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掲載日:2021年4月1日

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知事記者会見テキスト版 平成29年10月24日

録画を見る(約42分)

平成29年10月24日(火曜日)

知事発表
埼玉県地産地消月間について
全国ご当地うどんサミット2017 in 熊谷について

埼玉県地産地消月間について(PDF:1,127KB)

知事

今日は11月が埼玉県の地産地消月間ということでございます。埼玉県は人口730万人が消費者ということでもありますので、大きな消費県でもあると。なおかつ、野菜の産出額が全国7位の農業県でもあります。県産農産物を味わっていただけるような取組を、この時期はいつも官民一体となって集中的に取り組んでいます。具体的には、彩の国食と農林業ドリームフェスタというかたちで、県内各地で生産者と消費者が埼玉県の農産物を楽しむ、味わう一種の市(いち)を開催しています。今回は所沢市で行います。そして、さらに近いがうまい埼玉ブランドということで、農産物の魅力を各飲食店でしっかりアピールをしていただきます。また、量販店においても、最近では埼玉産のコーナーを作っていただいているのですが、特別にイベントを開催していただきます。百貨店でも同じように農業高校が生産した野菜等を使った惣菜等の販売を行っていただきます。また、ホテルでも地産地消月間の特別メニューを展開していただいたりします。さらに、食品メーカーにおいても、それぞれ県産農産物を使った新商品等を売り出していただいたりしております。ちなみに、埼玉県の農産物は合計で(後に「野菜の産出額は」に訂正)全国7位ですが、お米では17位、畜産では29位、花き、花では全国5位、お茶で全国8位であります。こうした埼玉県の農産物をしっかり活用していただいてアピールしていただきます。

また、この彩の国食と農林業ドリームフェスタにおいては、毎年極めて有力な農業経営者等を表彰して励みにしていただいたり、あるいは先行モデルを作っていただき、それを追いかけるためのアピールにも繋げております埼玉県農業大賞表彰等を行っているところでもございます。先程御紹介しましたように各市(いち)が出て、それぞれ消費者の方はちょっといつもよりは安くて、新鮮なものが手に入る。とりわけ一般のところで売られていないようなホンモロコが買えるとか。あるいはまた、彩の国黒豚が買えるとか。タマシャモが買えるとか。ちょっと他のところでは売っていないようなものも売っているということがありますので、楽しみにしていただければと思います。また、「ごはん・お米とわたし」作文・図画コンクール(受賞作品の展示)もやっております。さらに、特設ステージでは色々楽しいこともやっていただいております。例えば、御当地ヒーローとか、移動動物園の動物などを家族連れで楽しむことができます。

先程少し御紹介しました飲食店で実施ということを言っておりますが、21店舗、県内19店舗、都内2店舗の和食、フレンチ、イタリアン、中華、居酒屋等でレシピを出していただいて人気投票を実施して、その上位の人たち(後に「メニュー」に訂正)は家庭向けレシピを公開して、一般家庭でも普及するように手配をしているところです。また、その他のメニューもホームページやクックパッドで公開します。具体的には、タマシャモを使った料理だとか、あるいは里芋を使った料理であるとか、そういったものを各レストラン等々で出していただいて、人気投票していただいて上位の5品目に関しては県でカードを作って、それを各有力なところで配布しながら宣伝をするというメリットがありますので、御参加される店舗が、こうして参加いただけるかたちになっております。

