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掲載日:2014年12月18日

仕事ファイルNo.39 山岳救助隊

仕事ファイルNo.39

埼玉県警察

山岳救助隊(さんがくきゅうじょたい)

教えて!お仕事No.39 山岳救助隊 菊地さん

教えてくれた人

(取材当時)

※現在、菊池さんは異動されています。

埼玉県小鹿野(おがの)警察署(けいさつしょ)

菊地 雄一郎(きくち ゆういちろう)さん

コバトン

  1. 「山岳救助隊」ってどんなお仕事?
  2. 教えて!菊地さん
  3. ある日の菊地さん

1 「山岳救助隊」ってどんなお仕事?

埼玉県には、日本百名山の雲取山(くもとりやま)に両神山(りょうかみさん)、甲武信岳(こぶしだけ)などなど、有名な山がたくさんあるのは知ってるかな?

最近(さいきん)は中高年の間で登山がブームとなっていて、気軽に山に登る人が増(ふ)えているんだ。でも、登山者が増えると遭難(そうなん)や事故(じこ)などが起こる危険性(きけんせい)も大きくなってしまうよね。そんな山で道に迷(まよ)ったり、けがや病気で下山できなくなった登山者を救助するのが「山岳救助隊」です。

秩父の山岳風景

埼玉県警(さいたまけんけい)の「山岳救助隊」は、1991年からはじまり、今年でちょうど20年目。秩父警察署(ちちぶけいさつしょ)に18名、小鹿野警察署(おがのけいさつしょ)に7名が配属(はいぞく)されているんだ。

隊員は全員警察官で、普段(ふだん)は駐在所(ちゅうざいじょ)や警察署の交通課(こうつうか)や地域課などで仕事をしているよ。山での遭難や滑落(かつらく)事故の連絡が入ると、すぐに現地(げんち)へ向かう。行方不明者の捜索では、長い時には2,3日捜索するときもあるんだよ。

山岳救助隊と県警ヘリ

山岳救助隊員と県警察ヘリコプター

また、山岳(さんがく)事故を少しでもなくすため、登山者へ事故防止(ぼうし)のパンフレットを配ったり、登山道をパトロールしながら登山者へ注意を呼(よ)びかける活動もしているし、山岳会や登山を趣味(しゅみ)としている方への講習(こうしゅう)も行っているよ。事故が起きないように、予防の活動も大切にしているんだ。どんなに慣(な)れた山でも、低(ひく)い山でも、自分の体調やその日の天気によって、悪い結果(けっか)になってしまうこともあるんだって。

今回は、普段は両神(りょうかみ)駐在所に勤務(きんむ)している菊地さんに、山岳救助隊のお仕事について、話を聞いたよ!

登山指導

山での登山指導

2 教えて!菊地さん

コバトン 子どもの頃(ころ)に好(す)きだった教科(きょうか)は何ですか?その理由(りゆう)は?

菊地さん 体育です。特(とく)に、サッカー・野球・バスケットといった球技(きゅうぎ)が好きでした。みんなで協力(きょうりょく)しながら体を動かすことが好きでしたね。

菊地さん

コバトン そのころに憧(あこが)れていた職業(しょくぎょう)は何ですか?

菊地さん サッカー選手(せんしゅ)です。小学2年生の時から、ずっと少年サッカーをやっていたので、プロのサッカー選手になることが夢(ゆめ)でしたね。

菊地さん

コバトン この仕事を選(えら)んだきっかけは何ですか?

菊地さん こまっている人を助ける仕事をしたかったので、警察官(けいさつかん)になりました。

はじめは警察署に配属されましたが、次の配属先は機動隊(きどうたい)で、「新潟県中越地震(にいがたけんちゅうえつじしん)」や「岩手(いわて)・宮城内陸地震(みやぎないりくじしん)」の災害(さいがい)救助活動を経験(けいけん)しました。その時に、「救助」という活動に「やりがい」や「意義(いぎ)」を心から感じ、「山岳救助隊」を希望(きぼう)したのです。

菊地さん

コバトン この仕事につくためには、必要(ひつよう)なことは何ですか?

菊地さん まず、警察官になるための試験(しけん)に合格(ごうかく)し、警察学校に入ることです。私(わたし)の場合は、高校3年生の夏休みから、一生懸命(いっしょうけんめい)勉強しました。

警察学校は、警察官としての基礎知識(きそちしき)や心構(こころがま)えを学んだり、訓練(くんれん)をするところで、現場に出る前に6か月~10か月勉強するんですよ。

菊地さん

コバトン この仕事をするうえで、大切なことは何ですか?

菊地さん まずは、山での救助技術(ぎじゅつ)を学ぶこと。これは、山岳救助隊に入ってから学びました。山には山の救助のしかたがあるので。それと、救助した方を背負(せお)って山を下りたりするので、体を鍛(きた)えることが必要(ひつよう)ですね。

あと、常(つね)に「安全」を心がけることです。救助に向かう場所は、ほとんどが高い岩場や山の斜面(しゃめん)、沢(さわ)などとても危険な場所です。人の命を預(あず)かるので、安全をしっかり確認して活動することが大切なんです。

菊地さん

登山者を救出する県警ヘリ

危険(きけん)な場所に入りこみ道に迷って下山できなくなった登山者。救助隊員が捜索(そうさく)して、県警(けんけい)ヘリで救助しました。

秩父警察署の山岳地情報

秩父警察署には、山岳救助隊の活動状況(じょうきょう)や山の情報(じょうほう)を紹介(しょうかい)するコーナーがあります。

救助の無線が入ってから、どのくらいで出動するのですか?

