Myナビ 彩の国 開く

Myナビ 彩の国

総合トップ

県民向けトップ

事業者向けトップ

テーマ・目的別メニュー

  • 彩の国の安心・安全 危機管理・防災
  • 観光・魅力
  • 健康
  • 知事ブログ
  • マスコット

ドラッグ&ドロップで順番の並び変えが可能です

総合トップ > 県政情報・統計 > 県政資料・県報 > 県政ニュース(報道発表資料) > 2015年度 > 2015年11月 > 国指定天然記念物の新規指定について~古秩父湾の盛衰を物語る地層と化石群、日本初の複合指定へ~

ここから本文です。

 

発表日:2015年11月20日17時

県政ニュース

国指定天然記念物の新規指定について~古秩父湾の盛衰を物語る地層と化石群、日本初の複合指定へ~

部局名:教育局
課所名:生涯学習文化財課
担当名:指定文化財保護担当
担当者名:岡本・須田

内線電話番号:6987
直通電話番号:048-830-6981
Email:a6910@pref.saitama.lg.jp

 国の文化審議会(会長:宮田亮平)は、平成27年11月20日(金曜日)開催の同審議会文化財分科会の審議・議決を経て、本県に所在する6つの露頭(地層の露出した崖)と県立自然の博物館所蔵の9件の化石標本を天然記念物に指定するよう、文部科学大臣に答申を行いました。

 この結果、来年3月頃、国(文部科学大臣)による指定の官報告示が行われる見込みです。複数の露頭と化石群の複合指定は日本初で、これにより、県内では48年ぶりの天然記念物指定となり、県内の国天然記念物は12件(うち地質分野4件)となります。

1 指定名称

 古秩父湾堆積層及び海棲哺乳類化石群(こちちぶわんたいせきそうおよびかいせいほにゅうるいかせきぐん)

2 指定の概要

 秩父盆地の地下には、約1,700万年前に誕生し約1,500万年前に姿を消した「古秩父湾」の地層が累積5kmの厚さで堆積し、湾の形成から終焉まで、約200万年間の盛衰が記録されています。この地層は川沿いなどに露出し、近代以降、地質学上の著名な観察場所として、重要な役割を果たしてきました。

  現在の日本列島の原型は、今から約2,000万年前から1,500万年前にかけて形成されたとされており、秩父盆地に分布する古秩父湾の地層と化石群は、日本列島形成当時の日本近海で起こった地殻変動や生物群集及び古環境の変遷を示すものです。

 今回、これらの地層の露出状況及び化石標本の産出状態が良好であり、学術上貴重であるとして、国の天然記念物に指定するよう答申が行われました。

 

3 指定される予定の物件一覧

名称

面積/員数

所在地

所有者

前原の不整合

1411.00平方メートル

秩父郡皆野町大渕

個人

犬木の不整合

422.00平方メートル

秩父郡小鹿野町三山

個人

取方の大露頭

35818.96平方メートル

秩父市下吉田

国・秩父市・個人

ようばけ

107041.00平方メートル

秩父郡小鹿野町長留

個人

大野原パレオパラドキシア化石産地

629.51平方メートル

秩父市大野原

新田橋の礫岩露頭

2228.00平方メートル

秩父郡横瀬町横瀬

横瀬町

海棲哺乳類化石群

9件

秩父郡長瀞町長瀞

埼玉県

(化石群内訳)秩父市大野原産出パレオパラドキシア骨格化石/小鹿野町般若産出パレオパラドキシア骨格化石/小鹿野町三山産出パレオパラドキシア骨格化石/秩父市寺尾産出パレオパラドキシア頭骨化石/皆野町大渕産出パレオパラドキシア化石/秩父市栃谷産出パレオパラドキシア骨格化石/秩父市大野原産出チチブクジラ骨格化石/秩父市蓼沼産出チチブクジラ骨格化石/小鹿野町般若産出オガノヒゲクジラ頭骨化石

 

4 指定の特徴

  • ある地域の一つの地質時代の「ストーリー」が評価され、複数の露頭と化石群がセットで指定されるのは、全国で初めてのことです。
  • 秩父には、明治以降130年に及ぶ地質学の歴史があり、長年にわたり、秩父盆地の露頭や堆積層、化石に関する研究が重ねられてきました。また、化石標本も散逸せず地元の博物館に収蔵され、それらが改めて「古秩父湾」盛衰の物語に体系的に整理され、今回の指定に繋がりました。
  • 複数の化石が、当時の多様な生物群集を代表するものとして「群」として指定されるのは、全国で初めてのことです。
  • 恐竜絶滅後、哺乳類が繁栄していった地質時代「新生代」の化石として、全国で初めての指定です。哺乳類化石の指定も初めてのことです。(動物化石としては、既に中生代の海棲爬虫類(魚竜)化石が2件指定されており、国内3例目になります)。
  • 県内では、昭和43年の「平林寺境内林」(新座市)指定以来、48年振りの国指定天然記念物誕生となります。

 

5 関連事業

企画展「パレオパラドキシア~大野原標本発掘から40年~」

 期間:開催中~12月27日(日曜日)

 会場:県立自然の博物館(秩父郡長瀞町長瀞1417-1)

 ※ 今回指定される全ての化石標本を特別公開しています。

記念缶バッチプレゼント!

 期間:11月21日(土曜日)、22日(日曜日)、23日(月曜日)

 個数:各日先着100名様

 場所:県立自然の博物館(秩父郡長瀞町長瀞1417-1)

自然の博物館セミナー(講演会)

 日時:12月12日(土曜日)10時30分~15時30分(申込不要、入退場自由)

 ※ うち「古秩父湾、秩父に眠る太古の海の200万年間のドラマ」11時30分~12時10分予定

 会場:県立久喜図書館(久喜市下早見85-5)

秩父鉄道SLパレオエクスプレス、記念ヘッドマーク掲出&記念乗車証プレゼント

 期間:11月21日(土曜日)10時10分熊谷駅発(往路)、14時03分三峰口駅発(復路)

 ※ 詳細は秩父鉄道企画部(048-523-3313)までお問い合わせください。

 

※参考資料:古秩父湾の盛衰と各指定物件概要について(PDF:1,140KB)

 

※ 詳しいお問い合わせ先 県立自然の博物館 0494-66-0407

 秩父市教育委員会 0494-22-2481

 小鹿野町教育委員会 0494-75-0063

 長瀞町教育委員会 0494-66-3113

 皆野町教育委員会 0494-62-4563

 横瀬町教育委員会 0494-25-0118

県政ニュースのトップに戻る

Adobe Readerのダウンロードページへ

PDF形式のファイルをご覧いただく場合には、Adobe Readerが必要です。Adobe Readerをお持ちでない方は、バナーのリンク先から無料ダウンロードしてください。