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掲載日:2016年2月3日
粕谷さんご夫妻は9年前、管内でも先がけて観光いちご園「いちごハウス粕谷園」を開園しました。その後、次々参入してきたいちご農家を組織して「ストロベリーファーマーズ(16人)」を結成、夫はリーダーとして活躍し、知実さんは会員の家族も一緒に技術研鑽できるよう気づかっています。
2年前の大雪では、徹夜でハウスを守った結果、幸い被害は免れましたが、ほとんどの会員が被害に遭いました。知実さんは夫とともに経営再建に立ち向かう会員と会員の家族を励まし続け、現在では会員全員のハウス再建が実現しました。
「観光いちご園を始めて9年目になりますが、気象に左右される農業は毎年難しさを実感しています。常に高い品質を目指していますが、気象や環境の条件で果実の形、成熟の速さ、着色、糖度、酸度、食味が変化していきます。日々、私たちが管理作業をする上で、何ができるか考えています。農林振興センターの方々のご指導をもとに、初心を忘れず、決して満足せず、慢心せず、常に向上心を持っていちご栽培に取り組んでいきたいと思います。」
「普通に生活していたら出会うことがなかった素敵なご縁や出会いがたくさんあります。うちのいちごを食べたいと来てくれた人を迎え、受け入れ、お客様と心と心を繋いできました。小さいお子様からご年配の方たちに「美味しい」という言葉とたくさんの笑顔をいただき、いちごだからできる農業と接客業の仕事の醍醐味があります。これからもお客様に感動を!お客様に満足を!提供できるように努力していきたいと思います。」
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