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発表日:2019年3月7日14時

県政ニュース

県立文書館  『埼玉県史料叢書22 小室家文書一』を刊行します  江戸時代に地域で活躍した医師の日記

部局名:教育局
課所名:文書館
担当名:史料編さん担当
担当者名:佐藤

直通電話番号:048-865-0112
Email:p650112@pref.saitama.lg.jp

埼玉県の歴史と文化にとって重要な史料をわかりやすく編集し、解説を付した史料集『埼玉県史料叢書』の第22巻「小室家文書一 三代小室元長日記」を刊行します。

小室家文書とは、現在のときがわ町に住み、代々産科の医師として活躍した小室家に伝わった古文書です。そのうち、三代目当主の小室元長が文政9年(1826)から嘉永4年(1851)までに記した日記25冊と小室家やその医術についての理解を深められる参考史料8点を収録しています。

本書は県内外の公立図書館等に配布するほか、有償頒布を行います。地域史研究や生涯学習にぜひご活用ください。

1 本書の特色

本書は小室家から文書館に寄贈され、県指定有形文化財(指定名称「小室家資料」)に指定されている小室家文書のうち、小室家三代目当主の小室元長が記した日記と参考史料を収録しています。

日記の原本は墨筆によるくずし字で書かれ、記述の順序が前後するなど容易には判読することができないものです。本書ではくずし字を解読し、資料に忠実に活字化しています。また順序を整理し、読点を付け、基本的に常用漢字を用いるなどわかりやすく編集しています。

あわせて史料の理解の助けとなるよう小室家や小室家文書、そして収録した日記や参考史料についての解説を付しています。 

2 主な収録史料

(1)史料1  忽忘  文政9(1826)4月~7月

小室家文書に残る当主の日記のうち最も古いものです。蚕の成育状況や作業の様子など自家で行っている養蚕の詳細を記すほか、雨乞いなどの地域の民俗行事なども記録されています。

(2)史料10  忽忘  天保7(1836)6月~12月

往診、来客の記録や薬の調合方法の覚え書きを記すほか、いわゆる天保の飢饉の様子が詳しく記録されています。4月から続く大雨のため農産物が不作となったことや甲斐国(現山梨県)で発生した農民蜂起について書かれています。

(3)参考史料2  産科の起原  文政7(1824)

江戸時代の産科術の流派である賀川流を修得した小室元長が記した記録。小室家の来歴、賀川流修得の経緯や小室家が獲得してきた産科の医師としての名声について記しています。

(4)参考史料3  如達堂  産科奥術秘伝巻  文政7(1824)

賀川流の秘伝について、小室元長自身の経験をふまえて解説した書物です。施術に使用する鈎(かぎ)の持ち方や使用方法が図で示されています。

3 有償頒布

県政情報センター(県庁衛生会館1階)で、3月7日(木曜日)から有償頒布(税込2,089円)します。

(県政情報センター  電話048-824-2111  内線2890)

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