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掲載日:2014年12月18日

仕事ファイルNo.44 建築士

仕事ファイルNo.44

建築士(けんちくし)

三島さん

教えてくれた人

有限(ゆうげん)会社 三島泉設計(せっけい)事務所(じむしょ) 一級建築士

三島 泉(みしま いずみ)さん

建築士コバトン

  1. 「建築士」ってどんなお仕事?
  2. 教えて!三島さん
  3. ある日の三島さん

1 「建築士」ってどんなお仕事?

住宅(じゅうたく)やマンション、学校や病院、デパートなど、みんなのまわりにはたくさんの建物(たてもの)があるよね。ところで、建物って、どんなふうにできるのか気になったことはないかな?

建物って、いっぱいの材料(ざいりょう)でできているから、どんな建物でも、作り出す前に「設計図(せっけいず)」が必要(ひつよう)なんだ。

さあ、そこで「建築士」の出番だよ。

大間木の家

でもね、「建築士」って、建物の設計(せっけい)だけじゃないんだよ。設計書どおり作られているか、建築現場(げんば)で目を光らせたり、お客様の希望(きぼう)を大工さんに、大工さんの提案(ていあん)をお客様に伝(つた)えるパイプ役を務(つと)めたりもするんだ。

今回は、建築士の三島さんにお話を聞いてきたよ!教えて!三島さん。

三島さんの作業風景

2 教えて!三島さん

コバトン 子どもの頃(ころ)に好(す)きだった教科(きょうか)は何ですか?その理由(りゆう)は?

三島さん とにかく体を動かすことが大好きだったものですから「体育」が一番でしたね。特(とく)に、水泳とか、外でやる球技(きゅうぎ)が。雨が降(ふ)って、どろんこになっても構(かま)わず、愉快(ゆかい)にやってました(笑)。当時は、今みたいに「少年団(だん)」がなかった。でも、春と秋はソフトボール、冬はサッカーの大会があって、大会のたびに編成(へんせい)されるチームに入ってボールを追いかけてましたね。

三島さん

コバトン そのころに憧(あこが)れていた職業(しょくぎょう)は何ですか?

三島さん もちろん「プロ野球選手(せんしゅ)」でしたね。小学校の頃(ころ)は、野球少年だったものですから。プロへの夢(ゆめ)は叶(かな)わなかったものの、スポーツは生涯(しょうがい)通じて大好きで、野球も長く楽しんだし、大学ではアメリカンフットボールをしました。そして、今でもシニアリーグでサッカーをやってますよ!

三島さん

コバトン この仕事を選(えら)んだきっかけは何ですか?

三島さん 高校の時、国語が得意(とくい)で文系(ぶんけい)に進学して、将来(しょうらい)は旅行会社に勤(つと)めようかな、なんて思っていたんですよ(笑)。それが、大手建設会社(けんせつがいしゃ)に勤める知り合いから、建築の良(よ)さをたくさん教えてもらって。自分が考えたものが実際(じっさい)に大きな形となって残(のこ)るなんて「ものづくりって男のロマンだよね」なんて感じて洗脳(せんのう)されまして(笑)。結局(けっきょく)、建築学部へ行きました。

三島さん

コバトン この仕事につくために、どんな学校に行けばよいですか?

三島さん 建築を専門(せんもん)とする専門学校や大学の建築関係(かんけい)学部で、建築やデザインの基礎(きそ)を学ばなければなりません。ただし、学校だけで全部を学ぶのは無理(むり)なので、卒業(そつぎょう)してから建築関係の会社や設計事務所の実務(じつむ)の中で、設計や工事監理(かんり)の技術(ぎじゅつ)を高めていきます。

三島さん

コバトン この仕事につくために、必要(ひつよう)な資格(しかく)は何ですか?

三島さん 1級建築士、2級建築士、木造(もくぞう)建築士といった国家資格が必要です。

資格によって、設計できる建物の構造(こうぞう)や規模(きぼ)が違(ちが)います。1級建築士を持っていれば、超高層(ちょうこうそう)ビルも設計することができるんですよ。

受験(じゅけん)するためには、基本的(きほんてき)には実務経験(けいけん)が必要になります。必要な年数は、卒業した学校や資格の種類(しゅるい)によって違ってきますが、いずれにしても、この仕事は経験がものをいうので、実務経験はとても大事だと思いますね。

三島さん

コバトン どのように設計するのですか?

三島さん 「設計図」を作成する前に、実はもっと大事なことがあります。それは、お客様とのコミュニケーションです。お客様は「家を建てたい。」という第一の目的を持って相談に訪(おとず)れます。でも、それだけじゃない部分が、コミュニケーションの中で見えてくるんです。たとえば、釣(つ)りが趣味(しゅみ)の人には、部屋に釣り竿(ざお)や釣り道具を飾(かざ)る小さな部屋を作ってあげる。お客様が10個(こ)要求(ようきゅう)してきたら、その裏には15から20個かくれている希望がある。それを対話の中で探(さぐ)り出していきます。理論上(りろんじょう)、計算上の設計だけ一生懸命(いっしょうけんめい)やっても、そのお客様に合った良い住まいはできないんです。図面は最後(さいご)でいいんです。最初(さいしょ)にたくさん家に込(こ)める思いや夢を話し合うことで良いアイデアが、最終的には納得(なっとく)できる設計図が出てくるんですね。

三島さん

コバトン 設計図ができたら、どうするのですか?

