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掲載日:2017年10月4日

埼玉県の起業家インタビュー「想いをカタチに」(第3回:高橋正勝さん)

プロフィール写真

未来をより素敵なものにしようとチャレンジし続ける埼玉県の起業家や起業家スピリット溢れる経営者の方々にお話を伺うインタビュー特集「想いをカタチに」。

第3回は、「第5回(平成27年度)渋沢栄一ビジネス大賞」のベンチャースピリット部門において大賞を受賞した、株式会社サイ 代表取締役 高橋正勝さんです。

さて、高橋正勝さん流「明日を拓く」ヒントとは?ぜひご覧ください!

 

★インタビューは平成29年8月に行ったものです。 

想いをカタチに
~未来へと挑み続けるチャレンジャーたち~

タイトルバナー

 

真にやりたいことを求めて起業→社会風潮の変化→新会社の立ち上げへ

――現在の会社を立ち上げた背景について教えてください

(株)サイは、2011年4月に埼玉県秩父市のサン電子工業(株)、栃木県の(株)ALIES、東京都の(株)イディアの3社が共同出資して立ち上げたゲーム会社です。

もともと私は、(株)ALIESの代表を務めていました。アミューズメントの開発を受託していた会社です。(株)ALIESを設立する前は、車のボディを作っている会社で働いていました。そこの新規事業部でゲームなどさまざまな分野に関わり、ほぼ車以外のことを担当していましたが、だんだんと本業務である車の事業が良くなっていき、新規事業部が廃止されてしまったことがきっかけで退職しました。

不安はありましたが、独り身だったこと、ストレスで倒れてしまったことが大きく、このまま続けていても同じことを繰り返すだろうと思い、仲間と(株)ALIESを設立するに至りました。車の仕事は自分にとって本当にやりたかったことではなかったのだと思います。車は魅力がある反面、開発の一部にしか携わることができません。しかし、ゲームは開発の全てに携わることができるため、達成感が大きく違いました。新規事業で駆けずり回っていた時の方が、忙しくてもやりがいを感じていたので、自分が真にやりたいことを選んだということでしょうね。

  

しかし、ゲーム業界は10年ほど前からゲームがスマートフォンに取って代わられ、ゲームセンター、アミューズメント業界の売り上げが伸び悩んでいるという現状がありました。そこで、サン電子工業(株)、(株)ALIES、(株)イディア、3社の所在地の中間地点であるさいたま市に拠点を置き、ゲームの技術を基に、ここからさまざまなものを発信していこうと(株)サイを立ち上げました。

会社名「サイ」は、サン電子工業のS、ALIESのA、イディアのIそれぞれの頭文字をとり、かつ、「彩の国さいたま」にかけて名付けました。

 

 ブース出展の写真

 

社会的ニーズを捉える

――(株)サイでは、どのような事業を行っていますか?

「ゲームの技術を使って、新しいものを発信する。」をコンセプトに事業展開をしています。その中でメインとなっているものは、シニア向けのリハビリゲーム機器の企画、販売です。これは、高齢者施設から高齢者が楽しんで過ごせる遊び道具が欲しいと言われたことがきっかけで始めたものです。

当初は、安いゲームを提供しようとしてみましたが、全く売れませんでした。その時に「普通のゲームならもっと安いものがある。」と言われてしまい、どうせゲームをやるならリハビリになるようなものを作ろうということになりました。

大手の企業と九州大学病院リハビリテーション部の協力を得て、リハビリ向けのゲーム機の開発を2012年の春にスタートしました。そして、その年の秋に国際福祉機器展にプロトタイプ(試作品)を出展したところ、好感触を得ることができました。事業として成り立つと思い、製品化に向けて開発を継続し、2013年春に満を持して「ドキドキへび退治2」「ハンマーフロッグ」「PON PON TOUCH!」の3種類の販売を開始しました。

 

製品の写真

 