もうひとつ、彩の国食と農林業ドリームフェスタに続いて、いよいよ全国ご当地うどんサミットin熊谷ということで、埼玉県が舞台で全国の言わば、うどんの産地のみなさんが埼玉県に集まっていただいて賑わいをつくっていただけることになっております。11月18日と19日でございますが、熊谷スポーツ文化公園、これは2019年にはラグビーワールドカップが開催されます熊谷会場のすぐそばであります。出店数は県内からの4店を含めた30店ということで、全国から有力中の有力のうどん自慢の方々が集まってアピールします。3杯食べれるというセット券が1200円、前売り券であれば100円安くなって1100円と。1杯券が400円ということであります。前売り券は県物産観光館そぴあ、とかJAくまがやとか、直売所で販売しております。ご当地うどんサミットの熊谷実行委員会が開催の主催者でありまして、平成29年度から平成31年度まで熊谷で開催するというかたち、3年間開催を続けるというかたちで、全国で順繰り行っているところでもあります。埼玉県はうどんの生産量が全国で2位であります。香川県が1位でうどん県と言われておりますが、埼玉県も意外にうどん県であるということでございますので、是非とも御期待をしていただきたいと思っています。具体的には、熊谷うどん、深谷市の煮ぼうとう、所沢市の濃トロ!肉汁うどん、加須市のピカピカの光沢のあるうどん、この4店が出店をして、全国のそれぞれもちろん香川県の讃岐うどんも出てくるわけですが、全国のお国自慢のうどんがこの熊谷に結集しますので、是非2杯、朝飯を抜きにして1杯食べて、昼飯代わりにもう1杯食べるという企画で、熊谷に来ていただいて、全国ご当地うどんサミットを楽しんでいただければ幸いだと思っています。以上、今日は食と農林業ドリームフェスタ、さらに全国ご当地うどんサミットの2つを御紹介しました。

テレ玉

埼玉県の農産物のブランド化というのは、随分長く取り組んでいると思うのですが、この間取り組んできたことの効果はどの程度出てきていると感じているのか、さらに広めていくために今どのような課題があると認識していますか。

知事

これまでの取り組んだことの具体的な成果について、整理をしているわけではありませんので、今細かくお伝えすることはできません。ただ、今後の展開についてはやはり生産量が全国で2番目という、また埼玉発の山田うどんがチェーン展開していることとか、それなりに定着しているものがありますので、今回の全国うどんサミットを活用して、特に開催地は3年間連続開催の権利を持っていますので、この3年の間にできるだけ大きくアピールをするというのが一番の課題だと思っております。具体的には製麺業者、それから販売をしているうどん屋さん、おそば屋さん等々の知恵を結集しなければならないと思っております。埼玉県が主体的に何かグイグイ引っ張っていくというよりは、私達はそれを支えていくという立場でPR部門等をしっかり受け持っていきたいと考えております。

テレ玉

うどんだけでなく、その他に狭山茶等もそうですが、ブランド農産物ずっとPRには努めていると思うのですが、その他の農産物についての効果はいかがでしょうか。

知事

実は狭山茶のブランド化と比べて、埼玉県のうどんのブランド化の作戦というものを特段大きく打ち込んだことはないわけです。比較的打ち込んだことはないわけです。ただ、うどんの生産額(後に「生産量」に訂正)が意外に2番目だったという、このことだけをアピールして、とりわけ加須市等が市レベルでも、うどんをアピールしているだけで、埼玉県のうどんが讃岐うどんと比べてどう違うかとか、こういった部分についてのアピールを県が主体的にやってきたということが、これまでにはなかったと。それについて、具体的に県がアピールしていくべきだということのかたちには、これまでなかったわけです。今後それをどうするかということについては、この実行委員会の皆さんたちからも意見を聞かなければならないと思っております。基本的には、やはり事業者の皆さんたちがしっかりアピールすることだと思っておりますが、何か具体的に県として取り組んでいただきたいというものがあれば、このようなかたちでしっかりアピールをするというような、こういったところが我々の仕事だと思っております。あとはやはり、我々が味見をしながら、何か甲乙をつけていくような話でもありませんので、消費者に向かって生産者あるいはお店の方々がしっかりアピールするというかたちになると思います。

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幹事社質問
衆議院議員総選挙について(1)

東京

改めてお伺いいたします。先に行われた衆議院選挙ですけれども、全国の選挙結果、あるいは県内の選挙結果についての受け止めと投票率も台風等の影響で上がりませんでした。県内では最低を更新したということになりましたが、それぞれについての御所感をお聞かせください。

