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掲載日:2021年9月9日

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知事記者会見テキスト版 平成30年9月13日

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平成30年9月13日(木曜日)

知事発表
平成30年9月定例会付議予定議案について

平成30年9月定例会付議予定議案について(PDF:1,274KB)

知事

本日は、平成30年9月定例会付議予定議案について県民の皆様に御報告をいたします。招集日は9月20日木曜日で、議案は18件。予算が1件、条例が6件、工事契約の締結2件、財産の取得5件、財産の処分1件、訴えの提起1件、事件議決が2件で、報告が17件ございます。

(補正予算の)内容は県立高校の空調設備の設置、いわゆるクーラーがまだ7校分残っております。御案内のとおり酷暑でございますので、来年もまたあるいはということもあるかもしれません。予算措置をやっておかないと当初予算では間に合わないということでお願いをしております。未設置7校の普通教室を終えれば県立高校の空調設備は100パーセントということになります。また、バイパスやがけ崩れなどの土砂災害(防止施設)などの整備の推進、これは国庫事業がほとんどでございますが、があります。それから、大雨により被災しました河川の復旧など、合わせて20億128万6千円、補正後の累計で1兆8,677億6,128万6千円と今年度の会計は累積でなっております。

 財産の取得について、少し御報告をしなければならないと思っております。この美術品の購入がございます。私も専門家ではありませんが、作者はポール・シニャック、1863年から1935年にかけて活躍をされて、まさにフランスの印象派の後の新印象派と言われるフランスの画家であります。それから、作品はアニエールの河岸で油彩画でありますが、1885年作でございます。何か見たような感じだなと思っておられる方々も多いかもしれませんが、有名な作品であります。購入予定価格が2億9千万円でございます。議案で認められて、その後取得ができれば、県立近代美術館において来年の1月から公開したいと思っております。この作品は、青年期のシニャックがパリ近郊の町にあるアニエールの風景を描いたもので、川は有名なセーヌ川であります。シニャックの死後、代々血族に引き継がれてきたものであるそうです。また、1886年にフランスで開催された印象派展に出品された作品の中の一点で、非常に歴史的な価値が高いものだということであるそうです。埼玉県が購入する理由でございますが、ポール・シニャックらに代表される新印象派が、点描という技法を体系化したことによって、西洋近代絵画の歴史上での大変な意義のある重要なことであったということであります。この点描技法については、埼玉県ゆかりの画家である斎藤豊作さんが、洋画家でありますが、初めて日本に紹介したものであるそうです。西洋美術が郷土の画家にどのような影響を与えたか、県民が実際、物を見て学ぶことができるということと、まさにゴッホやなどに代表される(後に削除)モネとかに代表される印象派の後の新印象派の画家の絵が、どのように変わっていったのかを確認するという意味でも非常に価値のある意味を持っていると、専門家から言われているところでございます。

 続きまして財産の処分でございますが、これは農業大学校跡地北側産業用地の売却の案件でございます。場所は旧農業大学校の跡地でございますが、その跡地の39ヘクタールのちょうど3分の1くらいの北側の産業用地でございますが、13.61ヘクタール、処分金額が71億500万円と。契約の相手方が株式会社IHIということでございますが、御案内のとおり、IHIはアジアを代表する最先端の民間航空機エンジン事業の拠点にするということを発表しておられます。また、AI、IoTの新技術を活用してスマート工場を実現するということでございますので、このエリアにまさに県議会からも提案され、私どもが推進する先端産業プロジェクトの一翼を担う航空機産業、そしてまたAI、IoT等の集積を担っていくというかたちの中で、応募のあった2企業の中から選定委員会を通じて選定されたものでございます。実施事業は主に民間航空機エンジン整備・製造事業、エンジン部品機能回復事業、いわゆる修理・整備ですね、エンジン部品等の研究開発。投資額が約245億円、雇用者数が約600人ということで計画が立てられておられますと。AI、IoT等の活用についても、エンジン稼働データの収集・分析、デジタル仮想工場の活用など、まさにこのIHIが中心となって、将来このエリアに航空機部門等の集積、あるいはまたIoT、AI部門の集積などが実現できる端緒になる可能性が高い、このように私たちは認識をしているところでございます。御案内のとおり、ホンダの寄居工場ができた時に合わせてホンダと取引関係にある企業がどんどん周りに工場を造ったり本社を移したりしました。それと同じようなことがこの周辺で起こり得ることを、私たちは期待をしております。仮にIHIが立地した場合の経済波及効果を試算すると、設備投資分が約220億円、生産活動分が約1,030億円に上ると言われております。こうした経済波及効果の高い企業が立地をしていくことは歓迎するところでございます。以上、御報告申し上げます。

