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総合トップ > 県政情報・統計 > 県政資料・県報 > 県政ニュース(報道発表資料) > 2018年度 > 2018年10月 > 県立近代美術館  企画展「辰野登恵子 オン・ペーパーズ A Retrospective 1969-2012」を開催

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発表日:2018年10月26日14時

県政ニュース

県立近代美術館  企画展「辰野登恵子 オン・ペーパーズ A Retrospective 1969-2012」を開催

部局名:教育局
課所名:近代美術館
担当名:企画展担当 教育・広報担当
担当者名:大浦、鴫原 谷田

直通電話番号:048-824-0110
Email:p240111@pref.saitama.lg.jp

1950年に長野県岡谷市に生まれ、東京藝術大学に学んだ辰野登恵子は、1970年代にドット(点)やグリッド(格子)、ストライプなどの規則的なパターンを用いて、理知的で抑制された表現の版画を発表し、若くして注目を集めました。ほどなく制作の中心を油彩に移し、豊潤な色彩で有機的な形象を描く独自の抽象表現を追求、2014年に亡くなるまで、自らの絵画を深化させ続けました。

大型の油彩が高く評価された辰野ですが、この展覧会では版画やドローイングなど紙の上の表現に光を当て、辰野の画業を再検証します。初期のシルクスクリーンによるコンセプチュアルな版画に始まり、油彩の制作を本格的に開始したのちも、辰野はそれと並行してエッチングや木版、リトグラフなどさまざまな版種による版画の制作に取り組んでいます。油彩での試みを版画で追体験し、あるいは版での成果を油彩に反映させる制作によってもたらされた、油彩と版画の豊かな並行関係は特筆すべきことです。また、油絵具やパステルによる大型のドローイングは、単に油彩のためのエスキースにとどまらない、画家にとって重要な実験の場となっていたことも窺えます。

紙の仕事を傍らに、辰野登恵子の絵画をとらえなおすこと。これまでまとまった展観の機会が限られていた紙の仕事を中心に、油彩30点を含む約220点の作品で40年余りの軌跡を振り返るこの展覧会が、辰野の画業のクロノロジーに新たな視座を与えてくれるはずです。

1 会期

平成30年11月14日(水曜日・県民の日)~平成31年1月20日(日曜日)

開館時間:10時00分~17時30分(展示室への入場は17時00分まで)

休館日:月曜日(12月24日、1月14日は開館)、年末年始(12月27日~1月4日)

2 会場

県立近代美術館  2階展示室

(〒330-0061 さいたま市浦和区常盤9-30-1  電話048-824-0111) 

3 観覧料

1100円(880円)、大高生880円(710円)

※中学生以下及び障害者手帳等をご提示の方(付き添い1名を含む)は無料。

(  )は20名以上の団体料金。

併せてMOMAS(モマス)コレクション(1階展示室)も観覧できます。

4 出品予定作品数

約220点(予定)

5 見どころ

(1)初期作品の全体像を総観

大型の油彩が高く評価された辰野登恵子ですが、1970年代に美術家として出発した時に手がけていたのは、写真製版によるシルクスクリーン版画でした。グリッド(格子)やストライプをモチーフとした版画連作で、辰野は初めて自分自身のオリジナルな芸術表現を手にした実感を得たといいます。

本展前半部では、自刷りのシルクスクリーン版画連作を中心に、東京藝術大学在学中から本格的な油彩制作の開始まで、1970年代の制作の全体像を紹介します。展観の機会が限られていた初期作品を通観する絶好の機会です。 

(2)油彩と紙の仕事の関係

辰野は油彩の制作を本格的に開始したのちも、それと並行してさまざまな版種による版画の制作に取り組んでいます。油彩と版画の豊かな相関関係は、辰野の制作において特筆すべきことです。また、パステルや油絵具で描かれた大型のドローイングは、紙の表現としての完成度の高さのみならず、油彩における特徴的なモチーフの展開を読み解く手がかりとしても非常に重要です。

本展後半では、代表的な油彩と、それに関連する多数の版画やドローイングを並置して紹介します。紙の仕事を通じて辰野の絵画を再検討する、新しい試みです。 

(3)信濃毎日新聞挿絵

2006年に信濃毎日新聞に連載された辻井喬(堤清二)の随筆「漂流の時代に」。

1年間、毎週土曜日に掲載され、52回に及んだこの連載の挿絵を辰野登恵子が担当しました。

挿絵には、故郷である長野県岡谷市の風景や身近な草花、割れてしまった器など、身の回りの事物が素直に描かれており、画家の知られざる一面を垣間見せてくれます。本展ではこの挿絵原画全52点を初めて一堂に展示します。 

6 関連イベント

(1)トークイベント「辰野登恵子と絵画の現在」

日時:1月13日(日曜日)15時00分~16時30分(開場は30分前)

会場:2階講堂/定員:70名(当日先着順)/費用:無料

ゲスト:千葉正也、髙木大地、松井えり菜

内容:辰野登恵子と親交のあった若手画家をゲストに迎え、お話を伺います。

(2)担当学芸員によるギャラリートーク

日時:12月15日(土曜日)、1月19日(土曜日)各日とも15時00分から30分程度

会場:2階展示室/費用:企画展観覧料が必要です。 

(3)ミュージアム・コンサート[整理券制]

「音楽の力は国境を越えて」

日時:12月16日(日曜日)14時30分~(開場は30分前、演奏時間は約60分)

会場:地階センターホール

定員:60席(当日11時00分から1階受付で整理券を配布)

費用:無料

出演者:植村理葉(ヴァイオリン)、佐藤彦大(ピアノ)

内容:企画展にちなんで、アメリカ、日本の作曲家の作品を馴染みあるクラシックの名曲に交えてお届けします。

※ [スライド・トーク] 御希望のグループにスライドを使って本展覧会の見どころを御案内します(予約制)。お問い合わせ・ご予約は教育・広報担当(電話048-824-0110)まで。

7 主催等

(1)主催

埼玉県立近代美術館、東京新聞

(2)助成

芸術文化振興基金

(3)協賛

株式会社資生堂

(4)協力

JR東日本大宮支社、FMNACK5

8 交通案内

JR京浜東北線北浦和駅西口より徒歩3分(北浦和公園内)。

JR東京駅、新宿駅から北浦和駅まで、それぞれ約35分。

当館に専用駐車場はありませんが、提携駐車場「三井のリパーク埼玉県立近代美術館東」では駐車料金の割引があります(企画展観覧で300円引き、MOMASコレクション観覧で100円引き)。団体バスは事前に御相談ください。お体の不自由な方の御来館には業務用駐車場を提供いたします。ただし台数に限りがありますので予め御了承ください。

 

【お問合せ先】

県立近代美術館企画展担当 大浦・鴫原 (電話:048-824-0110)

【参考情報】

県立近代美術館

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