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掲載日:2020年10月19日

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新型コロナウイルス対策本部会議後の知事発言内容(10月19日)(テキスト版)

   お疲れさまでございます。
   先ほど新型感染症の対策本部会議を開催させていただきました。終わりまして、皆様に若干御報告をさせていただきます。まずは、埼玉県の農産物エールキャンペーンであります。埼玉県におきましては、新型コロナウイルス感染症拡大の影響を受け、売上が大きく落ち込んだ農業、埼玉県の県産の農産物を「買う」「食べる」ことによって応援をしていただく「埼玉県産エールキャンペーン」を実施中であります。キャンペーンに参加するECサイトや、飲食店を紹介するキャンペーン特設サイトを開設し、県のホームページのトップ画面からアクセスができるようにしてございます。まず、「ネットで買って応援キャンペーン」の方でありますけれども、対象となる県農産物を生産者のECサイトにおいて、本体価格から30%割引した価格で購入ができることとなっています。対象としている県産農産物は、狭山茶、6次産業化商品、花き、観光農園において生産販売される「いちご」、牛肉、彩の国黒豚、彩の国地鶏タマシャモなどであります。ECサイトでは、普段お買い物をされるスーパーや農産物の直売所では、なかなかお目にかかれない商品もございます。ぜひ、この機会に、ご自宅用にお買い求めいただくのはもちろん、遠くに離れて住んでいるお子さんやお孫さんなどにもご購入をいただきたいとお願いをさせていただきます。もう一つの柱、お店で食べて応援キャンペーンですけれども、参加の飲食店で県産農産物を使用したメニューを注文していただくと、その次の時に、来店した時に使える20%割引券をプレゼントするというものです。Go To Eatキャンペーンも、10月23日から埼玉県では開始をされますけれども、県のこのエールキャンペーンで配布をする割引券は併用も可能なので、ぜひ利用していただきたいと思います。
   次にまもなく、季節性インフルエンザの流行期を迎えることもあり、より一層の強い警戒感をもって対応していかなければならないこともあり、県民の皆様にお願いをさせていただきます。新型コロナウイルス感染症の収束が見えない中、新型コロナとインフルエンザは症状のみでは見分けることがなかなか困難であります。そこでインフルエンザの流行は、医療機関に対する負担になるのではないかということが懸念をされています。また65歳以上の方々につきましては、肺炎などの合併症を起こしやすいと言われており、どちらの疾患にも注意が必要であります。そこで県では、65歳以上の方などの負担がゼロとなるよう、インフルエンザワクチン接種への補助を行うことといたしました。補助は12月までとなっているため、インフルエンザの流行の前にお早めに、予防接種を受けていただきたいと思います。また、基本的な感染防止対策の徹底が大切であります。引き続き、こまめな手洗い、手指の消毒、外出時のマスク着用、そして、密閉、密集、密接の3つの密を避けるよう、よろしくお願いをいたします。
   次に、会食、飲み会でのお願いです。まもなくGo To Eatキャンペーンが始まり、飲食店の賑わいが戻ってくることが期待されています。一方、飲食や飲み会の場では、マスクを外し、会話が弾むため、どうしても感染のリスクが避けられません。またこれから少し気が早いかもしれませんが、年末年始の食事をする、あるいはお酒を飲む、こういった機会もできてくるのではないかと思います。そこで改めて、会食、飲み会で注意していただきたいポイントについてお願いをいたします。お店を選ぶ際には、感染症対策がとられている、彩の国「新しい生活様式」安心宣言の店を選んでください。感染症対策が十分にとられていない施設については、利用を回避していただきたいと思います。また、国の接触確認アプリCOCOAや、LINEコロナお知らせシステムの活用をお願いをいたします。このCOCOAや、LINE コロナお知らせシステムを利用されて、感染の疑いがあるような場合には、埼玉県は、その通知があった方全ての方に、検査を受けていただける体制を組み、既に周知をさせていただいております。是非、お使いをいただきたいと思います。また大人数での会食、飲み会は、引き続き自粛をお願いいたします。お店では面と向かう、いわゆる対面を避けていただいて、一定の間隔を空けて座るなどの配席にも工夫をいただきたいと思います。また、お酌や回し飲みは避けていただき、お酒は自分のペースで楽しんでいただきたいと思います。会食だけではありませんけれども、発熱などの症状がある方は、くれぐれも参加を控えていただきたいと思います。先ほど来、申し上げている3つの密の回避や、会食や飲酒の際の、是非、注意点を守っていただきたいと思います。
   昨今、埼玉県で起こっているクラスターにおいても、やはり、こういったことが十分に徹底されていない結果のものが出ています。あるクラスターにおいては、例えば、職場において、タバコや飲み物を回し飲みをしていた。こういった結果、感染が拡大した例が見受けられました。また、ある場所においては、小さなスペースに数十人の方々が集まって、長時間おられた。こういった状況もありました。是非、皆さんの愛する方、そして大切な方々を守るためにも、県民の皆様には、ご不便をおかけいたしますが、一層のご協力をお願い申し上げます。
   私からは以上です。

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