テレ玉

美術作品の購入のことなんですけれども、著名な作品を購入することによる効果ですとか期待をどういうことを考えられていらっしゃいますか。

知事

先程ちょっと申し上げたんですが、モネやゴッホ(後に削除)などの印象派から即近代に飛んでいる、西洋の近代に飛んでいるものしか近代美術館には具体的なものが置いてないということですので、その隙間を埋めるということでは大変な意味がある、こんなふうに理解をしているところでございます。

朝日

農大跡地の南側はこの後どうする、どうやって処分していく予定ですか。

知事

もとより基本的な考え方、先端産業関連の集積を期待しておりますので、今後そうした方向で具体的にものを進めていく。まず、こちらを決めて、こちらの方を進めていくというかたちで、一部緑地化とかそういったことについても、鶴ヶ島市も念頭に置きながらやっておりますので、まず御理解いただいているこの部分に関して今回募集をしたところであります。今後の展開については、まず第一弾を見ながら反応を十分把握して、進めていきたいと思っております。方向はもう決まっています、全体の方向はですね。

朝日

例えば募集なんかで、日程なんかははっきりしていない…

知事

決めておりません。

 

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幹事社質問
訪米の活動内容や成果について

東京

知事は6日から12日まで、日本・米国中西部会への出席などを目的に訪米されましたけれども、現地での活動内容や成果についてお聞かせください。

知事

今回は2つ案件がございました。1点はカリフォルニア州で、在サンフランシスコ総領事(後に「公邸」に訂正)で、いわゆる観光と物産のアピールをするということと、アメリカの西海岸で日系企業・日系関係者も多いということで、この中で日本に対する投資、あるいはまた、アメリカからの日本の投資などの環境状況を関係者と意見交換をしようというのが1点でありました。まず、観光物産展に関しては総領事館が大変御協力をいただきまして、物産・観光レセプションというかたちで100名の方々が販売会社の代理店、日本食レストラン、マスコミ、また、お酒あるいはワインなどのソムリエなどの専門家の皆さんたちに集まっていただきまして、日本酒、また観光地のPR、日本酒を本格的にアピールしていこうというかたちで、秩父錦のメンバー、あるいは権田酒造の直実のメンバーなど醸造会社を代表して来られ、また、秩父商工会議所の副会頭の町田さんなどもアピールに参加いただいて、まさに秩父の観光、あるいは川越の観光等々、私の方からもアピールをさせていただきました。また、埼玉県でも12か所展開をしておりますが、プロロジス、いわゆる物流倉庫業。この最高責任者にも会ってきまして、引き続き埼玉県での投資についてもお願いをしてきたところでもございます。さらに、日米間の産学連携などのキーマンになっておられますダニエル・オキモト スタンフォード大学名誉教授並びに教え子の中の助教授とか、関係企業の責任者の皆さんたちとも昼食会をやりながら、現代におけるシリコンバレー、あるいはまたサンフランシスコ、あるいはまた西海岸における日本とアメリカとの連携などについての意見交換を行って、今後、日本の進出、あるいはまたアメリカからの投資などの具体的な素地を作る準備というところまで行っているような気がしています。それから、もう1つの目的は日本・米国中西部会、中西部の10州の皆さんと友好関係を続けております。埼玉県のパートナーはオハイオ州でありますが、毎年やっているのですが、日本の場合は東京でやる。アメリカの場合は各州を回るというかたちでございます。7州(後に「8州」に訂正)のアメリカ側の知事、それから日本側からは私を含めて、滋賀県と熊本県の3知事。さらに日本の有力企業の皆さんたちで、現地に進出している企業。こういう方々との意見交換やフォーラムを中心としております。具体的に何を私の方で期待しているかというと、やはり現地におられる、会合に出てきておられる日米の企業の代表者の皆さんとバイで1対1で意見交換をしながら、全体でも埼玉県の優位性のアピールもするのですけれども、バイでしながら、埼玉県への投資などについてお願いをするようなかたちをとっております。