ここから本文です。

 

インダストリアルツーリズムロゴ

 

 

イチローズモルト(秩父市) 

 2019年3月18日

 

世界に評価されたイチローズモルトは、今やジャパニーズウイスキーの新しい担い手として日本国内でも圧倒的な人気を誇る。ウイスキーの本場であるスコットランドが守り続ける伝統的な製法をベースに、人の手で丁寧に蒸留。秩父の気候が繊細で深い味わいと豊かな芳香を育み、一度味わったらそのおいしさに誰もが虜になる。

 

激しい寒暖差と湿度がつくる味

山に囲まれ、典型的な盆地である秩父。暑さ厳しい夏に冷え込む冬と寒暖差が激しい土地で時として深い霧に覆われる。イチローズモルトの蒸留する株式会社ベンチャーウイスキーは、そうしたウイスキーづくりに格好の場所にある。詰められた木の樽の中で呼吸をし、秩父特有のダイナミックな気候変動が熟成を促す。スコットランドでは5年かかる熟成期間も、秩父だと3年で飲みごたえがあるウイスキーに仕上がるそうだ。

 

ベンチャーウイスキーでは「Back to Tradition」を掲げ、ウイスキーがおいしかったと評される1960年代の製造方法を採用。極力人の手を入れて丁寧につくられるウイスキーは、本場の人々も唸らせる。今では海外から飲食業の事業主やバーテンダーの見学も多くやってくるという。

 

イチローズモルトは、そのままウイスキーだけを飲んでもおいしいが食事と合うのもひとつの特徴だ。海外ではウイスキーは食後に飲むものだが、日本では水割りやソーダ割りなどにして食事中に飲む習慣がある。そうした違いに気づき、何かと合わせて飲んだ場合のことを考えながらブレンドをするのだとか。寒い冬にはお湯割りでお寿司と飲むのもおすすめだ。

 

ブランドアンバサダーの吉川氏は「今飲んでいるウイスキーは過去の誰かがつくったもの。自分たちがウイスキーの文化を後世に残す義務がある」と語る。一朝一夕でできあがるものではないからこそ、未来に向けて覚悟を背負ったウイスキーづくりに情熱を傾けている。

 

製造工程

1.糖化

発芽した大麦を機械と手作業で選別し、粉砕した麦芽をタンクに送り込みお湯を足して麦汁をつくる。最初は64℃、2回目は76℃、3回目はその前の仕込みで使用した湯を投入してミルフィーユ状に分離させる。酵素がでんぷんを作り、糖化がすすむ。

malt1

 

  • 2.発酵

1で作った麦汁に酵母を加えて発酵させてもろみ液をつくる。ほぼ1日で発酵が終わり、ミズナラの木樽で作られたもろみはウイスキー独特の香りをうむ。

malt2

 

3.蒸留

ポットスチルにもろみを移し、2度蒸留させてアルコール濃度を60~75度に高める。

malt3

 

4.熟成

樽に詰めて熟成させる。イチローズモルトはあえて日本の土間の構造を活用し、土の上に棚を作り木桶を並べて熟成させる。その後、ブレンダーが品質管理を行い熟成度合いによってブレンドを行う。

malt4 

 

Access


   

Address/アクセス方法

 〒368-0067 埼玉県秩父市みどりが丘49

秩父鉄道皆野駅から車で20分

電話 0494-62-4601

Map

Google Map

Opening Hours(営業時間)

一般見学はなし

Official WEB

https://www.facebook.com/ChichibuDistillery/

一般見学(海外個人旅行)可否

見学は不可

予約可否

予約不可

 

イチローズモルトが味わえるお店

Bar Te・Airigh(秩父市)

cafe&bar Shu-Ha-Li(シュハリ)(秩父市)