トップページ > 県政情報・統計 > 県政資料・県報 > 県政ニュース(報道発表資料) > 2020年8月 > 死亡野生いのししの豚熱(CSF)ウイルス感染の確認について(11例目)
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発表日:2020年8月6日14時
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部局名:農林部
課所名:畜産安全課
担当者名:加藤 高桑
内線電話番号:7352
直通電話番号:048-830-7352
Email:a4170-06@pref.saitama.lg.jp
嵐山町内で死亡している野生いのししを回収し、川越家畜保健衛生所において豚熱(CSF)の遺伝子検査を行ったところ、8月6日(木曜日)に豚熱(CSF)陽性と判定されました。嵐山町内での野生いのししへの感染の確認は初めてとなります。
これにより、県内で豚熱(CSF)陽性となった野生いのししは、死亡いのししで11頭、捕獲いのししで94頭の合計105頭(検査対象939頭)となりました。
いのししの 状況 |
回収場所 |
回収日 |
個体情報 |
|
性別 |
成長区分 |
|||
死亡 |
比企郡嵐山町 |
8月2日 |
不明 |
幼獣 |
【参考:検査実施状況(PDF:56KB)】
【参考:地図(PDF:234KB)】
※前回までの陽性確認市町村
秩父市 飯能市本庄市 東松山市 日高市 越生町 小川町 ときがわ町 横瀬町 皆野町 長瀞町 小鹿野町 東秩父村 神川町 美里町 寄居町
(1)県内すべての養豚農場に、飼養衛生管理基準の遵守や野生いのしし等野生鳥獣の侵入防止について改めて指導を徹底し、飼養豚に異常があれば速やかに県へ報告するよう求める。
(2)引き続き、死亡野生いのしし及び捕獲重点エリア(※)における捕獲いのししについて、豚熱(CSF)検査を実施し、県内の野生いのししにおける豚熱(CSF)感染状況の把握に努める。
※捕獲重点エリア:発生農場を中心とした半径10km圏内及びその周辺23市町村
熊谷市、秩父市、飯能市、本庄市、東松山市、深谷市、入間市、日高市、毛呂山町、越生町、滑川町、嵐山町、小川町、鳩山町、ときがわ町、横瀬町、皆野町、長瀞町、小鹿野町、東秩父村、美里町、神川町、寄居町
(3)豚熱(CSF)の拡散防止を図るため、令和元年11月から開始している、捕獲重点エリアでの野生いのししに抗体を獲得させるための経口ワクチン散布を引き続き実施していく。
報道機関の皆様へ
いのしし回収場所や養豚場での取材は、本病のまん延を引き起こす恐れがあることから、御遠慮いただきますよう御協力をお願いします。
豚熱(CSF)は、豚、いのししの病気であり、人に感染することはありません。
また、感染豚の肉が市場に流通することはありませんが、万が一感染豚やいのししの肉を食べても健康に影響はありません。