知事

いくつか特色があるかと思いますが、1点目は政策論議が深まらなかった。争点がぼやけたまま進んでしまったと思っています。これは、解散に大義がないという話で野党側からも指摘がありましたが、総理が自ら消費税の使途の拡大について国民に信を問うと言われながら、消費税の使い道についての、例えば教育の無償化の話、あるいは本来あるべき社会保障の一体化についての関係についてあまり触れておられなかったし、むしろ途中から国難突破というかたちで、核ミサイルの課題などについてしっかり対応できるのは現在の自公の枠組みだけだというかたちで展開されておりましたので、この部分に関して与野党の噛み合いがうまくできなくて政策論議がうまく進まなかったと。逆に言うと野党側も安倍一強が良くないということを提案して、政策論議を深めようというような意識が弱かったような気がします。2つ目は、この政策論議が深まらなかった理由の一つにもつながるのですが、もう一つの特色は結果的に安倍政治の約5年間の信を問うというかたちを取られて、自ずから争点がしっかりしないようなものになってしまったと。信を問うべき時なのかどうかという時期論とか、そういうのが具体的な話になってしまって、信を問う中身についての議論がやはりされなかったということの2つが大きな争点なき選挙になって、争点がない場合には、ある意味では力のある方が勝つと。争点があればその争点をもって、まさに錦の御旗なんですが、少数派でも時と場合によっては、大きく勝ちに向かって駒を進めることができますが、争点が無い場合には力対力のぶつかり合いですからやはり組織力のあるところとか、現職がやはり一般的に強くなってきますので、現有勢力の高い多いところが、与党がどうしても強くなると。加えて言えば野党のオウンゴールみたいな与党の2つの政党がそれぞれ対立候補をぶつけ合うことなんかはしてないわけですから、完全にお互いに補完する関係をつくっているわけです。野党はバラバラで、もともと弱いのにバラバラで戦って勝てるわけはないということですので、そういう意味での野党側のオウンゴール。この3つが今回の選挙を特色づけたのではないかと思っています。

東京

投票率については台風の影響で下がったという見方も出てますが、知事はどのように…

知事

先程も申しあげましたように争点が盛り上がらない選挙ですので、投票率は中々上がりきれないと思います。もちろん雨の影響で浸透しにくい、人が出てませんからね、街頭に。それから、窓を閉め切って雨の音で拡声器の音も遮断されやすいので、これはやはり祭りで言えば笛や太鼓というのは人を集める道具になっているんですね。やはり宣伝カーというのは、宣伝カーで票が出るわけではありませんが、選挙だ選挙だということを打ち鳴らすことによって関心を高めていくという大きなツールと言うんでしょうか、道具ですので、これが有効に機能しないですね。雨ばかりであったら。そういったことになるのかなと思っています。

NHK

投票率の関係で2点伺いたいんですが、まずは率直に戦後最低、過去最低だった県内の投票率について受け止めといいますか、残念なことなのか、もっといってほしかったという思いなのか、受け止めを1点伺いたいのと、もう1つは低い低いと世の中で言われますが、一方でじゃあ高ければ高いほどいいのかというとまたこれは熱狂することの緩衝剤にもなるんじゃないかという議論もあるとは思うんですが、国政選挙で知事はどの程度の投票率が担保されるべきだというふうにお考えかという御意見をお伺いできればと思います。

知事

何か先見的にこれが望ましいというのがなかなか難しいかもしれませんが、なんとなく60くらいが一般的な目安になってくるのではないでしょうか。60以下だとちょっと少ないねと。60以上であれば、まずまずかなという。そういうニュアンスというのは一般的に受け止められているのではないかと思っていますので、私もそんなふうに受け止めています。

