



| 質 問 |
| 内 容 | 標本数はどの程度あればよいのですか? | ||
| 分 類 | 統計全般に関すること | ||
| 回 答 |
| 担 当 | 統計課企画指導担当 | |||||
| 内 容 |
標本調査を行う場合、まず標本の抽出方法を検討しますが、その次に考えるべきは、標本数をいくつにするかです。
これは設定する質問条件等によって、複雑な計算が必要となり、個々のケースによってだいぶ異なります。
そこで、意識調査「・・・については賛成が○%」といった設問を想定して、最も簡単なケースを紹介します。
まず、標本数をいくつにすればよいかを求める式は、
で表します。 さて上記の式のうち、λ(ラムダ)は、推計結果の信頼水準によって定まる値で、
λ=1のときは、信頼水準が68%
λ=2のときは、信頼水準が95%
λ=3のときは、信頼水準が99.7%
となります。
通常のケースでは、信頼水準95%となる、λ=2の値を使用します。
pは、「・・・については賛成が○%」の「○%」であり、qは1からpを引いたものです。通常、p×qが最大になる値(0.5×0.5=0.25、つまりp、qともに50%のとき)をとります。
dの標本誤差(サンプリング誤差)は、通常3%を想定します。この場合の「標本誤差」は、絶対誤差で、誤差3%とは、回答結果が50%の場合50±3%、すなわち47%〜53%の間に真の値があるということになります。
これらの数値を上記 I の式に入れてみると、
という結果が導き出され、調査結果を誤差3%以内に収めようとすれば、1111本の標本が必要ということが分かります。
ただし、回収率を、6〜7割程度と想定すると、上で求めた標本数を1.5倍して、
1111本×1.5=1667本 ≒ 1600〜1700本
が必要になるということが導き出されます。 なお、母集団(N)が標本数よりあまり大きくない場合(およそ1万以下の母集団の場合)は、上で求めた標本数(n)に修正係数をかけて、標本数を減らすことが出来ます。
本来、上記 I の標本数を決定する式に行き着くまで、多少面倒な計算を行っているのですが、ここでは省略させていただきます。
参考までに、別ページを設けて置きますので、興味のある方は関連リンクをご覧になってください。
別ページをご覧いただくと、標本数の決定は、統計の精度、つまりは標本誤差の許容範囲をどこまでにするのかによって、決まるというのがお分かりいただけると思います。
参考文献
統計実務基礎知識参考書・平成14年度版 財団法人全国統計協会連合会 発行
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| 関連リンク |
| 標本数の決定式 | http://www.pref.saitama.lg.jp/A01/BP00/faq/q14-1.html | ||