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掲載日:2018年6月11日
ママスクエアは、母親が働く「ワーキングスペース」に隣接した「キッズスペース」に保育スタッフが常駐する。子どもの預け先が見つからず、「働きたくても働くことができない」状況に対し、母親が子どものそばで安心して働ける機会と環境を創出している。
シフトは希望制のため、自分にあった働き方ができ、同じ境遇の仲間と気兼ねなく働ける。採用したスタッフに対し、教育・研修を実施しているため、仕事のブランクを気にせずに安心して働き始めることができる。
キッズスペース(左奥がワーキングスペース)
左側がワーキングスペース、右側がキッズスペース
様々な企業や行政とコンソーシアムを組み、「子供のそばで働ける世の中」にするための新しいムーブメントを起こし、全国展開を目指している。
ショッピングセンター(SC)などの運営会社や鉄道会社から、ママスクエアに出店の提案があり展開してきた。
SCなどの運営会社にとっては、ママスクエアとの連携により若いファミリー層の来場者数が増加することで、日々の買い物を行う主婦層の獲得に繋がる。鉄道会社にとっては、若いファミリー層の転居を促し、子育てしやすい沿線、といったイメージづくりとなる。
ママスクエア聖蹟桜ヶ丘店
今回訪問した、ママスクエア北戸田店は、平成29(2017)年10月、戸田市と連携しオープン。こちらは、カフェは併設されておらず、クリニックモール内にある。
連携の背景としては、戸田市は、23年連続県内一若いまちで子育て世代が多いことから、結婚や出産などで離職した女性の働きたい気持ちを実践する場として、戸田市が誘致したものである。
訪問時、熱心に仕事をしている母親たちのワーキングスペースとガラス1枚で隣り合うキッズスペースでは、保育スタッフに見守られた子供たちが楽しそうに遊んでいた。
ママスクエア北戸田店
平成27(2015)年、ララガーデン川口内にママスクエア1号店をオープン。30名のスタッフ募集に対し、300人の応募があったという。
埼玉県内では、今回訪問した北戸田店と上述の川口のほか、越谷、大宮、上尾で事業展開している。
長尾直美社長室室長からは、「今後はキッズスペースにおける預かり保育の質を高める要素をプラスして付加価値を高めていきたい。また、ワーキングスペースで働くスタッフの経歴や能力を活かした仕事を受注していきたい。」との話があった。
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