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発表日:2016年9月16日14時

県政ニュース

『知っていますか? 「結核」が現代の病気だってコト』9月24日から30日は結核予防週間です。~街頭キャンペーンを実施します~

部局名:保健医療部
課所名:疾病対策課
担当名:感染症・新型インフルエンザ対策担当
担当者名:岡部・椎根

内線電話番号:3563
直通電話番号:048-830-3557
Email:a3590-01@pref.saitama.lg.jp

 結核は昔の病気と思われがちですが、今でも全国で1日あたり5人が亡くなり、 50人の新しい患者が発生している重大な感染症です。

 全国で、9月24日から30日までを結核予防週間と定め、この結核の根絶を目指し啓発を行うこととしています。

 そこで県では、結核予防会埼玉県支部と共同で、9月22日午前10時から大宮駅西口で街頭キャンペーンを実施します。(ティッシュやリーフレットを配布)

 また、同日午後14時半からJR川越駅東口で川越市と結核予防会埼玉県支部が共同で同様の街頭キャンペーンを実施します。

 さらに、県では県民の結核への関心を高め、結核に関する正しい知識を深めるとともに、結核対策に皆で取り組もうという気運を高めるため、予防週間中は、県庁、各保健所などで、懸垂幕、ポスター掲示、パネル展示などを行います。

 

 結核について

1 結核はこんな病気

 結核は、結核菌によって主に肺に炎症を起こす病気です。痰に結核菌が含まれる患者が咳をすると空気中に飛び散り、それを周りの人が直接吸い込むことによってうつります。

 結核は、咳、痰、急激な体重減少、倦怠感などの症状が一般的ですが、顕著な症状が出ない場合もあるため、発見が遅れることが少なくありません。

2 深刻な結核の発生状況

 近年、新規患者数は減少傾向にありますが、それでも平成27年中に結核患者として新たに登録された方は、全国で約1万8千人に上ります。

 県内でも、約1千人の届出がありました。

 

                                      <新規患者数と死亡者数の推移>

 

新規患者数

死亡者数

国内

県内

国内

県内

平成23年

22、681

1、161

2、166

114

平成24年

21、283

1、100

2、110

107

平成25年

20、495

1、050

2、087

 78

平成26年

19、615

1、018

2、100

 88

平成27年

18、280

 955

1、956

 87

中でも、高齢者のり患率が高く、新たに登録された結核患者のうち、65歳以上の高齢者が半数以上を占めています。

 今後、高齢化が進むにつれ、この割合はさらに高くなることが予想されます。

 

             <平成27年埼玉県内結核新規患者の年齢区分割合>

年齢区分

県内新規患者数(人)

割合(%)

0~19歳

     10

       1.0

20~64歳

     396

     41.5

65~74歳

     168

     17.6

75歳以上

     381

     39.9

埼玉県総数

  955

   100.0

 

 

 知っていただきたいこと

1 予防

 2週間以上咳や痰が続くようでしたら、早めに医療機関を受診しましょう。早期発見は本人の重症化を防ぐためだけではなく、大切な家族や職場等への感染の拡大を防ぐためにも重要です。

 また、抵抗力の弱い赤ちゃんは、結核に感染すると重症になりやすく、生命を危うくすることすらあります。

 予防するためには、BCG接種が有効ですので受けるようにしましょう。

 

2 治療

 結核と診断されても、6か月間毎日きちんと薬を飲めば治ります。しかし症状が消えたからといって、治療の途中で服薬を止めてしまえば治りません。それどころか、菌は抵抗力をつけ、薬が全く効かない多剤耐性菌になることもあります。万一感染してしまったら、治療を確実にしましょう。

 

 県の拡大防止策

1 結核患者発生時の調査

 県では、患者が発生すると、患者の接触者を調査し、感染者の早期発見及び発病予防を図るため、感染の可能性がある方に対して感染の有無を確認するための健康診断を実施しています。

 

2 患者フォロー

 結核患者が服薬治療する際に、途中で薬を飲むのを止めてしまうと薬に抵抗力を持つ耐性菌ができ、治療が困難になってしまうため、薬を飲みきっていただくよう、保健所では患者の服薬支援を実施しています。また、服薬治療が終了した方が再発していないか、治療後一定期間フォローしています。

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