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掲載日:2023年12月14日

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NPO法人ほうき星を訪問しました。

川越市で障がい者への生活介護事業と就労継続支援B型事業を行っている「NPO法人ほうき星」を訪問しました。

ほうき星について

 ほうき星は、昭和60年に活動を始めた歴史ある団体で、平成18年にNPO法人化しました。2つの作業所と1つの出張所(喫茶)で生活介護事業と就労継続支援B型事業を行っているNPO法人です。

「初雁作業所」と「川越ワークいちばん星」の2つの作業所では、段ボールの組み立て作業、パン、焼き菓子、パッチワークなどの手芸品、プリントTシャツやカットアウトステッカーの製造を行なっています。出張所である「お菓子工房☆キッチン一番星」は、川越市のNPO法人くるみの木のアンテナショップの一部を借りて、作業所で作ったパンや焼き菓子、パッチワーク、コーヒーの販売を行なっています。

 また、公共施設へのパンの販売、様々なイベント(演劇鑑賞等)への参加、川越まつりや川島町のSmile Smileフェス(手作り市)への出店のほか、公園や新河岸川の清掃や資源回収なども行っています。毎年5月に開催される川越市の福祉まつりでは、施設利用者とご家族が一緒に販売する炭火焼きの五平餅が大人気となっています。

初雁作業所の様子 いちばん星の様子 お菓子工房キッチン☆一番星のマカダミアクッキー お祭り出店時の写真

利用者を尊重した家庭的な事業所を目指して

ほうき星は、事業を拡大して大規模に運営することは目指していません。働くことを念頭におきながらも、家庭的な側面を大事にしています。年2回の宿泊旅行や日帰り旅行、スポーツ大会や水泳、音楽活動、手作り昼食など、様々な体験を通して利用者が心豊かに活動できることを目指しています。

また、作業自体も「利用者一人一人の能力や個性に応じた自立支援」を基本理念として、人格を尊重した就労支援を心がけています。利用者によって得意な作業、苦手な作業があり、それを見極めたうえで適切な作業を割り振っています。例えば、言葉でのやりとりが苦手な利用者に対しては、絵の描かれたカードを利用して次にすることを確認するなどの工夫をしています。

旅行時の写真 単語カードで利用者へ説明

法人からのメッセージ

 "みんな違っていい"  地域の皆さんに支えられてほうき星はここまできました。未来に輝く星空のもと、障がいがあっても安心して豊かに生活できる居場所としてこれからも輝き続けて行きたいです。これからもたくさんの笑顔がみられますように…。

昨年、ほうき星のホームページが誕生しました。誰もが笑顔になれる記事をたくさん発信できるように取り組みたいです。まだまだこれからですが、よろしかったらぜひご覧ください。

ほうき星のホームページhttps://comet-star.wixsite.com/houkiboshi

お問い合わせ

企画財政部 川越比企地域振興センター  

郵便番号350-1124 埼玉県川越市新宿町一丁目17番地17 ウェスタ川越公共施設棟4階

ファックス:049-243-1707

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