第5病棟
第5病棟案内
治療対象
児童思春期外来に通院中の、入院治療が必要と判断された小、中学生のお子さんを対象に、入院治療を行っています。
対象となる主な疾患は、統合失調症、うつ病などの精神病、強迫性障害、身体表現性障害などのいわゆる神経症、発達障害の2次的反応などです。摂食障害に関しては、当センターでの診療ができない場合もありますので、他の医療機関と連携を図ります。
治療
薬物療法を中心に、精神療法、集団精神療法、認知行動療法、作業療法などを、治療スタッフとの面接、病棟治療プログラムといった形でそれぞれのお子さんにあわせて提供していきます。
運動療法室
入院期間
概ね100日以内の短期入院を目指しています。治療後は生活の中で医療や相談が継続できるよう、地域の機関に戻って頂くことを原則としています。中学卒業後も精神医療センターでの治療が必要であれば、成人の外来、病棟で治療を継続します。
ホール
ナースステーション
病棟生活
規則正しい生活リズムができるよう、スケジュールに添った療養生活を送っていただきます。 → 病棟の1日のスケジュール
病室彩りある療養生活が送れるよう、季節に応じた病棟行事を開催しています。
病棟スタッフ
児童精神科医4名、看護師23名、臨床心理士4名、作業療法士1名が配属されています。
学習
必要な子は入院中も学習が継続できるよう、岩槻特別支援学校の訪問学級(小中学校)を設置しています。
訪問学級

病棟の構造
- 保護室
- 3床(3室)
- 個室
- 27床(27室)=全室個室
- 病棟見取り図
○用語解説
* 統合失調症:幻覚(実際には存在しないものが見える、聞こえる)、妄想(「誰かに見られている」「悪口を言われている」)が主な症状ですが、児童思春期では、はっきりしない事もあります。「何か変だ」と漠然とした緊迫感を訴え、引きこもることもあります。* うつ病:「眠れない」「体がだるい」「食欲がない」などと訴えます。また様々な身体の不調を訴えることもあります。今まで好んでやっていた遊びに興味が持てなくなったり、気力がわかず、集中力が欠如して、不登校傾向となります。気分がふさぎ、絶望的になり、不安になります。イライラしてじっとしていられなくなります。自殺をほのめかすこともあります。
* 強迫性障害:自分では無意味で不合理だと思っている考えや行動に支配されてしまう状態です。例えば、手を洗っても洗っても汚れが落ちない気がして、長時間洗い続けてやめられないようなことです。
* 身体表現性障害:自分では気づかない不安、ストレス、葛藤が体の症状となって現れます。身体的な検査を行っても異常はありません。また、「自分は重大な病気に侵されているのではないか」と過剰に心配する心気障害もあります。
* 解離性障害:ある時期の記憶が抜け落ちていたり、自分のしたことや当時の状況を覚えていなかったりします。他の人格と入れ替わる現象が起きる場合もあります。
* 発達障害の2次的反応:発達障害とはその子が生まれ持ったハンディキャップです。具体的には、精神遅滞、広汎性発達障害(自閉症、アスペルガー症候群)、注意欠陥多動性障害があげられます。発達障害を持つ子ども達は、日常生活でのストレスが多く、不適応を起こしやすく、成長過程で上記のような疾患の症状を呈してくることがあります。それを2次的反応と言います。
* 作業療法 工作、運動、料理、遊びなどの様々な作業活動を利用して、お子さんの得意な事・苦手な事、家や学校で生活しやすい方法を一緒に考えていきます。個別にじっくりと時間をかけておつきあいし、上記のような評価だけではなく、お子さんの入院生活の気分転換も兼ねています。
病棟の1日のスケジュール
日課表
| 7:00 | 7:30 | 9:20 | 11:30 | 13:00 | 14:30 |
|---|---|---|---|---|---|
| 起床洗面 | 朝食登校準備 | 学校 | 昼食12:00〜 | 学校 | 病棟プログラム |
| 15:30 | 18:00 | 18:30 | 20:00 | 22:00 |
|---|---|---|---|---|
| おやつ・自由時間 | 夕食 | 自由時間 | ねる準備 | 消灯 |
★月・火・木の午後(14:45〜15:30)は、病棟でプログラムがあります。
* 病棟行事
七夕会、かき氷大会、スイカ割り大会、盆踊り大会、クリスマス会など
レクリエーション(生どら焼き作り)
病棟見取り図