NHK

そうしますと、今回の投票率については低かったというのが率直な感想ですか。

知事

そうですね。なんとなく、過半数以上の人達に行っていただきたいというのがあるのではないでしょうか。それが過半数ギリギリというのが、ちょっと寂しいと。したがって、6割くらいの人がいけば、なんとなく多くの方々には行っていただいていると。少なくとも、行かない人よりも行っているの方が多いということがはっきりしますが、50前後だと何かどっこいどっこいとう感じになってしまって、ちょっとこう嫌だなという感じはしますね。テレビ、新聞等で一面を飾ったり一番のニュースになっているわけですから、そういう点ではちょっと残念だなと思いますね。地方選挙なんかは、なかなかテレビや新聞の一面のニュースを飾るわけではありませんので、ある程度低くなるのはやむを得ないと思いますけど、国政選挙はやはりニュースの出番の多さということに関しては、もう極端なことを言えば1対100くらいありますので、そういう意味でもっと出ていいのかなと思いますね。

テレ玉

今の件に関してなんですけれども、ニュースなどで報道は多くされる一方でそこまで投票率が上がりきらなかった、ここの乖離の間には何があるとお考えですか。

知事

さっきも申し上げましたけれども、政策を比較検討する仕掛けというのが、今の選挙制度の中にあまりないのではないかと思っております。制度として。投票する時に、例えば広報等で新聞に折り込みで入ってくるわけですが、では今新聞を見ている人たちの数というのは、いかがなものかという話もあります。では、ネットで候補者の主義主張を新聞広報と同じようなかたちで打ち込んでいるかというと、そういうのは私も聞いておりませんし。あと、テレビの政見放送も個人としての政見放送はありますが、意外に政策上の違いみたいなことをきちっと各党の政策責任者が表でも出して説明するとかというような場面設定もありませんし、もちろん政治討論会で各党の代表者がやっていらっしゃるのですが、流れやすいんですよね。見えないんですよね、ずっと。意見交換みたいなかたちになっていますので、そんなに見えないんですよね。だから、A党、B党、C党というかたちでの基本的なものに関して比較対照させる仕掛けみたいなこととか、あるいはまた政策責任者がそれをきちっと説明させる、そういう政見放送の在り方も考えないと候補者個人の、政党選挙と言いながらも個人の意見の表明みたいなかたちになっていますから。もちろんそれも大事ですけれども、それとは別個に比例代表で政党を指名する仕掛けも同時になっているわけですから、そういう部分は弱いのではないかと思っています。

テレ玉

選挙公報の在り方ですとか、PRの方法も時代とともに変わっていくべき…

知事

そう思います。

埼玉

県内でも自民党の圧勝となったのですが、1年半後には統一地方選挙がありまして、県内でも県議選を含めてかなりの選挙があります。また、知事の去就は別にして知事選もありますけれども、かなりこれは県内政界に影響すると思っていらっしゃるのか、それとも地方選挙は別と見ていらっしゃいますか。

