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掲載日:2022年5月24日

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緑地所有者意向調査結果概要

目次

  1. 調査方法、回答状況の概要
  2. 回答者の属性
  3. 集計結果
    • (1)農地と山林の所有状況
    • (2)農業の経営状況
    • (3)山林の管理状況
    • (4)地域に対する認識と将来像
  4. 自由記入欄の回答
    • (1)自由記入回答の概要
    • (2)自由記入回答の内容(抜粋)
  5. 都市住民アンケートとの比較

1 調査方法、回答状況の概要

※大井町については、平成17年10月1日に上福岡市と合併してふじみ野市となったため、「大井町(当時)」と標記してあります。

調査の内容

  • 調査対象者の属性(性別、年齢、居住地等)
  • 農地と山林の所有状況
  • 農業の経営状況
  • 山林の管理状況
  • 地域に対する認識と地域の将来像
  • その他意見・要望

調査実施方法

検討対象区域の、農地1,000平方メートル以上または山林3,000平方メートル以上の土地の所有者に対する、郵送による無記名アンケート

回答状況

  • 調査時期 平成12年1月から3月
  • 調査票配布数 2043票
  • 有効回答数 1552票
  • 有効回答率 76.0%
     

居住地

配布数

有効回答数

回答率

川越市

517

394

76.2%

所沢市

720

537

74.6%

狭山市

195

151

77.4%

大井町(当時)

119

85

71.4%

三芳町

217

173

79.7%

その他県内

150

111

74.0%

県外

125

82

65.6%

不明

-

19

-

2,043

1,552

76.0%

2 回答者の属性(回答者総数=1,552)

(1)回答者の年齢

回答者の年齢

(2)回答者の職業

回答者の職業

(3)土地の所有状況

土地の所有状況

(4)農家世帯の農業収入割合

農家世帯の農業収入割合

※詳細データ

総合詳細データ

3 集計結果

(1)農地と山林の所有状況

1.農地の所在と居住市町村について(農地の所在は複数回答)

農地の所在と居住市町村

2.山林の所在と居住市町村について(山林の所在は複数回答)

山林の所在と居住市町村

3.農地と山林の所有面積について

農地と山林の所有面積

4.農地の事業活用状況について(複数回答)

農地の事業活用状況

5.山林の事業活用状況について(複数回答)

山林の事業活用状況

6.事業活用した理由について(複数回答)

事業活用した理由

7.事業活用後の土地の利用状況について(複数回答)

事業活用後の土地の利用状況

8.農地の今後の事業活用意向について(複数回答)

農地の今後の事業活用意向

9.山林の今後の事業活用意向について(複数回答)

山林の今後の事業活用意向

(2)農業の経営状況

1.主に栽培している農作物について(複数回答)

主に栽培している農作物

2.農業後継者の有無について

農業後継者の有無

3.今後の農業経営について

今後の農業経営

4.農業経営規模を縮小する際の農地の利用意向について(複数回答)

農業経営規模を縮小する際の農地の利用意向

(3)山林の管理状況

1.山林の管理状況について(複数回答)

山林の管理状況

2.今後の維持管理意向について(複数回答)

今後の維持管理意向

3.維持管理を委ねる相手方として希望する者について(複数回答)

維持管理を委ねる相手方として希望する者

4.維持管理上の問題について(複数回答)

維持管理上の問題

5.山林を保全するために望む制度について

山林を保全するために望む制度

(4)地域に対する認識と将来像

1.三富地域で後世に残したいものについて(複数回答)

三富地域で後世に残したいもの

2.三富地域の山林の評価について

(1)堆肥や農業資材等の供給源として必要である

三富地域の山林の評価/堆肥や農業資材等の供給源として必要である

(2)季節感など生活に安らぎや潤いを与える

三富地域の山林の評価/季節感など生活に安らぎや潤いを与える

(3)騒音をやわらげ、空気をきれいにする

三富地域の山林の評価/騒音をやわらげ、空気をきれいにする

(4)野生生物の生息地として重要である

三富地域の山林の評価

(5)防風、防火など防災上の働きがある

三富地域の山林の評価

(6)豊かな自然の中での遊び場である

三富地域の山林の評価

(7)地域の象徴としての景観をつくっている

三富地域の山林の評価

(8)管理がされてなく、不法投棄などで汚くなっている

三富地域の山林の評価

(9)うっそうとして、暗く感じ、防災上好ましくない

三富地域の山林の評価

(10)落ち葉や日当たりなど迷惑がかかっている

三富地域の山林の評価

3.三富地域の将来像として望ましいものについて(複数回答)

三富地域の将来像として望ましいもの

4.新たに立地してもよいと考える施設について(複数回答)

新たに立地してもよいと考える施設

6.望ましい三富地域を実現するために必要なことについて(複数回答)

望ましい三富地域を実現するために必要なこと

5.望ましい三富地域を実現するために必要な者について(複数回答)

望ましい三富地域を実現するために必要な者

4 自由記入欄の回答

(1)自由記入回答の概要

調査票の末尾に自由記入欄を設けたところ、有効回答数1,552人のうち、234人の方々から御記入をいただきました。

項目

件数

1 税負担の軽減について

77

2 農業者の生活について

56

3 廃棄物処理施設と不法投棄について

35

4 地元地権者の意向について

27

5 施設などの整備について

26

6 地域の重要性と普及啓発について

8

7 その他

47

234

(2)自由記入回答の内容(抜粋)

