植物の育て方
植物を育てるポイントをお伝えします
草花編
1年草
○ 種まき植物の種が発芽するためには温度、水、空気が必要でそれぞれの種類によって好適な温度が違います。種の袋には必ず書いてありますから守ってください。自分で取った種では事前に調べてください。まき方は直まき、ポットまき、鉢まき、箱まきなど植物の種類、用途等都合に合わせて選びます。直まき、ポットまきはルピナス等移植を嫌う植物で行います。鉢まき、箱まきは移植に強い植物、種が小さい植物で行います。
※ 直まきではまき床をよく耕し、土の表面を平らにし、植物の性質に合わせた間隔で種をまきます。覆土(種の上にかける土)は、種の大きさの3倍が標準ですが、植物によって好光性種子(ペチュニア、ベゴニア等)、嫌光性種子(ジニア、ハゲイトウ等)があり、好光性種子は土をかけず、嫌光性種子はしっかりとかけます。
※ 鉢、箱まきでは水はけよく、ある程度水持ちも良い用土を使います。種の小さい種類では粒子が小さい用土がよく、近年市販の播種用土も多く利用されています。微量の肥料を含んでいます。
○ ポット上げ
直まき以外の種子が発芽し、本葉が数枚出た状態で行います。1本1本の地上部、地下部が平均に育つようにするためです。用土は水はけよく、清潔なものを使い、肥料はわずかに混ぜるか液体肥料を指定された倍率に薄めたものを10日間隔(ぐらい)で与えるかします。植物の生長をよく観察して肥料の調節をしてください。
○ 鉢上げ・定植(園芸店等で花苗を購入するとここから)
ポットで生長している植物が利用できる大きさになったら、行います。花壇、植木鉢、プランター、テラコッタ等にお好みで植えてください。肥料は元肥として緩行性肥料を植える場所の大きさに合わせて施し、適宜液体肥料を10日ごとに(あくまでも目安)追加します。但し、やりすぎは葉や茎が大きくなりすぎるばかりで花芽分化を妨げます。
春まき1年草
日本の夏の高温多湿に耐えられる、そして冬の低温に耐えられない草花です。自生地では多年生でも日本では1年草扱いを受けている植物もあります。この場合、温室などで冬季加温できれば多年草となります。
| ヒマワリ | サルビア | ケイトウ | マツバボタン |
| ペチュニア | マリーゴールド | インパチェンス |
秋まき1年草
日本の冬の低温に耐えられ、夏の高温に耐えられない草花です。| パンジー・ビオラ | ハボタン | スイートアリッサム | キンギョソウ |
| キンセンカ | クリサンセマム | デージー |
球根類
球根類は様々な形と大きさがありますが、共通する植え付けはそれぞれの球根の3倍の深さに植え付けます。ユリでは心持ちそれより深めとします。○ 植え付け
※ 鉢、箱、プランター等
球根植物の地上部の大きさで鉢やプランターの大きさを決め、用土を入れます。球根性植物はおおむね水はけの良い用土を好みます。花が終わったらすぐ処分する場合と地上部が枯れてから掘り上げる場合があります。すぐ処分の場合、用土もあまり吟味することもなく肥料も必要ありません。
※直植え
植え込み場所の環境と植物の性質を十分に注意する。花壇等では花が咲き終わったらすぐ処分することが多いので、問題は少ないが、庭の植え込みなどでは他の植物との関係、日当たり、乾燥度等で2年目以降生育不良となることが多い。環境が合えばスイセン、ユリ等は毎年植え替えるより3年ぐらい植え替えない方がよく増えたり、花が多くなる。
○ 堀上・保存
堀上げは地上部が枯れるまで待って行います。地上部が緑のうちに掘り上げたり、葉を切った場合翌年の開花は期待できません。掘り上げたら、日陰で乾燥させて保存するもの、ユリ類のように湿った(びしょびしょではだめ)おがくず等に包んで保存するもの、クワイのように水中で保存するものがあります。
宿根草類(耐寒性のあるもの)
常緑多年草(オモト、ハラン、エビネ等)
○ 植え付け
※ 鉢、プランター等
3〜5月初旬と9月が適期です。植え付ける植物の根部を水でよく洗い、枯れた根やゴミを取っておきます。用土は赤玉土、鹿沼土、桐生砂等のみじんを抜いた少ない〜細流等を適宜配合して使います。水はけと自分の灌水方法から配合します。鉢の底にやや大粒のごろや発泡スチロールの破片などを入れるのも水はけを良くしますが、灌水間隔の開く人はやめた方が無難です。植える植物の根を鉢に入れ、新芽のある部分を鉢の中心にあわせていねいに用土を根の間に入れていきます。新芽が複数ある場合は株の中心を真ん中にします。植え終わったら鉢ごと水に漬け、軽く上下にゆすって株を落ち着かせます。植えて半月たったら緩行性肥料を与えます。
鉢の置き場は植物の性質に合わせておきます。
※ 庭植え
植え付け適期は鉢に植えるのと同じです。
庭植で大切なことは植物の性質と環境を合わせることです。日当たり、日陰、半日陰、乾燥地などと植物の性質を考えて場所を決めます。
植場所を株の2〜3倍くらいを深く掘り、よく熟した腐葉土や堆肥等有機物を土と混ぜて埋め戻し、植え付けます。すぐにたっぷり灌水します。
○ 植え替え・株分け
株が大きくなりすぎたり、鉢の縁に新芽が当たるようになったら植え替えます。
株をていねいに掘り上げ、根の部分を水で洗い、枯れた根、ゴミなどを取ります。
地下茎の部分をよく観察し、新芽を付けて適当な大きさに分けます。植え付け方法は同じです。
宿根草類(フクジュソウ、サクラソウ等)
○ 植え付け1年のうち地上部が枯れた時期のある草本植物です。植え付けの適期はこの地上部が枯れているときです。地上部が枯れているので、新芽や地下茎を痛めないよう注意深く掘り上げます。掘り上げた後の作業は常緑多年草と同じです。
※ 鉢、プランター等
植え付け時期が地上部の枯れたときのほかは常緑多年草と同じです。
サクラソウは毎年植え替えます。
※ 直植え
常緑多年草と同じです。
○ 植え替え・株分け
地上部が枯れた時期に常緑多年草と同様に行います。
宿根草類(耐寒性のないもの)
近年園芸店等では観葉植物的草本や、花木が販売されている。これらは春まき1年草と同じ扱いとなるが、鉢植えの場合冬季に加温できる施設、サッシ等で機密性の高い住宅では、十分越冬することができる。花づくりハンドブック(彩の国まごころ国体編)
2004年のまごころ国体花いっぱい運動で紹介された花です。画像をクリックすると育て方を御覧になれます。![]() アゲラタム |
![]() インパチェンス |
![]() キク |
![]() クジャクソウ |
![]() ケイトウ |
![]() コスモス |
![]() コリウス |
![]() サルビア |
![]() ジニア |
![]() トレニア |
![]() ニチニチソウ |
ヒマワリ |
![]() ベゴニア |
![]() ペチュニア |
![]() ポーチュラカ |
![]() マリーゴールド |
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