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発表日:2020年11月24日15時

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県政ニュース

「ゼロカーボン埼玉」の取組に96万トンのCO2削減クレジットの寄付をいただきました~東京2020大会のカーボンオフセットへの協力等に活用します~

部局名:環境部
課所名:温暖化対策課
担当名:計画制度・排出量取引担当
担当者名:地形・吉野

内線電話番号:3034
直通電話番号:048-830-3044
Email:a3030-03@pref.saitama.lg.jp

本県では、目標設定型排出量取引制度(※1)の対象となる二酸化炭素(CO2)を多量に排出する事業所(以下「大規模事業所」という。)の省エネ等により生み出されたCO2削減のクレジットを活用した「ゼロカーボン埼玉」の取組への御協力をお願いしていました。

「ゼロカーボン埼玉」とは、目標設定型排出量取引制度で生み出されたCO2削減のクレジットを、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会(以下「東京2020大会」という。)のカーボンオフセット(※2)への協力及びゼロカーボン3デイズin2019(※3)の実現に活用する取組の総称です。

このたび、65事業者からCO2削減クレジットの寄付受付期間内に96万トン-CO2の寄付をいただきました。そのとりまとめ結果は、次のとおりです。

 

※1  年間エネルギー使用量が原油換算で3年連続1,500キロリットル以上となる大規模事業所を対象として、各事業所に削減目標を設定し、目標達成に努める制度。目標を上回って削減された量は、超過削減量(クレジット)として他者に移転することができる。

※2  東京2020大会の開催に伴うCO2排出量293万トン-CO2(持続可能性に配慮した運営計画第二版(2018年6月 東京2020大会組織委員会公表))をオフセットしてゼロにする取組。今後公益財団法人東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会に引き渡しを予定。

※3  ラグビーワールドカップ2019日本大会が熊谷ラグビー場で開催された3日間及び熊谷ラグビー場こけら落としイベント等の関連イベントの開催日において熊谷市内で排出される全てのCO2をオフセットする取組。

1 「ゼロカーボン埼玉」への寄付の状況

本県は、東京2020大会のカーボンオフセットへの協力及びゼロカーボン3デイズin2019の実現に活用する取組に対し、大規模事業所のCO2削減により生み出されたクレジットの寄付を呼び掛けていました。

その結果、65事業者から96万トン-CO2のクレジットの寄付をいただきました。

                                     表  寄付されたクレジット量

カーボン・オフセット対象事業

寄付量

寄付事業者数

東京2020大会のカーボンオフセット

915,078トン-CO2

64

ゼロカーボン3デイズin2019

(ラグビーワールドカップ2019日本大会)

48,986トン-CO2

15

964,064トン-CO2

65

 

※ 寄付事業者数は、同一事業所が両方に寄付する例があるため、内訳の計と合計が一致しません。

※ クレジットの寄付受付期間は、平成30年11月1日から令和2年9月7日まで(ゼロカーボン3デイズin2019は令和元年10月31日まで)。

2  寄付事業者の公表

クレジットを御提供いただいた事業者は、埼玉県温暖化対策課のホームページで公表しています。

取組の詳細は、以下URLを御覧ください。

https://www.pref.saitama.lg.jp/a0502/zerocarbon-saitama.html

なお、1万トン以上のクレジットを御提供いただいた事業者に対して、感謝状の贈呈を行う予定です(令和元年10月までに1万トン以上のクレジットを御提供いただいた事業者に対しては、令和元年11月25日に感謝状を贈呈しました)。

 

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