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掲載日:2010年3月19日

埼玉県 ユニバーサルデザイン・ホームページ 『ハートいっぱい さいたま 』(2)

秋山 哲男さん

都市のユニバーサルデザイン

都市のユニバーサルデザインの目的は3つである。第1に「福祉」、第2に「環境」(いかに環境への負荷を小さくするか)、第3に「安全(安心)」(災害や自損事故をいかに防ぐか)である。

これまでは、バリアフリーとユニバーサルデザインの違いだけを議論してきたが、そうではなくて、地域に安心して住みやすいまちをつくるということがテーマであり、それを考えると、福祉、環境、安全(安心)の三つの目的になった。

この3つの目的を達成するためには、協働、継続(プロセス)、バリアフリーとモビリティが必要である。

バリアフリーとユニバーサルデザインの関係は次のように整理できる。

ユニバーサルデザインとバリアフリーの説明図

都市のユニバーサルデザインは、一般のユニバーサルデザインとは異なるかもしれない。都市施策をユニバーサルデザインで見直していこうとしたときに、ユニバーサルデザインがそれだけの力を持っているかどうかは疑問である。新しい言葉、概念のうちに動かしていこうとすることは必要かも知れない。

ユニバーサルデザインの基本原則(7原則)を言う時代は終わったと考えている。都市をどうしたらよいかが議論の目的であって、ユニバーサルデザインはその結果と考えている。デザインだけでなくてシステム、例えば交通システムなどもうまく組み立てられればユニバーサルデザインになるのではないか。

バリアフリーとユニバーサルデザインの違いということはあまり言わない方がよいのではないか。バリアフリーは、市民に分かりやすいように組み立てられ、かなり頑張ってきた。

クロスセクターベネフィットもユニバーサルデザインである。(クロスセクターベネフィットとは、アクセシブルな公共交通整備により、障害者の自立移動が可能となることは、障害者自身はもちろん社会全体にとっても便益となるというように、ある費用の間接的な便益のこと。)

交通バリアフリー法に基づく「基本構想」

交通バリアフリー法はユニバーサルデザインの取組である。市町村が作成する「基本構想」は具体的に実現できるもの、事業化できるものにする必要がある。「基本構想」は、絵を描くことは簡単であるが、住民の意見を反映しているか、鉄道事業者との合意ができているか(鉄道事業者が構想を納得できるか)が重要である。

そのため、住民参加により、住民の意見、考えを整理していく、住民の合意形成を得ていくことが必要である。事業者においても住民と同様に参加手続きが重要である。ユニバーサルデザインには、人間関係を調整していくこと、システムを構築していくことも含まれる。

秋山哲男さんのプロフィール

1948年生まれ。1974年明星大学理工学研究科(修士課程)卒。

専門分野:都市交通計画、福祉のまちづくり

高齢者・障害者の外出に必要な道路・自動車・バス・鉄道・タクシー・スペシャルトランスポートサービス等の需要分析、運行システム、車両・道路・駅舎のデザインや技術指針・制度、財源の基礎的研究や欧米との比較研究を行っている。

主な著書、論文

  • バスはよみがえる(共著、日本評論社、2000)
  • 高齢者・障害者に配慮した道路の現状と課題(土木学会論文集)
  • 高齢者・障害者のスペシャルトランスポートサービス(土木学会論文集)
  • 公共交通のモビリティとバリアフリー(国際交通安全学会)

お問い合わせ

県民生活部 文化振興課 文化創造・発信担当

郵便番号330-9301 埼玉県さいたま市浦和区高砂三丁目15番1号 第3庁舎1階

電話:048-830-2882

ファックス:048-830-4752

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