今回は中西部の代表するようなアメリカ側の企業はさほど参加していませんでした、責任者の方々は。ただ、日本の方はかなり責任者もしくはそれに準ずる方々がたくさん出席しておられましたので、多くの皆さんとバイで会合をいたしました。具体的には、金花芳則、川崎重工の代表取締役社長。安井、トヨタ自動車の常務。山添、丸紅副会長。この方は経済同友会の米州委員長も兼ねておられます。前の副社長さんです。篠辺修、ANAホールディングスの副会長。この方は前の社長でございます。また、日本側の議長でもありますキッコーマンの茂木友三郎名誉会長等とバイで会談をしてまいりました。埼玉県の優位性などをアピールすることで将来のこれらの企業の誘致。あるいはまた、何らかのかたちの連携事業などについてアピールをさせていただきました。また、各州の知事についても意見交換をさせていただきましたが、やはりそれぞれの知事は日本側からの投資をさらにということであります。また、この中西部は農業が盛んな所で、小麦、トウモロコシ、大豆、あるいは牛肉、乳牛、卵、豚肉等の一大産地でありますので、すでに食品加工業で全国2位である埼玉県などは非常に有力な市場ということで、彼らについても注目もしていただいているし、現実には色々なかたちで商社を通じて埼玉県の様々なところに入ってはいます。具体的に1つ1つ追いかけておりませんので、どの州からどのくらい入っているのかということは確認が取れておりません。また、アメリカ側の関心の中では埼玉県の光学、いわゆるオプトにおける生産額日本一と医療機器との結びつきなどについても関心が強く、今後、埼玉県の持つオプト、光学レンズと医療機器との関係。まさに0.3ミリの針で、針の先に0.3ミリ以下のレンズが入って、それが、0.3ミリですから、まさにこういう紙に近い薄さですね、0.3ミリ。皆さんたちが持っている名刺の薄さですね。その厚みで針ができていて、それで内視鏡になるという、こういう日本の技術なども非常に関係知事、各州の知事なども関心を持っておられます。まさに日本もそうですが、アメリカにおいても高齢化社会でありますので、今後そうした医療、健康、ヘルスケア関係の産業についても関心が高いところでありますので、こうした部分で今後もさらに連携を期待しているところでございます。

テレ玉

中西部会の日米合同会議に関しては、知事は就任の翌年から毎年参加されていると思うのですけれども、これまで様々なかたちでのPRを重ねて、訪問を重ねて、1対1での会合を持ってというかたちで、具体的な立地ですとか、これまでにどういう成果が表れていると考えていますか。

知事

例えばキッコーマンの久喜工場なども代表的な事例かもしれません。他にもいくつか案件がございます。1つ1つ確認は取っていませんけれども、広い意味ではホンダなども、結局はオハイオ州にホンダがありまして、その関係で姉妹州になったということで、オハイオのホンダを訪ねることなどを通じてホンダ側と仲良くなって、当時の社長としっかり懇談をすることで、結果的には寄居工場に結びついていくという、こういう流れはやはりあると思います。

テレ玉

毎年行って顔を合わせて話をすることで、将来的なものに少しずつ結びついて…

知事

そうですね、やはり信頼関係というのは急にはできませんので、あ、そういえばそうだねと、埼玉県があったねとかいう話も出てきますし。実はキッコーマンの方もキッコーマン側からどうでしょうかという話があったので、じゃあ久喜に良いのがありますよという案件が出て、もちろんそれですぐに決まるわけではありません。当然、競争相手がいますので、他の地域と。その競争の中で埼玉を選んでいただいた。そこに何がしかの何かがあったかもしれません。同じレベルであれば、例えば総合得点が同じようなものであれば埼玉を選ぶかというような何らかのかたちでの人間関係は少なくとも茂木会長とはできている。あるいはまた、その他の役員の皆さんたちとの関係もできている。そういう関係はあると思います。