※1 ここに紹介している意見等は、自由記入欄に記入のあった234人の方々の意見の中から、事務局が抜粋し、項目別に整理したものです。ホームページ容量並びにレイアウトの関係上、すべての御意見を掲載することはできませんでしたので、予め御了承ください。
※2 それぞれの意見については、極力、原文のまま掲載するよう努めていますが、誤字や文章のつながり等については、事務局で最低限の校正をしています。
※3 平成17年10月1日に、大井町と上福岡市とが合併してふじみ野市が誕生しました。アンケート当時の大井町については「大井町(当時)」と標記してあります。

1. 税負担の軽減について(77人)

  • 農地、雑木林を後世に残すためにも、相続税などの税の減免などの優遇措置をして欲しいと要望いたします。
    (その他県内在住・50代)
  • 農家としては山林も1つの財産であるので保全を目的とした規制ばかり強くしては問題もあると思う。農地の納税猶予の様に各農家に選択出来る様にしてもらいたい。
    (所沢市在住・50代)
  • 三富地区を守って行くためには、相続税が一番の問題です。なんとしても現在の相続税では、山林・農地は守って行けません。又、農業をやって行く人もいなくなるでしょう。
    (三芳町在住・70代)

2. 農業者の生活について(56人)

  • 三富地域を守るには、農業をすることによって生活が楽になり、後継者がより多くできる状態を作ることだと思います。行政の支援がなければ、今の生活状態では無理だと思います。
    (所沢市在住・40代)
  • 三富の地域を何故後世に残したいのか。リサイクル文化(循環型農業)の遺跡だからなのか、マスコミで取り上げていたからなのか。それでは、三富新田で生活している人はどうすればいいのか。
    (三芳町在住・60代)
  • 土地所有者が苦しくては緑地保全は出来ないと思う。緑地保全より、農業に魅力を感じる様な行政指導の方が先だと思う。農業が良くなれば自然に緑地は保全されると思う。
    (所沢市在住・60代)

3. 廃棄物処理施設と不法投棄について(35人)

  • 周辺の産廃業者の処理施設を撤去して、緑や山林の美しい保全地域として残し、公共性のある施設を建設しながら新しい将来に向けての町づくりを望む。強い行政支援が必要と思う。
    (川越市在住・年齢不明)
  • 不法投棄をもっと厳しく取り締まっていただきたい。
    (所沢市在住・70代)

4. 地元地権者の意向について(27人)

  • 地元地権者の意向を最優先に最大限に尊重すべきである。意向調査に留まらず、様々な機会の設定を通じて、地元地権者の意向把握や合意形成に取り組むべきである。
    (狭山市在住・40代)
  • 各戸農家の現状はいろいろだと思います。開発を望む者、現状維持を守る者、さまざま、百人百様。その中で三富の農地、山林をどうするのかは各地主によってまたいろいろだと思います。
    (所沢市在住・40代)

5. 施設などの整備について(26人)

  • 近世開拓資料館及びけやき並木歩道拡幅整備の、早期実現を要望する。これらを推進することにより、当該地域に住む住民の意識が高揚し、より活発な地元の動きが繰り広げられると感じられる。
    (三芳町在住・40代)
  • 雑木林を自然公園化して、管理者を置き、そこを訪れる者が植物の種類や生態系のことなどを知る事ができ、また、循環型農業のことなど学習できる環境や施設を整備できればいい。
    (所沢市在住・60代)
  • 私の住んでいる所では畑が大きいので、真中所に現在の農道に交差する道路が作られたらよいと思います。
    (所沢市在住・70代)

6. 地域の重要性と普及啓発について(8人)

  • 三富地域の山林・農地は、埼玉県にとっても、大きく言うと日本にとってもたいへん重要な土地です。これからこの調査を通じて良い方向に行きますようのぞんでいます。
    (所沢市在住・60代)
  • 三富開拓の歴史(300年)をもっと普及啓発して農業の魅力を各地に(県外の人々)に伝えたい。見学に来て頂きたい。
    (所沢市在住・60代)

7. その他(47人)

  • 土地の運用がしにくくなり、農外収入を得るのが難しくなるので、保全には反対する。私たちの地域の8割くらいは農外収入を生活費に充てている。
    (所沢市在住・70代)
  • 三富(以外の地域もふくめて)の山林、農地の保全のために相続税の軽減、農業を続けられなくなった農地の活用法(たとえば農業をやりたい若者に貸す)など、行政の積極的な対策が欲しい。
    (大井町(当時)在住・50代)
  • イギリスのナショナル・トラスト法のような制度を取り入れ、相続が発生した時に国や自治体がその土地を買い入れ、保全していく方向にして欲しい。又、国民へのアピールを盛り上げて欲しい。
    (川越市在住・40代)
  • 最近は容易な開発が目立つようで残念に思います。目先にとらわれて失ってからでは取り返しのつかないことになってしまいそうです。
    (所沢市在住・70代)

御協力ありがとうございました。

5 都市住民アンケートとの比較

緑地所有者意向調査と都市住民アンケートでは、いくつかの項目について、同一の質問を設定しています。以下はそれぞれの質問項目における回答の構成比を比較したものです。

(1)三富地域で後世に残したいもの

三富地域で後世に残したいもの

(2)三富地域の将来像として望ましいもの

三富地域の将来像として望ましいもの

(3)その将来像実現のために必要だと思う施策

その将来像実現のために必要だと思う施策

(4)将来像実現のためには誰の力が必要か

将来像実現のためには誰の力が必要か

お問い合わせ

企画財政部 土地水政策課  

郵便番号330-9301 埼玉県さいたま市浦和区高砂三丁目15番1号 本庁舎2階

ファックス:048-830-4725

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