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発表日:2018年10月19日17時

県政ニュース

川口市の「旧田中家住宅」が国の重要文化財に 通り沿いに建つ煉瓦造の洋館が目を引く実業家の迎賓施設

部局名:教育局
課所名:文化資源課
担当名:指定文化財担当
担当者名:落合

内線電話番号:6981
直通電話番号:048-830-6981
Email:a6910@pref.saitama.lg.jp

国の文化審議会(会長:佐藤  信(まこと))は、平成30年10月19日(金曜日)開催の同審議会文化財分科会における審議・議決を経て、川口市に所在する「旧田中家住宅」3棟2基を国の重要文化財に指定するよう、文部科学大臣に答申を行いました。

この結果、後日行われる官報告示を経て、国の重要文化財に指定される予定です。これにより、県内の重要文化財は78件、そのうち建造物は26件となります。

1 文化財の名称

旧田中家住宅(きゅうたなかけじゅうたく)3棟2基

洋館(ようかん)、和館(わかん)、文庫蔵(ぶんこぐら)(旧仕込倉(しこみぐら)、煉瓦塀(れんがべい)

2 所有者

川口市(川口市青木2丁目1番1号)

3 文化財の概要

(1)員数

3棟2基

(2)所在の場所

川口市末広1丁目796番地

(3)住居部分の構造・形式

1)洋館:主体部、蔵部、台所部からなる。迎賓施設。大正10年

(主体部)煉瓦造3階建、寄棟造、桟瓦葺、建築面積93.41平方メートル

(蔵部)土蔵造4階建、寄棟造、桟瓦葺、建築面積16.73平方メートル

(台所部)煉瓦造2階建、寄棟造、桟瓦葺、建築面積64.43平方メートル

2)和館:木造平屋一部2階建、寄棟造、桟瓦葺、建築面積160.05平方メートル

迎賓施設。昭和9年

3)文庫蔵(旧仕込倉):木造平屋建、切妻造、桟瓦葺、建築面積99.15平方メートル

麦味噌醸造場関連施設。明治後期

4)煉瓦塀:(南塀)煉瓦造、折曲り延長38.3m、門含む。大正後期

(北塀)煉瓦造、延長13.6m、門含む。大正後期

(4)指定基準

意匠的に優秀なもの

旧田中家住宅の主な特徴

旧田中家住宅は、味噌醸造業で財をなした田中家が建てた迎賓施設で、洋館は大正10年、和館は昭和9年に上棟しました。

洋館は、煉瓦造3階建の主体部の両側に4階建の蔵部と2階建の台所部を接続しています。主体部は正面の三層分の柱形(壁の一部を柱状に突出させたもの)や縦長窓で高さを強調しつつ、当時の潮流であった幾何学意匠で各所を飾ります。内部では、眺望に優れた3階の大広間を華やかな洋風意匠とする一方、1階玄関を伝統的な商家の帳場の形式とするなど和室も備えています。

館は洋館背後に接続し、座敷には多様で優れた座敷飾を備え、瀟洒(しょうしゃ)な欄間(らんま)を飾るなど質の高い客間棟となっています。

田中家住宅は、様々な形態の接遇を可能とした意匠優秀な迎賓施設として、高い価値が認められます。

重要文化財(建造物)の指定基準

建造物、土木構造物及びその他の工作物のうち、次の各号の一に該当し、かつ、各時代又は類型の典型となるもの

(1)意匠的に優秀なもの

(2)技術的に優秀なもの

(3)歴史的価値の高いもの

(4)学術的価値の高いもの

(5)流派的又は地方的特色において顕著なもの

※本件に関するお問い合わせ先

埼玉県教育局文化資源課指定文化財担当  電話 048-830-6981

川口市文化財課文化財保護係   電話 048-222-2421

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