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鴻巣ひな人形協会(鴻巣市)

  

 2018年3月18日

 

3月3日は桃の節句。日本では女の子が生まれると母の実家から雅びで絢爛豪華なひな人形一式が贈られ、この日に飾ってお祝いをする。

千年前の貴族の子女がままごとするときの紙の人形、また、節句で子どもの無病息災を願い災いを移して水に流す紙の人形、これらの風習が合わさったのがひな人形の起源とされている。

雛祭りは、日本で、女子の健やかな成長を祈る毎年恒例の行事です。

皇族の生活の様子をあらわすひな人形は、日本の伝統工芸技術の粋を集めた結晶ともいえる。

そして埼玉県北部には400年近く、このひな人形を作り続ける街がある。

 

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伝統と革新のひな人形づくり

 

東京と京都を結ぶ旧街道「中山道」の宿場町、鴻巣。江戸時代初期、およそ400年前に農閑期の人形づくりが始まった。桐などの材料が豊富だったことも人形産業の発展を後押しすることになった。

 

1902年の資料には鴻巣の業者31軒、職人300人という記録があり、往時の隆盛ぶりがうかがえる。かつて多くの職人の集まる地区をいつしか「人形町」と呼ぶようになり、今も残るその地名は伝統の歴史を伝えてくれる。

 

現在、鴻巣市で人形製造を手がける業者で鴻巣ひな人形協会を結成。原型から頭を作り「目入れ」など繊細な技が求められる「頭師」、扇・太刀・弓・冠・太鼓など約30もの小道具を作る「小道具屋」、衣装の裁断から振り付けまでを行う「胴屋」、そしてダルマなど「赤物」の職人が集結して伝統を守りつつ、新しい高品質の人形を今も作り続けている。

 

製造工程

ひな人形は大きく分けて

・人形のいのちとも言われる頭(かしら)

・西陣織など、きらびやかな反物で作られる衣装

・それらを支える胴体部分

を組み合わせて作られる。

 

鴻巣ひな人形協会加盟店ではマル武人形がこれらの組み合わせの工程を一般に公開している。鴻巣ひな人形協会の関口典宏会長は「こどもたちが初めて触れる日本文化のひとつ。本物を届けたい」と思いを語る。

 

1.貼り込み・裁断・縫製

京都などから取り寄せた生地に、型紙の形に合わせた和紙を貼り付け、裁断・縫製して衣装を作る。

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   生地に和紙を貼り付ける工程を説明する関口会長

 

2.着付け

胴の部分に作った衣装を着せていく。人間が和服を着るときと同じで、このとき腕の部分はまっすぐ伸びている。

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3.振り付け

衣装を着せた後で、肩や肘の部分を自然に見える形に曲げていく。

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4.頭付け

頭師が作った頭と、胴体を組み合わせる。

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Access

 

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Address/アクセス方法

鴻巣ひな人形協会事務局

〒365-0037鴻巣市人形2-1-8 株式会社マル武人形内

JR高崎線鴻巣駅から徒歩15分

電話番号048-541-3517(株式会社マル武人形)

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Opening Hours(営業時間)

9:30~18:00

Official WEB

【なし】

見学実施時期

原則的に平日10:00~12:00、13:00~15:00

見学所要時間

20分(製作工房のみの場合)

一般見学(海外個人旅行)可否

可(海外個人旅行受け入れ可・ただし通訳対応なし)

予約可否

要予約

予約方法:電話

連絡先番号:048-541-3517(株式会社マル武人形)

最少催行人数

1人

最大対応人数

約30人

その他注意事項

繁忙期対応等お問い合わせください(電話048-541-3517)

見学無料

駐車場20台(バスのみの場合3台)