埼玉県認知症地域支援体制構築モデル事業とは?
県では、平成19年10月からさいたま市浦和区をモデル地域に指定し、認知症の人と家族を支える社会資源をネットワーク化し、それらの相互連携により、地域ぐるみの支援体制を構築するためのモデル事業を、NPO法人さいたまNPOセンターに委託して実施しました。その事業が平成20年3月に終了しましたので、その成果をお知らせします。
平成19年度・20年度 埼玉県認知症地域支援体制構築モデル事業の事業内容と成果
1 アンケートの実施
事業を開始するに当たって、認知症の地域サポート体制づくりのためのアンケートを実施した。
2 一般研修
地域の人々に認知症について正しく理解をしてもらうために、サポーター養成講座を開催し、平成20年12月末までに2 ,047人の認知症サポーターを養成した。
3 専門家研修
浦和区内の地域包括支援センター、居宅介護支援事業所職員や、介護保険サービス事業所の介護従事者が認知症の基礎知識を深め、認知症ケアの質と実力を向上するとともに専門職間のネットワークを構築するため、2回、各3日間研修を実施し、延べ194人が参加した。
4 子どもを対象とした学習
小・中・高校生を対象に、認知症について正しく理解し、認知症の人や家族の立場を考えたり、サポートのあり方を考える授業等を5回行い、899人が参加した。
5 認知症地域資源マップの作成
認知症の人と家族が地域で安心して生活できるよう、地域の資源や相談先等をまとめた「認知症ガイドマップ」を作成した。その際、さいたま市4医師会の協力を得て、「もの忘れ相談医」のリストも加えた。
※平成21年5月26日まで掲載されていた”「認知症ガイドマップ」の表(下)”の4ページ目「高齢者が気軽に参加できる集まりをつくりませんか」の問い合わせ先の部分に、次のとおり誤りがありました。お詫びいたします。
また、「認知症」と「認知症サポーター養成事業」に関する地域情報等を掲載したホームページが、さいたま市浦和区のホームページ内に立ち上がった。
6 認知症地域支援フォーラムの開催
事業の取組等について発表する認知症地域支援フォーラムを平成21年3月8日(日)彩の国すこやかプラザ(さいたま市浦和区)で開催し、328人(スタッフ等は除く)が参加した。
7 その他
事業を通じて、市、区、医師会、地区社会福祉協議会、民生委員・児童委員、自治会、NPO法人等、多くの地域の担い手が関わったため、関係者のネットワークづくりにプラスになった。
