総合トップ > 県政情報・統計 > 県政資料・県報 > 県政ニュース(報道発表資料) > 2016年度 > 2016年6月 > 県内希少野生動植物種のミヤマスカシユリが咲いたので展示します。―武甲山の岩場だけに自生するユリの仲間―
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発表日:2016年6月17日14時
部局名:環境部
課所名:みどり自然課
担当名:野生生物担当
担当者名:斉藤、八木原
内線電話番号:3152
直通電話番号:048-830-3154
Email:a3140-09@pref.saitama.lg.jp
埼玉県では、「埼玉県希少野生動植物の種の保護に関する条例」を定めて、絶滅の恐れがあり重点的な保護を必要とする「県内希少野生動植物種」22種(動物3種、植物19種)を指定し、保護対策を進めています。
ミヤマスカシユリ(絶滅危惧IA類(※))は、秩父の武甲山の石灰岩の割れ目に自生する山地性のユリの仲間です。茎が弓状に曲がって垂れ下がるのが特徴で、6月になると直径5~6センチのオレンジ色の美しい花を咲かせます。
石灰岩の採掘等により今ではほとんど見ることができなくなりましたが、横瀬町教育委員会や石灰岩採掘事業者等が中心となり、長年、保護・増殖に取り組んでいます。
このたび、県環境科学国際センターで保護・増殖しているミヤマスカシユリの花が咲いたので展示をします。ぜひ、お楽しみください。
展示期間:平成28年6月17日(金曜日)~24日(金曜日)※土、日を除く
(所在地:加須市上種足914 電話:0480-73-8363)
展示期間:平成27年6月17日(金曜日)~24日(金曜日)※月曜休館
条例について:環境部みどり自然課野生生物担当 電話048-830-3154
保護・増殖について:埼玉県環境科学国際センター 自然環境担当 電話0480-73-8370
※絶滅危惧1.A類
「埼玉県レッドデータブック植物編2011」のカテゴリーのひとつ。
「ごく近い将来における絶滅の危険が極めて高い種」として定義されています。
【武甲山の岩場に自生するミヤマスカシユリ】