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掲載日:2019年12月13日
川口市内のNPO法人めだかふぁみりぃを取材しました。当法人は、障がいの有無に関わらず地域で一緒に生きていく社会の実現を目指していくために、障がい者に対して就労等の支援を行っています。今回は35周年を記念して開催した「めだかの写真展」を訪問し、代表の山下佳子さんにお話を伺いました。
ーなぜ写真展を開催しようと思ったのですか?
今までの周年記念では音楽祭や上映会を開催していました。ただこれらの会は高いコストがかかってしまうため、今回は職員からの提案で写真展を行うことにしました。これまで撮ってきた写真をまとめるいい機会にもなりました。
ー準備にはどれくらいの日数がかかりましたか?
3~4か月ほどかかりました。これまで撮ってきた写真の量がかなりあったので、その中から展示する写真をピックアップするのにとても苦労しました。
ー写真の分だけ思い出もたくさんあったのですね。
そうですね。写真を手に取るたびに当時の思いにふけってしまい、それにより時間がかかってしまったというのもあります。ただ、整理する作業の中で自分たちの活動の意味を思い返し、次の世代に活動を繋いでいくきっかけにもなりました。
ー35年が過ぎた今、めだかふぁみりぃに対する想いをお聞かせください。
めだかふぁみりぃは、障がい者も何か楽しみを見つけ、生きがいにつながる具体的な活動をする団体です。障がい者だからといってあきらめることなく、できることを探す手伝いをこれからもしていきたいと考えています。
ーその志がめだかふぁみりぃを大きく成長させたのですね。
多くの方々の支援があったからこそ、これまでやってこれたと思っています。活動していく中で出会ったたくさんの人達との関係をこれからも大切にし、活動を担っていく次の世代にもこのことをしっかりと伝えていきたいです。
ー活動していく中で、大変だと感じたことは何ですか?
活動に際して、ボランティアの方々にも協力頂いているのですが、ボランティアの人数はその時々で変動するため、安定した人材を確保することに苦労しています。また、めだかふぁみりぃの規模が小さかった頃はいろいろなことを自由に行うことができていたのに対し、現在は規模が大きくなったため、何かをやろうにも動きづらくなってしまったことです。
ー今後の事業について何か考えていることはありますか?
グループホームを増やすことや、商品開発を行っていきたいと考えています。
ー商品開発とは具体的にどういったものを考えているのですか。
新しいものを作ることは大事ですが、ラッピングを変えたり季節限定のデコレーションをするといった、今ある商品の見せ方を変えていくことにも力を入れていきたいと考えています。
ーありがとうございました。最後に何かメッセージがあればお願いします。
障がいの分け隔てなく、全ての人が共に生活できるような街になって欲しいです。これはとても難しいことかもしれませんが、共に育ち、共に生きることの大切さを知って欲しいです。
(特定非営利活動法人 めだかふぁみりぃ) (代表理事)山下 佳子 (電話番号)048-291-5047 (ホームページ)すぃーつばたけ ※外部ページにリンクします |
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