基礎工(杭基礎)

橋台や橋脚の下で橋を支える杭を打つ作業です。

橋の形式のところで説明したように、基礎にもいくつか種類があります。ここで使われている基礎は杭(くい)基礎です。
中掘工  下の写真はこの現場で使われる杭です。直径0.6m長さ13mあります。
 真ん中に見えるドリル(アースオーガといいます)で杭の内側を掘っていきます。杭の下側には、地面に打ち込みやすくするための部品(フリクションカッター)が付いています。
PHC杭
 この工法は「中掘(なかぼり)工」といいます。アースオーガで杭の内側を掘っていきます。掘っていきながら杭に力をくわえて埋めていきます。掘っている途中で、杭の中に土がつまってしまわないように、アースオーガの先端から圧縮された空気や水を送っています。
杭打状況杭打機2  このようにして、目的の深さまで掘り進んだ後、セメントミルクを流し込んで、杭の先端を固めます
基礎砕石工
 上の写真は杭を打ち込み終わってこの後の橋台を作るために基礎砕石を敷きならしています。

杭の種類について
基礎に使われる杭にも様々な種類があります。ここでは、その代表的なものを紹介します。
PHC杭 プレテンション方式遠心力高強度プレストレストコンクリート杭 今回の現場で使用されている杭で、プレストレストコンクリートが使われています。
RC杭 遠心力鉄筋コンクリート杭 プレストレスをかけていないコンクリート杭。強度はPHC杭の約半分です。
鋼管杭 でできた杭で、管状になっていて最低厚9mm以上とされています。
場所打ち杭 現場で杭を作成する工法で、杭の直径(80cm以上)が大きい時に使われます。

基礎工(杭基礎) 躯体工