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コエドビール(川越市)

 2019年3月18日

 

今や日本を代表するクラフトビールとなったコエドビール。目下、香港や台湾といったアジアだけでなく、ビールの本場であるヨーロッパにも展開中だ。ビール事業を始めたのは1996年のこと。いわゆる地ビールブームが起きた当時、有機農産物の企業だった協同商事が地元・川越の特産物、紅赤(さつまいもの品種)を使ったビールを着想。規格外で廃棄されるはずだった農産物を再利用し、誕生したのがコエドビールというわけだ。

 

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リブランドしたコエドビール

政府の規制緩和によって、観光地のお土産物として地ビールが作られるようになった90年代。日本各地でさまざまな地ビールが誕生したが、地域おこしの目的で始めた醸造所がほとんど。知識や技術も乏しいのが災いしてか消費者は加速度的に離れていき、たちまちブームは終焉を迎える。コエドビール(当時は小江戸ビール)もブームの最中に生まれたものだったが、本場・ドイツからビール職人を招き社内で醸造技術を徹底して教育。品質には自信があったが、さつまいもを使った商品だけに地ビールの悪いイメージを払拭できずにいた。

 

そんな苦戦中のコエドビールを任されたのが、現代表の朝霧重治氏だ。2006年には名称を“小江戸”ではなく“コエド”に変更したほか、デザインも川越のランドマークを描いたイラストから和の色を使った独創的なものに切り替えるなどブランドを刷新。それまで地ビールと呼ばれた同社の製品を、“小規模の醸造所で職人が丁寧に造るビール”を意味するクラフトビールとして情報発信をした。

 

「農業を盛り上げたい」「おいしいビールを作りたい」という思いがあって始まった同ブランドは、こうした活動を経て今や国内外にファンを増やすまでに成長。6つの定番銘柄は本場・ヨーロッパの名だたる品評会でも高く評価されている。朝霧氏は「日本人がもつ繊細な味覚がビール作りに反映されて、雑味がないきれいな味に仕上がるのかもしれませんね」と語る。2016年には醸造所を移転し、朝霧氏が校長となってビールを楽しく学ぶブルワリーツアーやお花見などのイベントも開催。地元・川越発のビール醸造所として、さまざまな地域貢献活動の取り組みも動き出している。

 

製造工程

 

  • 1.粉砕した麦芽を糖と麦芽カスにわけたら脱水機にかけ、水分を抜く。
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  • 2.1で粉砕した麦芽に軟水の天然水を加えて加熱。糖化させて麦芽のカスを取り除いた麦汁にビールの香りや苦味をつけるホップを投入して煮沸させる。
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3.麦汁に酵母を加え、タンクで発酵・熟成させるとビールが完成する.。

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Access


 

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Address/アクセス方法

株式会社 協同商事 COEDOクラフトビール醸造所

〒355-0008 埼玉県東松山市大谷1352

高崎線 吹上駅より車で15分

東武東上線 東松山駅より車で10分

電話0570-018-777

Map

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Opening Hours(営業時間)

一般見学はなし

Official WEB

https://www.coedobrewery.com

予約可否

 

 SNSで不定期に告知募集

予約方法:電話もしくはオンラインサイトから

その他注意事項

試飲付きで1,500円

 

COEDOビールが味わえるお店

カフェエレバート(川越市)