総合トップ > 県政情報・統計 > 県政資料・県報 > 県政ニュース(報道発表資料) > 2016年度 > 2016年5月 > 「埼玉県こうのとり大使」にダイアモンド✡ユカイさんが就任 不妊治療費の助成拡充などについて情報発信
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発表日:2016年5月10日14時
部局名:保健医療部
課所名:健康長寿課
担当名:母子保健担当
担当者名:加藤
内線電話番号:3326
直通電話番号:048-830-3561
Email:a3570-09@pref.saitama.lg.jp
平成22年の出生動向調査によれば、妻の年齢が50歳未満の夫婦の3組に1組が不妊に悩んでいるとされています。しかし、そのうち不妊検査や治療を受けた夫婦は約半数にとどまっています。
そこで埼玉県では、不妊に悩む夫婦への支援として、本年1月20日以降に終了した治療を対象に、治療費の助成を拡充しました。
また、不妊についての理解を広めるため、以下のとおり歌手でタレントのダイアモンド✡ユカイさんに、「埼玉県こうのとり大使」を委嘱することとしました。
ダイアモンド✡ユカイさんは、男性不妊治療を経て、3人のお子さんを授かっています。今後は、様々な機会を通じて不妊治療に関する情報を発信していただきます。
日時:平成28年5月23日(月曜日)13時00分~13時10分
場所:知事室
概要:「埼玉県こうのとり大使(※)」にダイアモンド✡ユカイさん就任。
今後の活動は、男性不妊治療の先輩として、県ホームページや県広報紙、御自身のブログなどで情報を発信していただきます。
<ダイアモンド✡ユカイさんプロフィール>
1962年東京都出身。小学生から大学生までの期間を埼玉県で育つ。
1986年「RED WARRIORS」のボーカルとしてデビュー。
解散後は音楽活動やタレント業など幅広く活躍中。私生活では男性不妊治療を経て3人の子供を授かる。著書で自身の無精子症や不妊治療の体験について語り話題となる。
※「埼玉県こうのとり大使」とは
不妊に関する情報を広めていただき、少子化対策に資することを目的に活動をしていただきます。
こうのとりが赤ちゃんを運んでくるという伝承と、県が若者向けに作成した、妊娠・出産等に関する小冊子『願うときに「こうのとり」は来ますか?』にちなんで名称をつけました。
埼玉県では、少子化対策の一環として、不妊治療の経済的負担の軽減を図るため、医療保険が適用されず、高額の医療費がかかる配偶者間の特定不妊治療(体外受精・顕微授精)に要する経費の一部を助成しています。
<助成内容>
治療1回につき治療内容により7万5千円又は15万円を限度に助成
ア 特定不妊治療費の初回申請時の助成額拡充 15万円→30万円
※治療費1回分の目安:30万円~60万円
イ 男性不妊治療費(精子採取術)の助成額拡充 10万円→15万円
※治療費1回分の目安:20万円~50万円
不妊治療をしたとしても加齢によって妊娠率が低下することや、不妊の原因の約半分が男性側にあることなど、不妊に関する情報が十分に知られていません。
妊娠や出産、不妊に関する正しい知識を若い世代に知っていただくために、以下の取組を実施しています。
(1)埼玉県が若者向けに作成した、妊娠・出産等に関する情報を発信する小冊子『願うときに「こうのとり」は来ますか?』を、成人式等で配布していただきます。
(2)企業や学校等で、妊娠・出産や不妊に関する知識の普及のため、小冊子を活用した出前講座を実施しています。
※埼玉県の母子保健に関する取組は、県ホームページでも情報発信しています。