今月の動きから
 
県人口706万2千人に
 
◇平成17年4月1日現在の推計人口は、7,062,335人(男3,553,578人、女3,508,757人)で、前月に比べ5,331人(0.08%)減少した。この内訳は、自然増312人の増加(出生5,208人、死亡4,896人)、社会増5,643人の減少(転入56,426人、転出62,069人)であった。
◇世帯数は、2,747,281世帯となった。
◇この1年間の増加人口は、17,287人(0.25%)増加で、その内訳は、自然増15,947人の増加、社会増1,340人の増加であった。
 
常用雇用指数は減少
賃金指数(現金給与総額)は引き続き増加
労働時間指数(総実労働時間)は引き続き減少
 
◇毎月勤労統計調査の平成17年2月分によると、事業所規模5人以上調査産業計の1人平均現金給与総額は254,572円、総実労働時間数は141.3時間、推計常用労働者数は1,791,163人であった。
◇常用雇用指数は、対前年同月比0.1%減少し、2か月ぶりの減少となった。
 賃金指数(現金給与総額)は、対前年同月比2.3%増加し、2か月連続増加となった。
 賃金指数(定期給与)は、対前年同月比2.2%増加し、8か月連続増加となった。
 賃金指数(所定内給与)は、対前年同月比2.0%増加し、8か月連続増加となった。
 労働時間指数(総実労働時間)は、対前年同月比1.9%減少し、3か月連続減少となった。
 労働時間指数(所定外労働時間)は、対前年同月比6.0%減少し、3か月連続減少となった。
 
生産、出荷ともに低下
 
平成17年2月の埼玉県鉱工業指数(季節調整済、平成12年平均=100)は、生産94.0、出荷96.8、在庫114.9、在庫率147.3で、前月(末)と比べ、生産が△2.4%、出荷は△4.0%と低下し、在庫は2.0%、在庫率も6.0%と上昇した。
19業種別に前月と比べると、生産は家具工業、木材・木製品工業など7業種が上昇し、出荷はその他製品工業、家具工業など8業種が上昇した。また、在庫は木材・木製品工業、一般機械工業など14業種が上昇した。
 
消費者物価指数(総合)、対前月比0.2%上昇、対前年同月比同水準
 
◇平成17年3月分のさいたま市の消費者物価指数(平成12年平均=100)は総合で96.7となり、対前月比は0.2%上昇し、対前年同月比は同水準となった。
◇対前月比が0.2%上昇となった内訳を寄与度でみると「教養娯楽」、「被服及び履物」などの上昇が要因となっている。なお、「家具・家事用品」は下落した。
◇平成16年度平均が前年度平均より0.1%上昇となった内訳を寄与度でみると「食料」、「被服及び履物」などの上昇が要因となっている。なお、「住居」、「教養娯楽」などは下落した。
 
2月の勤労者世帯の消費支出は前年同月比で0.1%の増加
 
◇平成17年2月分のさいたま市の勤労者世帯1世帯当たりの実収入は、504,892円であった。
◇実収入から所得税等の非消費支出を差し引いた可処分所得は、431,653円で、実収入に占める割合は、85.5%(前年同月85.4%)であった。
◇一方、消費支出は293,136円で、前年同月に比べて0.1%増加し、実支出に占める割合は80.0%(前年同月80.2%)であった。
◇また、平均消費性向(可処分所得に占める消費支出の割合)は、67.9%で前年同月の69.4%に比べて1.5ポイント下回った。