産経

今回、川崎重工の金花さんとか、ANAの篠辺さんであったりとか航空機関連の会社さんと1対1でお話されたということで、今度、農大跡地の方にIHIが進出するという話がありますけれども、県内への航空機産業の集積ということで、誘致の話とかそういった話はされたのでしょうか。

知事

そうですね。昨年などはJALとも東京でバイで会談もさせてもらいましたが、まさに埼玉県が今、先端産業の5分野の中で航空機、宇宙産業を意識している。そういう枠組を作って、鶴ヶ島という、まさに圏央道と関越道の中継ジャンクションの所で、良い空間の周辺に集積したいと、そういうお話も当然させていただき、今のところ議会で認めていただかなければいけませんが、第一交渉権を持つIHIが適切であるという判断に至って集積が進む可能性がありますということは申し上げて、当然いかがでしょうかという話はしております。特に関東は何が何でも関西を意識してませんが、関西の方はなぜか関東を意識しておられます。いわば保険という意味とやはり関東の市場とかそういったことを意識されておりますので、関西方面ですので元々川崎重工は、名前が川崎とついているから川崎市あたりかねというようなイメージも無きにしも非ずですが、もともとは神戸でございますので、そういう意味では関西を基盤にしてますけども関東に基盤も作りたい、こういった考え方が多分ゼロではないと思ってますので、そういう意味では是非こちらの方はどうでしょうかということはお伝えして、今後折に触れてアプローチしていきたいと思っています。

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その他の質問
今夏の記録的な暑さによる農産物への影響について

埼玉

今年の夏は非常に厳しい暑さが続き、先週には台風21号の影響で県内でも強風が吹きましたが、それらのことによる県内の農産物への影響などは何か出ていたりするのでしょうか。

知事

私も随分気になってまして、作物の出来具合については随時JAの幹部や農林部のメンバーに聞いておりますが、現在のところは特に問題は出ておらない状態です。どちらかというと強い暑さのせいで収穫がみんな早まったと。梨なんかはむしろ糖度が増したと。こういうふうに聞いております。幸い、台風による被害も大きく出ることもなく、したがってそういう意味では順調にいっております。これから主力の彩のきずな、彩のかがやきなどが9月の中旬から刈り取りが始まってきますので、早目は割とコシヒカリ系でありますので、これから埼玉県の主力が始まっていくという感じで大いに期待しております。

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ふるさと納税制度の見直しについて

埼玉

ふるさと納税について、高額返礼品を規制する方針が出されましたけれども、それの受け止めと、あとは県内でもし考えられる影響があればそちらもお願いします。

知事

総務大臣の通知が過去2回にわたって、自粛というのでしょか、程度を超えないようにというようなお話があって、自粛されたところもあれば、今までの行きがかりも含めて中々やめられないというようなところがあったりして、逆に言うとあっさりやめたようなところなどは正直者が馬鹿を見るような感じになっておるということで、もうこうなっては法規制でやるしかないのかというような考え方なんかを述べられたというふうに承知しております。もともと、ふるさと納税の趣旨が出身地のふるさとに何らかのかたちで恩返しをしようというかたちで納税をするというか寄附をすると。形ばかりではあるけども、ふるさとの匂いのするものを送りましょうということで、気持ちに対する気持ちのお返しというのが本来的な趣旨であると理解がされておったのですが、場合によってはその市町村で産出されないものなんかもいわゆる返礼品のリストに挙げて、極端なこと言えば松阪牛が入っているとか、松阪でも何でもないのにそのリストに入っているとか、あるいは全国で手に入るカタログがお礼になってるとか、何かやはり趣旨が違うんじゃないかというかたちで総務大臣から2度にわたっていわば注意喚起の話が出ておりました。ちょっと他の地方5団体については私もちょっと記憶というか、丁寧に見ていなかったのですが、全国知事会的にはその趣旨をしっかり受け止めましょうというふうにやっているところです。何か法律で何が何でもやれという話でもないし、法律で何が何でも3割以内に抑えろとか、あるいはもうその土地の物産に限るとか、法律で締めるという話でもなさそうなんですけども、これこそ本当に自主的にやる話だというふうに私は今でも思ってはいます。ただ、ではそれで法律をつくるよという話になったとき、反対だという合唱をするかというと、またそれもムキになる話かねということで非常に微妙ですね。できればその法律にならずに自ずから良識の範囲内、常識の範囲内で片が付くようになれば一番いいなと思っています。

