総合トップ > 県政情報・統計 > 県政資料・県報 > 県政ニュース(報道発表資料) > 2018年度 > 2018年10月 > 困窮世帯の学習支援教室に通う小中学生に「お金の教科書」を寄贈いただきました
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発表日:2018年10月1日14時
部局名:福祉部
課所名:社会福祉課
担当名:医療保護・生活困窮者支援担当
担当者名:堂園、関根
内線電話番号:3287
直通電話番号:048-830-3271
Email:a3270-09@pref.saitama.lg.jp
埼玉県では貧困の連鎖の解消のため、困窮世帯の中学生向けに平成22年度から学習支援事業を実施しています。
また、今年度は新たに小学生向けの学習・生活支援教室(ジュニア・アスポート事業)を、県内6市町でモデル的に開始しました。
これらの事業では、学習支援や体験活動のボランティア、食材等の寄附などを広く呼びかけていますが、この度、合同会社フォルケ(東京都品川区東五反田、CEO・眞山徳人)から、教室に参加する小中学生に対し、お金の使い方や貯め方を子供向けに書き下ろした「お金の教科書」200冊を寄贈いただきました。
(1)寄贈品
「ぼくらの夢がかなう!おこづかいのヒミツ」
(眞山 徳人著)200冊
(2)寄贈者
合同会社フォルケ
(東京都品川区東五反田、CEO・眞山徳人)
埼玉県内の困窮世帯向けの学習支援教室に通う
小学5年生~中学2年生
合同会社フォルケCEOで公認会計士でもある著者の眞山様はご自身が金銭的に苦労した経験から、貧困の連鎖を「豊かさの連鎖」に変えていく取り組みとして、クラウドファンディングで制作した子供向けの「お金の教科書」を児童養護施設などの経済的に恵まれない境遇にある子供たちに寄贈するプロジェクトを進めています。
このたび、同社が貧困の連鎖解消に向けて取り組みを進めている埼玉県の学習支援事業へ賛同いただき、寄贈に至ったものです。
学習支援事業に提供いただいた本は、対象児童・生徒に配布し、おこづかいの貯め方からビジネスのしくみまで楽しみながら学んでもらいます。
また、学習支援教室において、眞山様から直接、お金についての授業を行っていただくことも検討しています。