知事

時間が近いと影響が高いですけれども、一定程度時間が経ってしまうとまた場面が変わりますね。政治の場面は劇と同じように舞台転換が結構起こりますので、時間が経てばまた変わってしまうと思っています。登場人物も変わってきますし、まさに都議選の結果と、今回の国政選挙の結果というのは、それこそ180度違うと。同じ代表な訳ですね。そういうことも起こり得ますので、やはり場面設定が異なってくるし、プレイヤーも異なってきますので、一概に言いにくいかなというふうに思っています。ただ、何にもないような時にはやはり足腰の強い人たちが強いと。争点が明確になりきれないとか、あるいは先程も申し上げたような、今日の社会状況の中で、どちらかというと感性で動くようなパターンが強くなってきてますよね。政策を本当は比較しながら自分達の運命を託す党であるとか、運命を託すべき人であるというような事よりも、感じ。いい感じ悪い感じという感性に少し舞台が移りすぎているような気がいたします。これはやむを得ないといえばやむを得ないかもしれません。新聞であれば、本文を読まずに題字とリードしか読まないようなところがあると。特にスマホ等は本文はあまりないですね。題字とリードですよね、基本は。新聞などと比べると。しっかりした論説とか、そういうものはスマホの中には入っていないわけですね。新聞であれば、日々の社説もありますが、加えて特別な寄稿みたいな形で、課題課題についての深い論述というのでしょうか。そういうのがありますので、確実に新聞の購読者が減ってる訳ですから、そういうものに触れる人達が減ってるという事は事実だと思います。読書量などもやはり減っておりますし、月刊誌等々についても、非常に深い思索を必要とするような月刊誌等々はやはり購読者が減っていると。単に人口の減り方ではないですね。全体としての時代が、深みのある議論よりは感性に訴えていくというようなかたちになってきてますので、したがって逆に言うと、揺れ動きやすいと言うのでしょうか。その感性がフィットした時にはそっちにピタッと入っちゃって、感性がフィットしなかったら、うまくいかないという話も、それで良いのかというとそれはあまり良くないなと思っています。そういう意味ではちょっと困難な時代になってきているかなと思います。政治教育についても、そうだと思いますし、より確かな人物を選ぶとか、より確かな政党を選ぶということに関しても、老舗はいつも苦労すると。食べ物屋さんだったら老舗は安定して意外とうける訳ですけど、政党の方は老舗よりも新党の方がうけるきらいがありますね。それはまさに感性の時代になっているのかなと思っています。

朝日

今回民進党が割れて、この後もしこりが残るんじゃないかと思うんですけども、知事はなにかこう働きかけるお考えは。

知事

あんまり関係ありませんので、働きかけとか働きかけられるとかそれはないと思います。

朝日

どうなればいいと思いますか。

知事

何らかのかたちで収斂は必要じゃないでしょうか。一緒に合体するということではなくて、最小限度野党間の必要な場面場面に応じてのネットワークがしっかり出来るような、そういう信頼関係をやはり党幹部の人達が持って、あれが好きだ嫌いだということではなくて、日本のために今何をしたら一番いいのかと。そういう強さがあって、はじめて与党政府も、いざという時にはネットワークを組んで攻めてくると。しっかりしなくてはいけないと。あいつらバラバラだと、勝手にやらせておけばいいじゃないかというふうな感じになってくると、緩み弛みあるいは腐敗になってしまいますので、やはり野党は野党の責任があると思います。与党政府をしっかりさせるという。ただ何かあげつらうということではなくて、やはり厳しく論点を見つけて、困ったと。確かにあなた達の言うとおりと。私達はそれ見つけきれなかったと。見逃したとかですね、有難いと。こういう事がやはり必要じゃないのかなと思います。

埼玉

期日前投票の事なんですけども、どこの投票所もかなり行列が出来たりして混み合っていたという話を聞いているんですが、何か対応が必要なのかなという気もするんですが、知事はどのようなお考えをお持ちでしょうか。

知事

今回は台風が直撃するという事で、事前によくアナウンスがされましたので、投票日ではなくて、少しでもましな前の日にというような事で、特に前日土曜日最終日が多かったと聞いております。本当にそういう意味ではこの期日前投票という制度が、しっかり活用されて定着しているという事を、今回証明して。これは投票の技術として格段にメリットを有権者に与えて投票率を高めるツールになったという事では、本当にいい改革だったのではないかなと思います。先程言ったように、それ以外にもまだ改革の余地があるので、やはり選挙管理委員会、また与野党間でも、そうしたことについては、今後選挙制度改革についても、もちろん小選挙区がいいか中選挙区がいいかという大きな枠組みの話もあるかもしれませんが、それ以上に今の中で大きく改善出来る点がどのようなかたちであるかというのはまだまだ探れるのではないでしょうか。

朝日

かなりの行列が出来てしまって、雨の中傘さして並んでるような人もいたんですけども、もう少し例えば投票のブースを増やすとか、そういった対応というのは考えられるんですよね。

