トップページ > 県政情報・統計 > 県政資料・県報 > 県政ニュース(報道発表資料) > 2020年6月 > 死亡野生いのししのCSF(豚熱)ウイルス感染の確認について(10例目)
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発表日:2020年6月11日14時
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部局名:農林部
課所名:畜産安全課
担当者名:加藤 高桑
内線電話番号:048-830-7352
直通電話番号:7352
Email:a4170-06@pref.saitama.lg.jp
東松山市内で死亡している野生いのししを回収し、川越家畜保健衛生所においてCSF(豚熱)の遺伝子検査を行ったところ、6月11日(木曜日)にCSF(豚熱)陽性となりました。東松山市内での野生いのししへの感染の確認は初めてとなります。
なお、県内でCSF(豚熱)陽性となった野生いのししは、死亡いのししで10頭、捕獲いのししで85頭の合計95頭(検査実施889頭)となりました。
いのししの |
回収場所 |
回収日 |
個体情報 |
|
性別 |
成長区分 |
|||
死亡 |
東松山市 |
6月8日(月曜日) |
オス |
成獣 |
※前回までの陽性確認市町
秩父市 飯能市本庄市 日高市 越生町 小川町 ときがわ町 横瀬町 皆野町 長瀞町 小鹿野町 神川町 美里町 寄居町
(1)県内すべての養豚農場に、飼養衛生管理基準の遵守や野生いのしし等野生鳥獣の侵入防止についてあらためて指導を徹底し、飼養豚に異常があれば速やかに県へ報告するよう求める。
(2)引き続き、死亡野生いのしし及び捕獲重点エリア(※)における捕獲いのししについて、CSF(豚熱)検査を実施し、県内の野生いのししにおけるCSF(豚熱)感染状況の把握に努める。
※捕獲重点エリア:発生農場を中心とした半径10km圏内及びその周辺23市町村
熊谷市、秩父市、飯能市、本庄市、東松山市、深谷市、入間市、日高市、毛呂山町、越生町、滑川町、嵐山町、小川町、鳩山町、ときがわ町、横瀬町、皆野町、長瀞町、 小鹿野町、東秩父村、美里町、神川町、寄居町
(3)CSFの拡散防止を図るため、令和元年11月から、野生いのししに抗体を獲得させるための経口ワクチン散布を、捕獲重点エリアで順次、実施している。
●報道機関へのお願い
いのしし回収場所や養豚場での取材は、本病のまん延を引き起こす恐れがあることから、厳に慎むようお願いします。
●CSFは、豚、いのししの病気であり、人に感染することはありません。また、感染豚の肉が市場に流通することはありませんが、万が一感染豚やいのししの肉を食べても健康に影響はありません。