グラフに見る薬物犯罪データ(H19年度埼玉県版)

埼玉県の薬物事犯検挙者に占める「再犯者数と再犯率」

再犯者数と再犯率
薬物事犯の検挙者数は平成13年から大きく減少傾向にあったが、平成17年には再び増加に反転してる。再犯率も55パーセントに迫っている。平成18年には検挙者数は減少したものの、再犯率は上昇し、薬物の誘惑から逃れることの難しさを表す数値となっている。

埼玉県の「薬物事犯別の検挙者数」

薬物事犯別検挙者数
日本で最も乱用されている薬物は覚せい剤であり、薬物事犯における検挙者のほとんどを占めている。グラフで見るとおり、埼玉県も同様である。
覚せい剤事犯は、密売によって得られる利益が莫大であるため、暴力団が深く関与していることが伺われる。

埼玉県内の薬物事犯検挙者数と少年の内訳

薬物事犯検挙者数と少年の内訳
各学校では薬物乱用防止教室が行われ、街頭では薬物乱用防止キャンペーンが盛んに行われている。
しかし、少年の検挙者数は20人前後で安定してしまっている。なにか抜本的な解決策はないだろうか…。

埼玉県内の覚せい剤事犯検挙者数と少年の内訳

覚せい剤検挙者の中の少年
左のグラフの中学生・高校生の覚せい剤事犯検挙者数を少ないと見てよいのだろうか?
平成16年11月、埼玉県西部の女子中学生がネットで知り合った男性に覚せい剤の注射をうたれた事件、平成17年6月、県立高校生が学校内でジュースに混ぜた覚せい剤を使用した事件が記憶に新しいが、これは氷山の一角と考えるべきだろう。
中学生の段階から薬物乱用防止の教育を徹底させなければならない…なぜなら本来ならばグラフの数値は「0」であるべきなのだから。

埼玉県内の大麻事犯検挙者数と少年の内訳

大麻検挙者数と少年の割合
大麻はタバコよりも無害である…少年の中にはこのように誤解している者もいる。ヨーロッパの国々の中には大麻を公然と買えるところがあるではないか、というのがその考えの根拠である。
しかし、それは間違いで、それらの国でも刑法では禁止されてるのである。しかし、残念ながら蔓延してしまっている現実があり、取り締まることができなくなり、黙認せざるを得ない状況になっているだけである。
大麻に気軽に手を出す少年たちがいることは憂慮すべき事態である。

平成17年度のデータはこちらです。