現在は、北海道から鹿児島まで介護・医療施設300カ所に設置させていただいています。ゲームの形をしていますが、リハビリが目的なので、アミューズメント施設には、販売していません。

最近は、介護報酬の改定もあり、施設の運営が厳しく、欲しい、設置したいけれど費用が出せないという声が非常に大きく、レンタルやリースでも対応しています。

 

高齢者施設での写真

 

ゲームのチカラで健康長寿日本に貢献

――渋沢栄一ビジネス大賞に応募したきっかけを教えてください

ゲームはあまりイメージのよいものではないので、ゲームというものが人の役に立つということを広く認められたいという思いから応募しました。ゲームが介護予防、リハビリにどこまで役に立つかということは、大手もやらないようなチャレンジプロジェクトなので、ベンチャースピリット部門に合っているのではないかと思いました。

大賞を受賞したことで、たくさんのメディアの方に来てもらい、宣伝効果があったと思います。渋沢栄一という冠が付いているので、全国どこに行っても企業として安心していただけます。

 

ビジネス大賞授賞式の写真

 

みんなが笑顔で明るい未来を

――プライベートの時間はどのように過ごしていますか?

妻と認知症で要介護2の母親の3人で暮らしています。妻は働いており、母親はデイサービスとホームヘルパーを利用しています。認知症には、ペットに触れると効果があると言われているので、母親が一人の時は、犬が母親の相手をしています。

 

家族との写真

 

仕事が休みの日は、ゴルフをしているか、お灸をしているかですね(笑)。最近、お灸にはまっています。ゴルフは、仕事関係はほとんどなく、プライベートが主です。妻と行ったり、仲間と行ったりすることが多いです。

あと、フルマラソンを走ります。最近は、練習が嫌いなのであまりせず、いきなり本番を迎えます。以前に比べて回数が減りましたが、旅行も兼ねて年に3,4回は走っています。練習をしないのできついですが、42km走った後のビールが本当においしく、それが目的なところもあります。フルマラソンを始めたのも、42km走った後のビールはどんな味がするのだろうと思ったことがきっかけです。

 

マラソン完走後の写真

 

――今後について教えてください

リハビリマシンを周知させて、皆さんにPRしていきたいです。

医療機関などの協力のもと、当社のリハビリマシンの効果について検証を行っています。九州大学病院リハビリテーション部で4年間測定を行った結果、身体機能への効果がみられることが分かり、学会や論文でも発表しています。現在は、認知症への効果について、群馬大学と共同で研究しています。速報値では、利用者の7割が、改善したり、症状の進行が遅れるなどの効果が出ています。

もともと介護予防を目的に商品を開発しているので、要介護者だけが我々のターゲットではありません。要介護にならないための予防をしようということが目的だったので、アクティブシニア層向けの事業を進めています。9割が元気な高齢者なので、高齢者全体を見ていかないとビジネスとして成り立たないと思います。家にこもりがちな高齢者向けに「コミュニケーションの場」を作ることが、今後の目標です。

 


インタビューはいかがでしたか?今、社会に必要とされているものは何かを見定める。そして新しいものを発信していく。何かしたいことのある人、チャレンジしてみたいことのある人にとっては、背中を押してくれる言葉の宝庫だったのではないでしょうか。

「未来へと挑み続けるチャレンジャー」の皆さんから学ぶ、「明日を拓く」ヒント。これからも、インタビュー特集「想いをカタチに」をどうぞお楽しみに♪

 

注目情報

ビジネス大賞バナー

埼玉県では、新たな事業展開や革新的な技術開発に積極的に挑戦し、大きな飛躍を目指す県内中小企業を表彰する「渋沢栄一ビジネス大賞」を平成23年度から実施しています。

公式ページ

 「渋沢栄一ビジネス大賞」

 

 

 

お問い合わせ

産業労働部 産業支援課 創業支援担当

郵便番号330-9301 埼玉県さいたま市浦和区高砂三丁目15番1号 本庁舎4階

電話:048-830-3908

ファックス:048-830-4813

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