知事

そうですね。今回のが私はやはり特別なものだと思います。次の日に激しい雨が予想されていましたので、ちょうどピークだと。その事が分かってて、投票所に行くよりは、前の日のうちに済ませておこうという心理が動いてますので、特別にそういうかたちになったと言うので。普段はそこそこの体制で出来てますので、混雑で困った、とかそういうお話は過去聞いておりませんし、そういったところは、実は改善されて投票箱が増えたり立ち合い人が増えたり過去にしているんですね。予想以上に人が滞留するようなとこに関しては。だから今のままで基本的にはいいと思ってます。ただここに何か課題があればこれはやはり当然それぞれの投票所のことについて各市町村把握してる訳ですから、市町村の方からきちっと選挙管理委員会に申し入れをして、今後の課題をやはり提供していただければいいのではないかなと思っています。

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その他の質問
本田技研工業について

埼玉

ホンダの工場の事なんですけども、狭山工場を閉鎖して寄居工場に集約するという発表がありましたけども、このことについての知事の受け止めとですね、県としても何か対応があるのかっていうところをお聞かせください。

知事

基本的にはホンダという企業の判断ですので、残念は残念であります。狭山市にとっても大変痛い話でありますので、できれば新しいAIを含めた自動運転の部分であるとか、EV車の更なる展開であるとか、自動車もかつてはエンジンの性能だとかスタイルの変更等でヒットするというところがあった訳ですが、これからはいろんな意味での付加機能をどれだけ付けられるかとか、一気に燃料費がかからなくなるとか、そういう車自体を考えていくと言うのでしょうか、自動安全装置的なものを含めたそういう変化の時代ですので、何が今後発明されるか分からない。こういう時代ですので、3年後に基本的には全部寄居の方に移るという事ですので、1年後2年後にまた新しい動きがあった時、既にライン等がある狭山工場等がまた活用されると。違った意味で。それは有り得ると思います。また、そうあって欲しいなと思います。画期的な新しい車がそこで発明されればまさに今の車を全面的に変えざるを得ないような状況が出来れば、そこで新しい生産体制が、中途半端な生産体制ではなくて、大きな生産体制になったりする可能性もやはりゼロではないと思っておりますので、是非そうあって欲しいなと思っています。現在のところはホンダ側からも特にああしてくれこうしてくれというお話はございません。こちらからどうしましょうかという話でもありませんので。ただ、申し入れだけはしてます。何かあったらいつでも御相談くださいという。出来るだけ県としても対応していきたいと思っています。また、本決まりが確定すれば、狭山市の穴を埋めるべく、集中的に企業立地等についても狭山市に投下していくといったことは必要になってくる可能性は十分あります。

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衆議院議員総選挙について(2)

産経

選挙の話になってしまうんですけども、小池都知事のスタンスに関してお聞きしたいんですけども、希望の党の代表と、あと都知事。両方やられてるという事で。3年後にオリンピックもあるという事で、これは知事から見て両立させるというのはどうなんでしょうか。

知事

そうですね。オリンピックの時に選挙というのは有り得ないと思うので、その時滅茶苦茶忙しくなるという事は政治の場面でないとは思いますが、当然共同代表とかで、国会議員の中から一人代表も選ばれると思います、基本的には。そうしないと中々上手く回らないと思いますので、そういう事も有り得るでしょうし。それぞれカバーをするかたちを取られると思います。どうしても困難だということが分かってくれば、自ずから御判断されることもあるのではないでしょうか。今何か外野から、とやかくは言えないかなと思っています。東京都は副知事が4人おられるので、もともと全国大会が多いので、一つ出たらもう全部出なければならないので、それは事実上無理ですので、副知事対応が多いのですよね。だから、案外都知事は時間があるのです。だから、石原都知事にも色々議論があったのです。

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(終)

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知事直轄 報道長  

郵便番号330-9301 埼玉県さいたま市浦和区高砂三丁目15番1号 本庁舎1階

ファックス:048-830-0029

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