業など5業種が上昇し、出荷は一般機械工業、金属製品工業など9業種が上昇した。また、在庫はプラスチック製品工業、ゴム製品工業など5業種が上昇した。
消費者物価指数(総合)、対前月比0.2%上昇、対前年同月比0.3%上昇
◇平成17年5月分のさいたま市の消費者物価指数(平成12年平均=100)は総合で97.1となり、対前月比は0.2%、対前年同月比は0.3%各々上昇した。
◇対前月比が0.2%上昇となった内訳を寄与度でみると「教養娯楽」、「被服及び履物」などの上昇が要因となっている。なお、「食料」、「住居」などは下落した。
4月の勤労者世帯の消費支出は前年同月比で6.2%の増加
◇平成17年4月分のさいたま市の勤労者世帯1世帯当たりの実収入は、540,799円であった。
◇実収入から所得税等の非消費支出を差し引いた可処分所得は、456,744円で、実収入に占める割合は、84.5%(前年同月83.7%)であった。
◇一方、消費支出は438,831円で、前年同月に比べて6.2%増加し、実支出に占める割合は83.9%(前年同月82.6%)であった。
◇また、平均消費性向(可処分所得に占める消費支出の割合)は、96.1%で前年同月の92.5
%に比べて3.6ポイント上回った。