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掲載日:2019年6月27日
6月23日(日曜日)、「おもてなし英語ガイド ジュニア・リーダー育成プロジェクト」の一環で、NPO法人AEA英語通訳キッズプロジェクトのスタッフと講座に参加した子どもたちが、熊谷うちわ祭で外国人観光客を英語で案内するためのルートの下見を行いました。
実践的なワークショップや熊谷うちわ祭での案内、フィードバックまでの全8回のアクティブラーニング(主体的な学び)を通して、考える力・創造する力・問題解決する力を養成し、世界中のどこでも生き抜く人材を育てるために、NPO法人AEA英語通訳キッズプロジェクトが行っている体験型の学習講座です。
これまでの講座では、ラグビーワールドカップで熊谷を訪れる6ヵ国の大使館あてに熊谷うちわ祭への招待状を作成したり、ネイティブ講師を招いたおもてなし英会話の学習などを行いました。
講座の第4回目となる今回はグループごとに分かれ、ロールプレイングを行いながら子どもたちが自ら考えたルートの下見を行いました。
高城神社では、外国人に教えることができるように、鳥居のくぐり方や手水舎の使い方、鈴の鳴らし方などの参拝方法について確認を行いました。
星渓園では、日本家屋特有の急な階段や和室の段差、鴨居、低い照明器具でケガをしないために注意を促したほうがよいなど、みんなで意見を出し合いました。
そのほかにも洋式トイレが使用できる場所や、熊谷うどんや雪くまなどの熊谷名物が食べられる場所など、外国人観光客にとって気になるポイントも一緒に見て回りました。
日本ならではの文化で外国人から見たら困るようなところはないか、どのようにしたら相手が喜んでくれるかなど、相手の立場に立ちおもてなしの心を持って考えて気が付いた注意点などを、子どもたちが主体となって綿密に話し合っていました。
NPO法人AEA英語通訳キッズプロジェクトの代表である赤井由紀子さんは、「ラグビーワールドカップの開催に向けて、子どもたちが熊谷に訪れる外国人観光客に英語でおもてなしができるようにすることを目標の一つとして掲げてきた。これまでの活動を通して学び、体験して、成長していく子どもたちの姿を見ることがとても嬉しい。」と笑顔でお話してくださいました。
また、子どもたちから自主的におもてなしの運営スタッフもやってみたいとの声が出たため、運営についても任せているとのこと。運営スタッフをやることになった石岡郁人くん(中学2年生)は、「昨年は案内役をしました。その時に感じたことや学んだことをしっかり生かして、今年はガイドをする子たちのフォローができるよう、頑張りたいです。」と話してくれました。
昨年も熊谷うちわ祭での案内を実施しており、その模様はRWC2019『情報えとせとら』No.14でも取材しています。今年、さらにパワーアップした子どもたちが案内や運営スタッフとして活躍している姿をとても楽しみにしています。
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