| イ 死因別死亡数及び死亡率 |
表−7 主な死因別死亡数及び死亡率(対前年比較)
死因別に死亡率(人口10万対)の年次推移をみると、悪性新生物は昭和55年以降概ね上昇を続け、平成15年には200.0を超えた。
また、昭和56年以降は死因順位第1位である。
心疾患は、緩やかに上昇しており、平成14年から100.0を越えている。
脳血管疾患は緩やかな低下傾向にある。
なお、平成6・7年の心疾患及び脳血管疾患の著しい変動は、死亡傾向が急激に変化したものではなく、死因分類(ICD-10)及び
死亡診断書の改正によるものと考えられる。
※ 死因分類(ICD-10)及び死亡診断書の改正による影響
心疾患の平成6年から3年間は、大きく前年を下回っている。この低下は、平成7年1月施行の新しい死診断書(死体検案書)に
おける注意書き「死亡の原因欄には、疾患の終末期の状態としての心不全、呼吸不全等は書かないでください」の影響が考えられる。
脳血管疾患は、平成7年は前年を大きく上回った。これは、死因分類の改正で、肺炎に影響を与えた疾患として脳出血を死亡原因と
するようになった影響が考えられる。
なお、逆に肺炎は減少している。
年齢階級別に死因別割合をみると、10歳代まででは不慮の事故、20歳代、30歳代では自殺、40〜80歳代では悪性新生物、
90歳以上では心疾患の割合が最も高くなっている。