校庭の芝生面と土壌面との表面温度の比較：県内小・中学校におけるドローンによる観測結果

 

　埼玉県では、県内の保育所・幼稚園・認定子ども園・小学校・中学校・高等学校等の園庭・校庭の芝生化を推進しています。

　平成30年度に、平成28・29年度に県補助金により整備された学校のうち11校を調査対象として、ドローンに取り付けたサーモグラフィーカメラにより地表面温度の観測を行いました。

　観測の結果、芝生面と土壌面の温度差は、最大13.6℃、最小5.3℃で、平均すると8.4℃の温度低下が認められました。

　また、体感温度の変化を簡易推計したところ、最大1.29℃、最小0.51℃、平均0.75℃の低下となりました。地表面温度の低下と比較すると低下幅は少ないですが、確実に低下しており、児童・生徒の夏季の屋外活動において、熱中症予防の面からも効果的であると実証されました。

 

各校の調査結果は次のとおりです。

1 全校の調査結果

　全11校の調査結果（PDF：59KB）

2 各校の結果（写真）

(1) 春日部市立八木崎小学校（PDF：293KB）

(2) 伊奈町立南小学校（PDF：228KB）

(3) 朝霞市立朝霞第二小学校（PDF：197KB）

(4) 蕨市立東小学校（PDF：243KB）

(5) 本庄市立児玉小学校（PDF：295KB）

(6) 鴻巣市立鴻巣北小学校（PDF：255KB）

(7) 寄居町立男衾小学校（PDF：233KB）

(8) 上尾市立原市小学校（PDF：299KB）

(9) 蓮田市立平野中学校（PDF：242KB）

(10) 久喜市立小林小学校（PDF：411KB）

(11) 熊谷市立吉岡小学校（PDF：262KB）