菊地さん もう「即(そく)」ですよ!隊員(たいいん)は、みんな警察官の制服(せいふく)から山岳救助隊の制服に着替(きが)えて、全員がそれぞれの場所から現地へ向かいます。一番早くついた隊員が状況もわかりますし、いち早くけがをした方のところへ行って気持ちを落ち着かせてあげたいですからね。

私は、パトカーに着替えや装備(そうび)も入れてあるので、パトロール中でもすぐに着替えて現場へ向かいます。

菊地さん

コバトン この仕事をやっていてよかった、と思うのはどんな時ですか?

菊地さん 小鹿野町(おがのまち)にある両神山(りょうかみさん)で、登山中に足をけがして歩けなくなってしまった登山者がいました。助けに行って、その方を背負って下山してきました。

無事に助けることができ、「ありがとう」という感謝(かんしゃ)の言葉をいただきました。そんなとき、本当にうれしいですね。

菊地さん

コバトン この仕事で、つらいなあと思うのはどんなことですか?

菊地さん 不幸(ふこう)にも、山の事故で亡(な)くなられた方と、そのご家族が再会(さいかい)した時です。

救助に行って亡くなられた方は、救助隊が警察署まで運びます。当たり前のことですが、家族の方はやっぱり泣(な)いているんですよ。残(のこ)されたご家族が涙(なみだ)を流して対面する姿(すがた)は、本当につらいですね。

菊地さん

コバトン 元気のミナモトは何ですか?

菊地さん 妻(つま)の手料理(てりょうり)と、3人の子ども達(たち)の元気な笑顔(えがお)です。駐在所勤務なので、家族で住んでいます。

菊地さん

コバトン 座右(ざゆう)の銘(めい)をおしえてください。

菊地さん 何事も最後まであきらめないことです。

菊地さん

コバトン 菊地さんの今の夢(ゆめ)や目標(もくひょう)はなんですか?

菊地さん 山での事故を減(へ)らすことが目標(もくひょう)ですね!

中高年の登山者が増え、気軽な登山による事故が多いので、山でパトロールしながら登山者にパンフレットを配ったり、「「登山届(とざんとどけ)」を出しましょう」と声をかけたりしています。山岳会など登山者の団体(だんたい)へ実地指導(しどう)もしています。

菊地さん

コバトン 最後(さいご)に、埼玉県のこどもたちにメッセージをお願(ねが)いします。

菊地さん 私は、人を助ける仕事をしたくて、この道を選びました。どんな仕事も、やって良(よ)かったと感じる時もあれば、悲しくてつらく感じる時もあります。

みなさんも、自分のやりたい仕事や自分の特技(とくぎ)を生かせる仕事を見つけて、一生懸命その道に進んでください。

菊地さん

訓練用壁面

秩父警察署にある、山岳救助隊の訓練(くんれん)用の壁面(へきめん)。

壁には石が埋(う)め込まれていて、手でつかんだり、足をかけたりして登っていきます。

救助に必要な荷物

これはロープなどの救助用グッズの一部。

いつも、30~40kgの荷物を背負って救助へ向かうそうです。

訓練風景

これはロープなどの救助用グッズの一部。

いつも、30~40kgの荷物を背負って救助へ向かうそうです。

3 ある日の菊地さん

6時00分

起床(きしょう)

 

朝食(ちょうしょく)、体力トレーニング(ジョギングなど)

8時30分

17時30分

※駐在所(ちゅうざいじょ)勤務(きんむ)は、1人体制(たいせい)で24時間駐在しています。

管内(かんない)(小鹿野町両神地区)をパトロール

「車上ねらい」や「空き巣(す)ねらい」などの抑止(よくし)活動。

高齢者(こうれいしゃ)の多い地区なので、一軒(けん)ずつ訪問(ほうもん)して「振(ふ)り込(こ)め詐欺(さぎ)」や「訪問販売詐欺」の注意を呼びかけます。

救助の連絡が入ると、すぐに現地へ向かいます。

18時00分

夕食(ゆうしょく)。

 

子どもと遊(あそ)んだり、お風呂(ふろ)に入れたり、寝(ね)かしつけたり、家族サービス!

23時00分

就寝(しゅうしん)

機動隊

レスキュー部隊(ぶたい)、水難(すいなん)救助部隊など、専門部隊があります。

登山届

登山計画書として、下山予定日時やルートなどを書いて、最寄(もよ)り駅や登山口にあるポストや近くの交番・駐在所に提出(ていしゅつ)します。これを出しておくことで、万が一道に迷(まよ)っても、救助隊の捜索がスムーズに行えます。

【クリックしてみてね!】

 

コバトン

 

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