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掲載日:2021年3月22日

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建築物衛生/FAQ(シックハウス)

シックハウスに関する、よく寄せられるご質問に対するQ&Aです。

Q1 ホルムアルデヒドは、どのような化学物質ですか。

A1 ホルムアルデヒドは刺激臭の強い無色の物質で、室温では気体としても存在しています。

殺菌作用があるため防腐剤として用いられるほか、接着剤の原料など、幅広い用途に用いられる有用な物質です。

しかし、高濃度のホルムアルデヒドにさらされると、健康に悪影響を及ぼします。

Q2 室内空気の汚染の原因は何ですか。

A2 原因としては、

  1. 住宅建材や施行材等に含まれる化学物質
  2. ダニ・カビなどの生物
  3. 暖房器具の燃焼ガス
  4. タバコの煙など粒子状物質

などがあります。

Q3 室内空気の悪化の要因は何ですか。

A3 近年、住宅の高気密化が進んだことや、エアコン等の普及、さらにライフスタイルの変化により、室内の換気が十分に行われていないことが、主な要因とされています。

Q4 化学物質の室内濃度指針値とは何ですか。

A4 この指針値は、人がその化学物質の示された濃度以下の曝露を一生涯受けたとしても、健康への有害な影響を受けないであろうとの判断により設定された値です。

ただし、症状の発生には個人差が大きく、これらの数値以下でも症状が出たり、より高濃度でも症状が出ないこともあります。

Q5 シックハウス症候群の予防はどのようにしたらよいですか。

A5 シックハウス症候群を予防・改善するためには、住宅の設計者や施工者と相談し、化学物質発生源の除去、放散量の低減化、適切な換気を行ってください。

建材等に使用する合板類には、ホルムアルデヒドの放散量を表示してありますので、こういった表示を参考にしてください。

また、症状が改善されない場合は、早めに医師に相談してください。

Q6 化学物質過敏症とは何ですか。

A6 人体が多量の化学物質にさらされたり、微量でも長期間に渡って特定の化学物質に触れ続けることで、極めて少ない量の化学物質にも敏感に反応し、体に不調を訴えるようになることです。

詳しくは「健康で快適な居住環境づくり」をご覧ください。

お問い合わせ

保健医療部 生活衛生課 環境衛生・ビル監視担当

郵便番号330-9301 埼玉県さいたま市浦和区高砂三丁目15番1号 本庁舎4階

ファックス:048-824-2194

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