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川越唐桟(川越市)

  

 2018年3月18日

 

新河岸川の舟運や、川越街道により川越からは多くの物資が江戸へと運ばれた。とりわけ絹織物は川越で生産される代表的な物資だった。幕末に横浜港が開港すると、川越商人はイギリスから輸入される木綿糸に着目。この糸を機屋に持ち込み、綿織物をつくるようになる。こうして江戸に出荷された縞模様の反物「川越唐桟」は、歌舞伎役者・九代目市川團十郎が舞台で着用したことで広まり、爆発的な人気を博した。安価で丈夫なことから広く庶民に愛されたという。

 

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30年前に復活した川唐ブランド

15世紀頃から輸入されるようになった、木綿の細い縞模様の織物“唐桟”。舶来物を意味する“唐”の字に、織物を積んだ船が出港していたインド東海岸の地・サントメ(桟留)に因み“桟”の字があてがわれて“唐桟”と呼ばれるようになる。

 

日本で当時栽培されていた綿花は、縞模様の唐桟を織る細い糸が作れず、輸入に頼るしかなかった。そのため高価だった唐桟を着用できたのは、一部の裕福な商人に限られたのである。

 

1854年の安政の開国後、欧米諸国から日本でつくれなかった細い木綿糸が安価で輸入されるようになる。その木綿糸にいち早く目をつけて生産されたのが「川越唐桟」だった。市民の憧れの柄だった粋な縞模様の唐桟に似た「川越唐桟」がもたらされるとたちまち大評判となる。良質で安価だったことから「唐桟といえば川越」と言われ、“川唐”の愛称で親しまれるようになった。

 

そんな川越唐桟も洋装化が進んだこと、機械化が遅れたことが影響し1900年代初頭に生産が途絶えてしまい、幻の織物になっていた。しかし、これを惜しむ市民の声も多く、復活を望む人々の尽力によって1980年に機械織で西村織物が「川越唐桟」を復元させることに成功した。1986年には川越唐桟愛好会も発足。[田中陽一朗1] 今では反物が川越市内2店舗で購入できるほか、唐桟を使ったカバンや財布、ヘアアクセサリーなども登場。『呉服かんだ』では唐桟を着て街歩きを楽しめるレンタル着物も実施している。

 

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Access

 

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Address/アクセス方法

呉服かんだ

〒350-0063 川越市幸町3-1

西武新宿線 本川越駅より徒歩15分

東武東上線 川越市駅より徒歩15分

JR埼京線 川越駅より徒歩20分

電話番号049-222-1235

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Opening Hours(営業時間)

10:00~19:00(水曜日定休)

Official WEB

https://www.kawagoe.com/kanda/index.html

着付け実施時期

10:00~17:00

着付け・ヘアセット所要時間

30分

予約可否

事前予約可(予約なしも受付可能だが予約を優先)予約方法:電話もしくはOfficialサイトから

最少催行人数

1人

その他注意事項

着物一式、ヘアセット、着付け、履物で4,320円