三島さん 設計書を大工さんに引き継(つ)ぎますが、お客様に代わって第3者の目で現場を監理していきます。お客様は図面を見てもわかりませんよね。建築士は、図面どおりに鉄筋(てっきん)がこの間隔(かんかく)で入っているか、コンクリート強度、釘(くぎ)の打ち方、違う材料を使ったりしていないか、そういうところを全部チェックします。そして、行政(ぎょうせい)の完了検査(かんりょうけんさ)などを受けて「合格(ごうかく)」をもらってから、お客様に引き渡(わた)しします。

住宅や建物は、安心安全に住める居心地(いごこち)の良い空間でないといけないですよね。地震(じしん)や風が吹(ふ)いたりして倒(たお)れてしまったら凶器(きょうき)になってしまう。外見はいくらきれいにできても、中の構造が一番大事なんです。だから、現場の監理は本当に重要です。

三島さん

CAD

これがCAD(キャド)の画面。

パソコンで設計しているよ。

模型

お客様がイメージしやすいように立体のものを作成するときもあります。

コバトン この仕事をやっていてよかった、と思うのはどんな時ですか?

三島さん 完成した建物を見てもらった時に、お客様が笑顔になってくれた時は嬉(うれ)しいです。

家を建てるのは、一生に一度の大きな事業です。何千万円というお金をかけて、やっと夢を叶えるんですから。お礼の言葉を言ってくれた時が一番嬉しいですね。

三島さん

コバトン この仕事で、つらいなあと思うのはどんなことですか?

三島さん やっぱり時間に追われることですかね(苦笑)。いろんな仕事が重なったりすると、昼間は打ち合わせや現場へ行くので、間に合わせるため休日や夜遅(おそ)くまで仕事をしています。

三島さん

コバトン この仕事をするうえで、大切なことは何ですか?

三島さん 「誠意(せいい)」を持って対応(たいおう)することです。

家造りは、お客さん、建築士、造る大工さん、の3者の共同(きょうどう)作業です。「いい家を作ろう」という真剣(しんけん)な心で取り組めるよう、建築士がお客様と大工さんの間に入って、三角形のコミュニケーションをつくる必要があります。それには「誠意」が欠(か)かせないんです。

三島さん

コバトン 元気のミナモトは何ですか?

三島さん サッカーをやって汗(あせ)を流すことです!スポーツでポタポタ流れる汗は、ジトーッとしみだす汗と違って本当に気持ちいいです。サッカーでスライディングして、膝(ひざ)を擦(す)りむいて帰ると、家内には「50過(す)ぎのおじさんが、膝から血を出して…」と笑(わら)われますが(笑)。

魚釣りが大好きで、小魚を飼(か)って世話をするのも元気のミナモトですね。

三島さん

コバトン 座右(ざゆう)の銘(めい)をおしえてください。

三島さん 「誠実に、正直に」です。信頼(しんらい)関係を築く第一歩。それが人として生きていくうえで、最も大事なことだと思いますね。

三島さん

コバトン 三島さんの今の夢(ゆめ)や目標(もくひょう)はなんですか?

三島さん 私(わたし)の夢は、お年寄(としよ)りに優(やさ)しい街並(まちな)みを作ることです。

今、少子化(しょうしか)が進んで高齢者(こうれいしゃ)の多い社会になっています。長い人生を一生懸命に働(はたら)いてきたお年寄りがたくさんいるのに、心地よく住める環境(かんきょう)があまり整っていません。木々に囲(かこ)まれて、ベンチがたくさんあって、縁側(えんがわ)でおしゃべりができて・・・。人生の最後の方の生き方を楽しめるように生活できる環境を作ってあげたいですね。

三島さん

コバトン 最後(さいご)に、埼玉県のこどもたちにメッセージをお願(ねが)いします。

三島さん 勉強でもスポーツでも書道でも趣味でも何でもいいから、何か一つ続(つづ)けられることを見つけてみてください。上手にできなくても、結果(けっか)がどうであっても、好きで一つのことを続けていけるということが「才能(さいのう)」だと思います。「才能」は誰(だれ)でも持っています。情報(じょうほう)がたくさんある中で流されないで、自分の本当にやりたいことを何か一つ見つけて続けていってください。それが建築や設計だったら、なお嬉しいです(笑)。

あと、感動する体験をいっぱいしてください。感動する体験をすればするほど、心が一つずつ優しくなっていきます。サッカー場に行ったり、音楽鑑賞(かんしょう)で良い歌を現場で聴(き)いたり、感動する場面や現場にたくさん足を運んで、体で体験してほしいと思います。

三島さん

スタッフの醍醐さんと相談

スタッフの醍醐(だいご)さん(右)と相談。

羽田の家

作品

三島さんの設計した住宅。木が使われていて、柔(やわ)らかい雰囲気(ふんいき)です。

3 ある日の三島さん

7時30分

起床(きしょう)

8時00分

新聞、テレビのニュースを見ながら、朝食。

玄関(げんかん)まわりの清掃(せいそう)とメダカや金魚にエサを与(あた)えます。

9時00分

事務所で仕事開始。

 

スタッフと打ち合わせ。今日行う仕事の確認(かくにん)をします。

10時00分

パソコン(CAD)で、依頼(いらい)されている店舗(てんぽ)の図面を作成。

12時00分

昼食

13時00分

現在工事している現場へ向かう。

14時00分

工事現場で打ち合わせや、工事の監理。

16時00分

役所へ行ったり、お客様と会ったりします。

17時30分

事務所へ戻(もど)ります。

19時00分

仕事終了。夕食。

20時00分

残った仕事をします。

23時00分

入浴(にゅうよく)

1時00分

就寝(しゅうしん)

コバトンほかのお仕事をみてみよう!

お問い合わせ

県民生活部 広聴広報課 ウェブ管理・企画担当

郵便番号330-9301 埼玉県さいたま市浦和区高砂三丁目15番1号 本庁舎1階

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