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発表日:2017年6月23日14時

県政ニュース

県立近代美術館 企画展「遠藤利克(えんどうとしかつ)展―聖性の考古学」を開催

部局名:教育局
課所名:近代美術館
担当名:常設展・収蔵品担当 教育・広報担当
担当者名:渋谷・大浦 飯島

直通電話番号:048-824-0110
Email:p240111@pref.saitama.lg.jp

 県立近代美術館では、7月15日(土曜日)から8月31日(木曜日)まで、企画展「遠藤利克展―聖性の考古学」を開催します。

 遠藤利克は、現代美術の大型グループ展であるドクメンタ(ドイツ)、伝統ある現代美術の国際展覧会であるヴェネツィア・ビエンナーレ(イタリア)などの国際的な舞台で活躍してきた、現代の日本を代表する彫刻家です。火、水、土、木などを素材とし、美術の根源に肉迫する思想的スケールの大きさを感じさせる作品は、国内外で高く評価されています。

 2010年代に制作された作品を中心に展示構成する本展では、「聖性」と「考古学」をキーワードに遠藤利克の現在と本質に迫ります。 

1 会期

 平成29年7月15日(土曜日)~8月31日(木曜日)

 開館時間:10:00~17時30分(展示室への入場は17時00分まで)

 休館日:月曜日(7月17日は開館)

2 会場

 県立近代美術館 2階展示室

 (〒330-0061 さいたま市浦和区常盤9-30-1 電話048-824-0111)

3 観覧料

 一般1,100円(880円)、大高生880円(710円)

 ※中学生以下及び障害者手帳をご提示の方(付き添い1名を含む)は無料。

 ( )は20名以上の団体料金。

 併せてMOMAS(モマス)コレクション(1階展示室)も観覧できます。 

4 出品予定作品数

 12点(予定)  

5 遠藤利克について

 遠藤利克(1950-)は現代の日本を代表する彫刻家です。1960年代から70年代にかけて芸術の原理をラディカルに問い直したミニマリズムや「もの派」の洗礼を受けながらも、それらの地平を越えることを課題として、遠藤は1980年代の現代美術シーンに関わっていきます。美術における物語性の復権を掲げた遠藤の作品は、舟や桶、柩(ひつぎ)などのモチーフが古(いにしえ)の文化や神話的な物語を喚起する一方、水や火などのプリミティヴな要素が、人間の生命の根源にあるエロス(生の衝動)とタナトス(死の衝動)を呼び覚まします。作品の圧倒的なスケールは身体感覚にダイレクトに働きかけ、畏怖と恍惚が、そして生と死が一体となった、より高次元の感覚へと観る者を導いていきます。それは遠藤にとって、芸術を通じて「聖なるもの」に近づくことであるといえるでしょう。

6 見どころ

(1)新作を含めた迫力ある展示

 シンプルな形態、身体を圧倒するスケール、火を喚起する焼け焦げた表面をもつ作品は、遠藤利克の魅力の1つです。新作を交え、計12点の作品を展示予定です。

(2)関東では26年ぶりとなる大規模個展

 先に述べたドクメンタやヴェネツィア・ビエンナーレにも出品、北欧と英国でも巡回展を行うなど、国際的にも極めて評価が高い遠藤ですが、本展は、26年ぶりに関東の美術館で開催される大規模な個展となります。

(3)遠藤の魅力に多角的に迫る関連イベント

 スペシャル・トークや映画上映、MOMASコレクションでの連動展示など、様々な側面から遠藤に迫ることで、その作品の魅力や思想に迫ります。

7 関連イベント

(1)スペシャル・トーク「アートにおける物語性について」

 内容:1980年代、遠藤は物語性の復権を掲げて現代美術に介入します。現代美術と物語性の関係をアーティスト本人とともに読み解きます。

 語り手:遠藤利克(彫刻家)×森啓輔(ヴァンジ彫刻庭園美術館学芸員)×建畠晢(当館館長)

 日時:7月23日(日曜日)13時30分~16時30分(開場は30分前)

 会場:2階講堂/定員:80名(当日先着順)/費用:無料

(2)映画『ストーカー』上映+アーティスト・トーク「『空洞』の見立てとしての『ゾーン』」

 内容:アンドレイ・タルコフスキーの名作『ストーカー』(1979年/ロシア/2時間35分/DVD)の上映後、遠藤利克氏が自らの作品や思想との共鳴について語ります。

 日時:8月20日(日曜日)12時30分~16時00分(開場は30分前)

 会場:2階講堂/定員:80名(当日先着順)/費用:無料

(3)担当学芸員によるギャラリー・トーク

 日時:7月22日(土曜日)、8月19日(土曜日) 各日とも15時00分から30分程度

 会場:2階展示室/費用:企画展観覧料が必要です。

(4)MOMASコレクション第2期「遠藤利克―供犠の論理学」

 内容:1週間遅れてはじまる「MOMASコレクション第2期」にて、連動展示を行います。代表作のひとつ《泉―9個からなる》(1989年/当館収蔵作品)を展示し、遠藤利克の作品で重要な焼成のプロセスを「供犠」の論理で検証します。

 日時:7月22日(土曜日)~10月1日(日曜日)

 会場:1階展示室

 他テーマ:「セレクション:シャガールとか田中保とか」

               「根岸に学ぶ―浅井忠の弟子たち」

 

 ※ [スライド・トーク] 御希望のグループにスライドを使って本展覧会の見どころを御案内します(予約制)。お問い合わせ・ご予約は教育・広報担当(電話048-824-0110)まで。

8 主催等

(1)主催

 県立近代美術館

(2)助成

 アサヒグループ芸術文化財団、芸術文化振興基金

(3)特別協力

 加藤開発株式会社

(4)協力

 JR東日本大宮支社、FMNACK5

9 交通案内

 JR京浜東北線北浦和駅西口より徒歩3分(北浦和公園内)。

 JR東京駅、新宿駅から北浦和駅まで、それぞれ約35分。

 当館に専用駐車場はありませんが、提携駐車場「三井のリパーク埼玉県立近代美術館東」では駐車料金の割引があります(企画展観覧で300円引き、MOMASコレクション観覧で100円引き)。団体バスは事前に御相談ください。お体の不自由な方の御来館には業務用駐車場を提供いたします。ただし台数に限りがありますので予め御了承ください。

 

【お問合せ先】

 県立近代美術館常設展・収蔵品担当 渋谷・大浦 (電話:048-824-0110) 

【参考情報】

 県立近代美術館

 ホームページ:(企画展終了のためURLを削除しました。)

 公式Twitter:(企画展終了のためURLを削除しました。)

 公式Facebook:(企画展終了のためURLを削除しました。)

 公式YouTube:(企画展終了のためURLを削除しました。)

 

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