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掲載日:2024年3月12日

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彩の国青年マイスター表彰 被表彰者一覧

彩の国青年マイスター表彰とは

県内に就業又は就学する満30歳未満の青年技能者のうち、優れた技能を有し、勤務実績、日常生活等で他の青年技能者の模範と認められる者を知事が表彰する制度です。平成7年度に14人が表彰されて以来、令和5年度までに333人が表彰されています。

彩の国青年マイスター 被表彰者一覧

直近の被表彰者(令和5年度)

須永 亮 (鋳物検査工)

鋳物部品の検査業務に従事し、図面判読能力の高さや物差し・巻き尺・三次元測定器等の様々な器具を使いこなす能力に長けている。検査に用いる三次元検査測定器は当人の働きかけにより社内に導入されており、既存にとらわれない柔軟な思考で製品検査の効率化・検査時間の短縮にも寄与した。また、旧来からの検査手法を疎かにすることなく、不良・不具合品の社外流出阻止の一翼を担っている。検査にとどまらず、不良・不具合が発生した際は原因の究明にも取り組み、再発防止に貢献している。

中西 俊博(数値制御金属工作機械工)

機械加工全般の業務に従事しており、完成車製造に必要な治具や工具、生産設備に用いる機械部品など幅広く取り扱っている。特に研磨加工を得意としており、難易度の高い研磨加工品(ボルトの両端研磨)を完成させる技能や発想力を有している。厳しい要求精度を満たすために独自に治具を作成し、要求精度を実現、加えて工数・コスト削減も実現した。また、加工に限らず検査分野も習熟しており、現場で発生する突発的な対応にも的確に対応し、安定生産に貢献している。後輩の育成にも力を発揮し、同僚の信頼も厚く、他の模範になっている。

北 夏彦(エンジン組立工・調整工)

ディーゼルエンジンの組立作業・テスト作業に従事し、エンジン構造・機能を熟知している。特にエンジンから発せられる音の違いを検出する能力が卓越している。また、作業の迅速性・正確性において、卓越した感性と秀でた能力を発揮し、誰よりも速く正確に作業を習得し、社内の品質表彰を受賞している。職場組織活動において、若手のリーダー的役割を担っており、職場の活性化に繋がる活動を、企画・運営しながら職場のまとまりを作り上げている。職場の模範であると同時に先輩、後輩からも一目おかれる存在であり信頼されている。

阿部 汐里(自動車検査工)

大型トラックのエンジン部品検査業務に従事し、多種多様な計測機器を活用して、正確かつ迅速な測定と判定を行っている。国家計量標準に関係する測長機・三次元測定機・表面粗さ測定機等を駆使して、検査用機器の校正等、より高精度を要求される業務に対応出来る技能を保有している。また、各作業の標準化や業務の効率化に積極的かつ主体的に取り組み、柔軟な発想で意見を進言して業務改善に貢献している。埼玉県技能検定委員(機械検査)を委嘱される他、組合職場委員としてのフォロー活動等でも広く活躍している。

梶原 大輔(電気通信機械器具組立工)

鉄道信号保安システム製品の製造過程のうち、組立・配線作業に従事している。高度な手はんだ付け技能、多種多様な端子の圧着接続技能に加え、最適な配線ルートを見極めた配線経路図の作成等の能力に長けている。その技能の高さから、技能検定成績優秀者表彰の受賞や、技能五輪県大会への入賞を果たしている。グループ内全体の技能向上を目的とした技能コンテストにおいて実行委員会の一員を務め課題設計を担うなど、社内での人材育成への貢献度も高い。そのほか職業訓練指導員免許も得るなど、技術・技能指導にも積極的に取り組んでいる。

先﨑 渉太(車両修理工)

鋼材の切断・溶接・研磨・プレス等の加工作業に従事し、鉄道車両に使用されている車体や部品の鋼材部分の修繕を担当している。車体状態を的確に判断し、個々の鋼材の腐食状態に応じて切除や溶接を行うことができる。特に溶接業務では様々な鋼材の扱いに長けており多数の資格を取得している。その技術の高さから、技術競技会で優秀な成績を残している。後輩指導にも強い意識で取り組んでおり、新入社員への基礎技能教育において講師を務めるなど、技能の高さ・指導力ともに厚く信頼されている。

君島 拓弥(車両組立工)

鉄道車両の台車組立業務に従事しており、台車のメンテナンス作業を担当している。組立作業のほか、台車の修復作業も行うが、そこでは溶接の技術を発揮しており、技術競技会で入賞を果たすなど、社内でも有数の技術者として認められている。また、所内の事故救援隊でも活躍しており、脱線事故時には、台車に関する知識を活かして早期復旧に貢献した。現場では、工程管理や班員の操配、同僚・後輩社員への指導も行い、他の模範となっている。

瀬谷 優斗(車両機械組立工)

電車のモーター組立業務に従事し、電車走行に不可欠なモーターのメンテナンスを担当している。組立に関わる設備と工程上の問題点をまとめ、設備改良を具申するなど、生産性の向上に貢献している。また、鉄道車両製造・整備技能のみならず、多能工として電子機器組立技能も評価が高く、社内競技会で優秀賞の成績を収めている。現場ではリーダーシップを発揮しており、工程管理や作業の安全性・品質確保にも貢献している。熟練社員の退職に伴い、社内での技能継承や生産性向上が課題となる中、業務改善、同僚・後輩への指導を率先して行う姿勢から厚く信頼されている。

池 あずみ(フラワー装飾)

花への思いが人一倍強く、様々な装飾に積極性に取り組んでいる。また、独創性のあるデザインや難しい構成にもチャレンジし、より美しい装飾を追求してきた。そうして培ってきた技術が高く評価され、第61回技能五輪全国大会では銀賞を受賞した。

粕川 留奈(フラワー装飾)

フラワー装飾に優れた技能を発揮し、様々な作品に積極性に取り組んでいる。特に細かい作業を得意とし、丁寧に仕上げることができる。これらの技能を発揮し、第61回技能五輪全国大会では銅賞を受賞した。

渡邉 翔(情報ネットワーク施工)

通信線路設備工事の施工で、主に光ファイバケーブルの接続に従事をしている。光ファイバケーブルの接続及び試験の作業において優れた技能を発揮し、将来を期待されている。特に、光ファイバケーブルの接続のなかで、最も繊細な技能を必要とする心線の接続と収納の作業や宅内配線の技能に優れている。これらの技能を発揮し、第61回技能五輪全国大会では銀賞を受賞した。

髙橋 拳士郎(電工)

電気工事士として従事し、特に屋内線作業やPLCプログラミングを得意としている。これらの技能を発揮し、第61回技能五輪全国大会では銅賞を受賞した。また、日頃から後輩社員にも積極的にアドバイス・助言を行い、同大会での後輩社員の敢闘賞受賞にも貢献した。

糸野 海生(パソコン操作)

職業訓練により画面読み上げソフト等の支援ソフトによる視覚情報に頼らないパソコン操作について習熟し、オフィスソフト等のデータの処理・分析、各種書類作成といったOA事務の技能を身につけている。これらの技能を発揮し、第43回全国障害者技能競技大会では金賞を受賞した。訓練コースでは訓練生の取りまとめ役を果たすなど、周囲からの信頼も厚く他の模範となっており、訓練修了後は専門性を活かした職種での活躍が期待される。

歴代の被表彰者 (平成7年度~令和4年度)

お問い合わせ

産業労働部 産業人材育成課 委託訓練・連携推進担当

郵便番号330-9301 埼玉県さいたま市浦和区高砂三丁目15番1号 本庁舎5階

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