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熊谷で6人が殺害された事件の遺族が県を提訴することについて

テレ玉

3年前に熊谷市でおきました6人が殺害された事件で、奥さんと娘さん2人を亡くした遺族の男性がですね、損害賠償を求める訴訟を起こすというような話が出てます。で、この損害賠償請求がですね県を相手取ってというような話なんですけども、これに関して知事のご意見が伺えれば。

知事

ちょうど中身を見てませんので、訴状を見てからまた判断をしたり感想を述べるべきだというふうに基本的には思っております。何よりも、事態は警察本部、熊谷警察署で起こった話ですので、こちらの意見も聞かなくてはいけないと思います。最終的には埼玉県を対象に訴訟されますので、訴訟の代表者は私ということになるのかもしれませんが、今の時点ではまだ全然県警本部とも打合せもしてませんし、事情聴取も聞いておりません。どなたもそういう意味では訴訟する権利はありますのでダメだとは申し上げるつもりはありませんが、それがふさわしいものかどうかということについては、私どもも若干意見を言うことは可能だと思いますので、もし意見を言うことが必要であれば改めてよく訴状の中身、あるいはまた県警本部、あるいは弁護士とも相談しながらきちっと意見を申し上げたいと思います。

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吉澤ひとみさんが逮捕されたことについて

埼玉

埼玉応援団を務めていた元モーニング娘。の吉澤ひとみさんが、酒気帯びとひき逃げで、道交法違反で警視庁に逮捕されましたけれども、その件に対する知事の受け止めをお聞かせいただけますでしょうか。

知事

吉澤ひとみさんは先週(後に「8月29日」に訂正)の記者会見でも近くラグビーワールドカップの応援団、サポーターとしての就任をお願いして、就任式で就任の正式なものをお渡しする準備をしていたり、また、宣伝用のポスター(後に「チラシ掲載」に訂正)メンバーの1人になっていた方であり、これまでも埼玉大好き人間というかたちでコバトン倶楽部のメンバーとして埼玉県のアピールに大変御貢献いただいた方であるので、事件そのものは大変残念でありますが、しかしやはり世の中で絶対ダメなものは絶対ダメということは、はっきりしてますので、これはやはり厳しく社会的に批難されるものだというふうに私は思っております。ただ、私たちがちょっと落ち度もございました。早速事務所から関係のことに関しては全部辞退したいと。コバトン倶楽部の一員であることとか、就任式への出席だとか、いろんなことに関して辞退したいという事務所からの申し出があったことで、それではということで、全部じゃあということで、消していく作業をするときに、その事務所からの申し出だとか、こういう事情で吉澤さんを外しますよというコメントも無しにただ外して、こういうのは良くないなと。何か不都合な人がいたらいつの間にか消えとるよと。こういう話というのは失礼な話なので、私も後で気づいてというか報告を受けたので、指摘も受けましたので、けしからんねと。それはもう我々のミスですねと。こういうことしてはいかんねと。きちっとこういう事情で消しますということを、やはり堂々と言うべきだと思います。いつの間にかいなくなったというのでは何か失礼だと。都合のいい時だけはバンバンアピールして、不都合な時にはいつの間にか黙って消しちゃうというそういうやり方というのは良くない。だからこのことは私どもも、やはりしっかり、内部での意思疎通も含めてまずかったなと思っておりますので、やはりこういう事情でメンバーとして外れていただきましたとか、申し出がありましたので削除しましたとかお断りしましたとか、やはり理由をきちっと述べてやるべきだと思います。調子のいい時だけヨイショしといてね、調子が悪くなったらいつの間にかいなくなったとかっていうのはやはり良くないと思いますね。誠に申し訳なく思ってます。いずれにしてもやはり見本ですのでね。タレントさんというのはある意味では社会人の見本ですので。みんなの憧れの的ですので。それはやはり程度を超えておられる事件だったと思います。

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(終)

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知事直轄 報道長  

郵便番号330-9301 埼玉県さいたま市浦和区高砂三丁目15番1号 本庁舎1階

ファックス:048-830-0029

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