今月の動きから
県人口707万7千人に
◇平成17年8月1日現在の推計人口は、7,077,729人(男3,561,053人、女3,516,676人)で、前月に比べ608人(0.01%)増加した。この内訳は、自然増1,408人の増加(出生4,868人、死亡3,460人)、社会増800人の減少(転入25,858人、転出26,658人)であった。
◇世帯数は、2,767,404世帯となった。
◇この1年間の増加人口は、14,907人(0.21%)で、その内訳は、自然増14,429人の増加、社会増478人の増加であった。
常用雇用指数は引き続き減少
賃金指数(現金給与総額)は引き続き増加
労働時間指数(総実労働時間)は引き続き増加
◇毎月勤労統計調査の平成17年6月分によると、事業所規模5人以上調査産業計の1人平均現金給与総額は404,645円、総実労働時間数は149.3時間、推計常用労働者数は1,792,999人であった。
◇常用雇用指数は、対前年同月比0.5%減少し、5か月連続減少となった。
賃金指数(現金給与総額)は、対前年同月比4.7%増加し、6か月連続増加となった。
賃金指数(定期給与)は、対前年同月比2.9%増加し、12か月連続増加となった。
賃金指数(所定内給与)は、対前年同月比3.0%増加し、12か月連続増加となった。
労働時間指数(総実労働時間)は、対前年同月比0.6%増加し、2か月連続増加となった。
労働時間指数(所定外労働時間)は、対前年同月比5.8%減少し、7か月連続減少となった。
生産、出荷指数 ともに上昇
◇平成17年6月の埼玉県鉱工業指数(季節調整済、平成12年平均=100)は、生産90.5、出荷94.7、在庫107.3、在庫率130.3で、前月(末)と比べ、生産は7.1%、出荷は4.2%と上昇し、在庫は△4.6%、在庫率は△12.8%と低下した。
◇19業種別に前月と比べると、生産は化学工業、一般機械工業など17業種が上昇し、出荷は化学工業、一般機械工業など13業種が上昇した。また、在庫はゴム製品工業、鉄鋼業など7業種が上昇した。
消費者物価指数(総合)、対前月比は変動なく、対前年同月比0.3%下落
◇平成17年7月分のさいたま市の消費者物価指数(平成12年平均=100)は総合で96.5となり、対前月比は変動なく、対前年同月比は0.3%下落した。
◇対前月比が変動なしとなった内訳を寄与度でみると「被服及び履物」、「家具・家事用品」などが下落しているが「教養娯楽」、「食料」などは上昇している。
6月の勤労者世帯の消費支出は前年同月比で11.9%の増加
◇平成17年6月分のさいたま市の勤労者世帯1世帯当たりの実収入は、1,141,370円であった。
◇実収入から所得税等の非消費支出を差し引いた可処分所得は、974,919円で、実収入に占める割合は、85.4%(前年同月83.3%)であった。
◇一方、消費支出は363,960円で、前年同月に比べて11.9%増加し、実支出に占める割合は68.6%(前年同月71.8%)であった。
◇また、平均消費性向(可処分所得に占める消費支出の割合)は、37.3%で前年同月の50.8
%に比べて13.5ポイント下回った。
平成17年1−3月期の県内実質経済成長率は、対前期比1.3%増
◇四半期別県民経済計算速報によると、平成17年1−3月期の県内総支出(実質・季節調整済)は、21兆9934億円(年率換算)で、対前期比(経済成長率)は1.3%増(年率5.2%増)となった。